うんこドリルの山本周嗣社長(文響社)はパワハラのプロ!経歴や年収を教えて!


↑↑↑現在文響社で募集中の求人。怖くて応募できない。<出典:文響社HP>

山本周嗣(やまもとしゅうじ)社長は、子供たちに大人気の「うんこ漢字ドリル」を作った文響社の社長です。

文響社が出版している市販の学習参考書で、うんこを題材としています。

小学校1~6年ごとに出版されており、各学年で習う漢字をすべて網羅した内容で、2017年3月に初版3万6000部で発売されています。

発売後約2カ月で発行部数148万を記録しており、大ベストセラーとなりました。累計の発行部数は300万部以上にのぼります。

しかし、このドリルの出版元である文響社の社長のパワハラが話題になっています。

山本社長のパワハラに耐えかね、社員が大量退職したというのです。

山本社長の経歴や年収、ここまで事態が悪化した原因について調べてみました。




うんこドリルとは?

社会現象にまでなった「うんこドリル」。

なぜうんこドリルがこれほどまでに売れたのでしょうか?

それは、集中力を切らしがちな子供たちが、漢字の勉強を楽しく笑いながら覚えられることに配慮したからです。

子供の頃は、学校のトイレで誰かがうんこをすると大騒ぎするほど、小学生はうんこに敏感で、裏返せば大好きです。

私たちにも多少覚えはあるのではないでしょうか。

子供たちが「楽しく学べる」という顧客のニーズを把握して、振り切るところまで振り切った結果と言えるでしょう。


子供たちの興味を的確にとらえ、それを教育に使う、常識破りのたいへんユニークな発想でメガヒットになりました。

学習参考書としては初のオリコン週間書籍ランキング総合1位獲得、流行語大賞にもノミネートされ、グッドデザイン賞の金賞を受賞するなど、社会現象を巻き起こしていたのです。

パワハラによるスタッフ大量退社

しかし、こういった栄光の影で、版元である文響社では、社長によるスタッフへのパワハラが日常的に行われていたというのです。

文響社の山本周嗣社長(41)について元社員に尋ねると、こんな回答が返ってきます。

「実力主義を掲げる社長は、頑張っている過程は無視し、結果のみで評価します。それはある程度仕方なくても、昨日は怒らなかったことを今日は怒るなど、テンションの上下が激しい。

怒り出すと“なんでこんな簡単なことができないんだ”“なんで指示したのと逆のことばかりやるんだ”“(頭が)おかしいんじゃないか”などと、1時間以上やり込められ、反論すると怒鳴られる時間が長びく。

ある朝、電話で“この会社と契約しておいて”と言われたので契約すると、翌日“オレはそんなこと言ってない。なんで契約したんだ”と怒鳴られたことも。
残業も月100時間以上は当たり前。なのに一方的に基本給を下げられた人もいます。私が勤めている間に、15人以上は会社を辞めました」

ダブルスタンダードってやつです。

パワハラ上司の典型例です。

残業100時間ということは、平日だけでも夜10時・11時帰りは当たり前ということですね。

もちろん平日だけの勤務ではすまないでしょうし……。

ほかの元社員も、

「社長はいつも一部社員をターゲットにするので、周囲も社長に同調して、その人を蔑むようになる。トイレに行くと、“あいつムカつくから辞めさせたほうがいいんじゃない”“会社で首吊ったらヤバいね”とか言いながら、みんなで笑うことも。

取引先との初対面の挨拶で先輩に“こいつは仕事ができなくて、こんなミスをするので先に謝っておきます”なんて紹介されることもあります」

単なるモラハラ野郎じゃないですか(激怒)。

これを社長が率先してやるなんて……。

別の社員はこんな話も。

「“君が売り上げている数字だと会社にいられなくなるよ”“君のためにも会社のためにも、仕事を変えたほうがいいんじゃない”とか言われました。

また、欠点を指摘しながら“君も大人だし、性格はもう変えられない”と言うんです。ボーナスも理由をつけて1年で数十万円下げられた。フロア全体に響く声で叱責されている人もいました」

社員さんには同情を禁じえません……。

子供に夢と笑いを与える参考書をつくる会社の現場が、これほどまでにブラックな環境でドロドロだったんですね。
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山本周嗣社長の経歴

名 前:山本周嗣(やまもと しゅうじ)

年 齢:41歳 (1976年生まれ)

中学校:東海中学

高 校:東海高校

大 学:学習院大学法学部(偏差値60)

職 歴:リーマンブラザース

Deutsche Bank(ドイツ銀行)

文響社代表取締役社長

山本社長は新卒でリーマンブラザースに就職しています。

こちらの会社は、かつてアメリカのニューヨークに本社を置いていた大手投資銀行グループで、2008年の世界的金融危機の発端を招いた、外資系の超絶エリート証券会社でした。

リーマンショック時、山本社長は32歳。この時に退社したのでしょうか。

次のドイツ銀行はドイツのフランクフルトにあるメガバンク。「ドイツ三大銀行」と呼ばれていました。

ただしこの銀行、すでに内部で不正競争が横行しており、2009年には別企業に救済されています。

文響社は2010年に設立していますので、ドイツ銀行には短期間の在籍だったようです。

時代の流れによる不運はあっても、基本的に山本社長は金融系の優秀なエリートだったわけですね。

リーマンブラザーズの基本給は1000万円。普通に仕事してたらもらえる額らしいですが、とにかく長時間働くから、時給で計算したらアルバイト並みとか。

しかし、きちんと成果をあげればすぐに給料に還元されていたので、毎日モチベーション高く仕事ができたとか。

1000万円はあくまで基本給ですので、成果給が乗せられます。なので、もっともらっていたでしょう。平均は年収1500万円ほどだったそうです。

文響社設立から7年後に「うんこドリル」は大ヒットするのですが、その他にも

「3年の星占い 2008~2010 星座シリーズ」

「自営業の老後」

「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」

「超一流の雑談力」

「スパルタ婚活塾」

「それでも僕は夢を見る」

「人生はニャンとかなる!」「人生はワンチャンス!」

などの、話題となった本を出版しています。

しかし、最近はうんこドリル以外に出版のほうは、あんまり奮っていないようです。


これがストレスとなり、パワハラに及んだのかもしれません。

なお、会社の立ち上げに「夢をかなえるゾウ」がヒットした水野敬也さんがかかわってます。

※水野さんとは、中学時代の同級生です。

山本社長は他人を不快にするプロだった


<出典:古屋雄作オフィシャルウェブサイト

山本社長は「シュナイダー山本」という名前でタレント業もやっていて、テレビ東京の「怒らせ方講座」シリーズに出演していたのです…!

↓↓↓2007年~の番組なので、リーマンショックの直前直後の時期ですね。破綻の兆候はあったはずですが、何やってるんだろう…。ストレス溜まってたんだろうなきっと。


企画・構成:古屋雄作・水野敬也(←ここにも水野さんw)

ああなるほど、こうやって人を怒らせるプロ並みの知識・スキル・経験を身につけていたのですから、パワハラなんて朝飯前ということでしょうか。

てゆーかこれはパワハラ・モラハラのハウツー的番組ではないですか(汗)??
この調子で社員にパワハラしていたのだとしたら、確かにやられた方はたまりません。

うんこドリルは元々、この「怒らせ方講座」を手がけた映像ディレクターの古屋雄作さんの「うんこ川柳」がきっかけだったようです。

川柳をそのまま本にしてもターゲットがはっきりしないため、悩みながら川柳を眺めていたら「漢字なら子供の学習に繋がるのではないか」と思いついたそうです。

発想力はすごいものですし、しっかり小学生のツボを抑えていて、勉強を面白いものに変えているという点はとても素晴らしいですね。

でも、それも全部台無しです。

まとめ

ブラック会社への批判が日に日に高まる昨今、もちろんツイッター上の反応は厳しいものです。

うんこドリルの求人きてたのはそういうカラクリだったのね。
応募しなくてよかった。

社員が大量退職したそうですが、現在はどのくらいの人数が残っているのでしょう?

もともと、生き馬の目を抜く金融・証券の世界を泳いできた山本社長。

気性は激しい部分もあったのでしょう。

文響社は、社員数40名程度の会社です(正社員・派遣・バイト含む)。

元社員は「私が知っている限りでも15名は辞めた」と言っています。

全員がいっせいに退職したわけではないと思いますが、今、何人くらい残っているのでしょう?

これで会社、回るのでしょうかね?
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