苗字研究家の高信幸男さんてどんな人?超マニアックな経歴を教えて!

今日は、「沸騰ワード10」によく出演される、苗字研究科の高信幸男さんについてです!

高信さんはこの番組への出演は初めてではなく、はんこが日本一揃う店「はんのひでしま」さんとの対決を何度か繰り広げています。

今回もこの日本一のはんこ屋さんと、珍しい苗字の対決です。

以前から学校で先生が読むことができない「キラキラネーム」なる名前が話題になっていますが、苗字も同じことですね。

「小鳥遊」と書いて「タカナシ」さん、「月見里」と書いて「ヤマナシ」さんなんてキラキラネームがいくら頑張っても足元にも及ばない日本人の遊び心にあふれています。苗字っておもしろいですね。

今までははんこ屋さん優勢でしたが、今回はどうでしょうか。




苗字研究家の高信幸男(たかのぶゆきお)さんってどんな人?


<出典:TBSラジオより>
高信幸男(たかのぶゆきお)さんは、1956生まれで茨城県大子町出身です。今年で62歳なんですね。

高校1年の頃から苗字の研究を始め、全国を津々浦々と旅しながら名字の由来やエピソードなどを取材しているのだそうです。

高校生の頃からって……16歳ですよね。

筋金入りのものすごいマニアです。苗字一筋46年、まさに苗字研究の申し子。

そのまま大学の先生などアカデミックに苗字研究の分野に進んだのかと思ったら、なんとこの方、元官僚です。

水戸、札幌、さいたま、甲府、東京、横浜の各法務局に勤務し、東京法務局人権第一課長、首席登記官、民事行政部次長などを歴任、昨年2017年に退官しました。

法務局って……ああなるほど、戸籍事務ですね。趣味と実益を兼ねた、素晴らしい職業選択です(笑)。

在野の研究者でもなく、公務のかたわら、趣味の苗字研究をコツコツと続けていたんですね。

しかも、退職後に天下りや再就職をせず、趣味の苗字研究に時間を使って没頭する姿勢に、たいへん好感が持てます。

老後の充実度が違ってきますので、好きなことを持つって大事ですね。テレビを見ても生き生きしていますもの。

現在では、県や市町村、大学などの学校での公演活動や、多数のテレビ、ラジオなどにも出演されたり、監修をしています。

名字由来net」というホームページの首席アドバイザーにもなっていますし、著書も執筆されているので、知らず知らずのうちにお世話になっている人も多いのではないでしょうか。

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フットワークが軽く、民俗学にも造詣が深い

高信幸男さんは、どうやら珍しい名字を発見すると、持ち前のフットワークの軽さで現地に調査に飛んでいかれるようです。

苗字研究は、地名や歴史に大変深く関連しており、人類学や民俗学にも分野をまたぐものです。

こういったことをを研究するには、単に机の前に座って物事を考え考察するだけではなく、実際に足を使ってあちこちに赴いて、なるべく多くの人の話を聞いたり、その土地でしか見ることのできない資料を読んだり、その土地でしか知られていない伝説伝承を調べたり……といったまめで地道な調査が、とても有効で大切です。

高信幸男さんは高校生の頃から実際にこのような探究心から、現在でも日本の名字研究をリードする存在の方のようですね。

単なる机上のマニアではなく、全国各地を訪ね歩き、実際に珍名さんにお会いし、その由来やエピソード等の聞き取り調査を行っています。

こういった地道な研究の積み重ねで、名字の由来や読み方から、先人の面白い発想や名字をつける時の苦労にふれることができるのですね。お話がとてもおもしろいです。

高信さんは何冊か著書を出版していますので、ご紹介します(アマゾンに飛びます)。

難読 珍名 日本人の名字 クイズ (DIA Collection)

名字歳時記

難読稀姓辞典

在職中にこういう専門書を出せるくらいの知識がある方なんですねえ。すごいです。

公務員だったので、本の出版には上司の許可を取るなどいろいろ手続きが必要だったのでしょうが、こういう本ならスムーズにOKが出たんだろうなあ。

まとめ:趣味をそのまま仕事にするより趣味に携われる職業を探すこと

誰もが一度は自分のルーツを求めて、自分の苗字の由来を探すことがあると思います。

珍しい苗字というと漫画やアニメなどでもよく目にしますが、現実にはまだまだ膨大な珍苗字があるそうで、まさに「事実は小説よりも奇なり」って感じですねぇ。

高信さんは16歳の頃から苗字に興味を持ち、机上の研究だけでなく実際に仕事で戸籍の事務を経験し、そのかたわらフィールドワークもこなして目と耳と足を使って苗字研究を極めた方です。

苗字に関しては、単なる「元官僚」「マニア」ではありません。

過言ではなく苗字研究に一生を捧げた高信さんの苗字の知識にまた触れられることが嬉しいです。

苗字が好きだからといって安易にアカデミズムに走らず、現実を見据えて地位と名誉と給料と生活保障と定時帰りと老後の生活も保証されている公務員を職業に選んだ判断も素晴らしいです。

「紫式部を追いかけたい」「紋章が好き」「シンボル研究がしたい」からといって大学の研究員を目指す人が文系分野に多いですが、狭き門ですし、現実は非正規雇用の口を見つけるのがやっとでしょう。

趣味は趣味にまずとどめておいて、少しピントを「ずらし」て自分の好きな分野に近い職業を探すことをお勧めします。

本当に好きなら仕事しながら、仕事をしながらでも40年は続けられるはず。

これだけ趣味一筋に打ち込めることができれば、退職後はきっとテレビからお声がかかります。

日本一のはんこ屋さんである「はんのひでしま」のご主人・秀島徹さんも探求心においては高信さんには負けないタイプなので、「官僚なんぞに負けてなるものか」という静かな意地が感じられる対決を楽しみにしています。

今回もとても興味深い番組になるでしょう。

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