さあさあ今月は、百合ちゃん×風見くん応援隊にはたまらない百合ちゃん回!!
最近ちょこちょこしか出てこなかった風見くんですが、今回はなんと電話で百合ちゃんとお話します……ってあれ、初めてじゃないですか風見くんと百合ちゃんが電話越しとはいえ接触するの。
みくりさんのお腹の赤ちゃんもすくすく育っていきます。
現代日本の働く男女の日常を、社会問題を織り交ぜながら淡々と描いていく、しかしよく考えさせられる逃げ恥、今月も絶好調です。
第50話「名は体を表す」
先月はレビューお休みしてしまったんですが、平匡さんが既婚者だとわかって、雨山さん(35)はショックを受けたんですよね。
ちょっと気の毒だけど……瑕疵の少ない男性は、とっくの昔に売れてるんですよ、若い女性に。
【Kiss10月号🏃♀️明日発売】#海野つなみ さん『#逃げるは恥だが役に立つ』が掲載✨
絶妙な言い回しに乗せられ、風見さんに百合ちゃんの入院のことを話してしまったみくり😣
そのことを聞いた百合ちゃんの反応は…?さらに、みくりと平匡さんの次のミッションは“命名”💦…!?#逃げ恥 pic.twitter.com/4hBht8ALDd
— Kiss編集部 (@Kiss_kodansha) August 23, 2019
シーンは平匡さんの会社の人たちと、ヨリッツ社の顔合わせ会の様子。
平匡さんの会社の仕事を、ヨリッツ社がサポートする形で、一緒に仕事をするって話でしたよね。
で、飲み会でよくあるのがサラダのとりわけシーン。
たまにいるんですよね、こういう時にしゃしゃり出るお局が。若い男性職員との数少ない接触の機会であるため、まさに道具をひったくる勢いで。
他の女性社員には恩着せがましく「サラダ取り分けてやった恩ポイント」を加算しつつね(←あ、毒が…)。
確かにわりとこういうの、「女性の役目」っぽいのですね。
雨山さんはこういうの苦手らしく、「またか…」と心の中でため息をついてますが、そこでさっそうと「僕がやります」と立ち上がったのが平匡さん。
こんな行動をとった動機というのがまたかわいらしくて、
「奥さん(みくりさん)に『サラダを取り分けてもらうのはちょっとときめく』と言われたから」
という……それ以来料理の取り分けは平匡さん担当になったとのことで、のろけているのか乗せられているのか(笑)。
でも、こういうちょっと抜けてるくらいの素直さが、夫婦円満の秘訣なのかなあ。
モブの人たちが賛同していますが、職場の飲み会で男性にきれいに取り分けられると、嬉しいものです(笑)。
平匡さんは平等に同じテーブルの人たちに、理系男子力を発揮してきれいにサラダを取り分けます。
もちろん雨山さんにも。
雨山さん(35)はときめきます。
ああ、やっぱり素敵だな津崎さん
奥さんの妊娠中って男性は浮気しやすいって言うな…
これが最後のチャンス…!?
思うだけなら自由ですが、それ完全に修羅場コースですよー雨山さーん。
まあ、「やっぱりそんなことできない、奥さんに優しい津崎さんが素敵なんだもん」と、アラフォー女性としてのの理性がしっかり働かせて考え直しているところが、雨山さんを嫌いになれないんですよね。
ときめくだけなら自由ですものね。
雨山さんにも次の恋の予感が?!
で、今月もパワハラモラハラセクハラ発言が平常運転の灰原さん。
悪気はないしそんなどぎつい内容ではないんですけど、やっぱり不快感を振りまいている人であることは確か。
本日は男性メンバーで、風俗のイメクラ話に花を咲かせています(2次会で話せばいいのに)。
もちろん雨山さんも不快に感じていたところ、思いがけぬ方向から賛同者が。しかも男性!!
雨山さんの後ろに座っていた「北見くん」という男性が、
「あれは男が男にするセクハラじゃん」
と、一刀両断。お見事です。
平匡さんとはまた違ったタイプの、冷笑・ニヒル系眼鏡男子ですが、「雨山さんもあんな所属にいて大変だったでしょう、こっちの席に移動しない?」と、声をかけてくれます。
これは……
これは!!!
雨山さんにも春のチャンスが巡ってきたのかもしれません!!
「もう実らない恋をしたり、えり好みをしている年齢ではないのだから」と、ちょっと寂し気な表情を見せますが、それでも平匡さんをあきらめ、一歩先に踏み出す前向きな姿勢が描かれていました。
津崎夫妻、名づけに悩む
出産日まで100日を切りました。
子供ができると、嬉しいながらもなかなか難しい問題に「子供の名づけ」というミッションがあります。
みくりさんのお腹の中の子供は、へその緒が股に挟まっていて性別がはっきりしないとのことで、名づけミッションの深度が2倍。
男の子と女の子の両方の名前を考えておくのか、どちらの性別でも通用する名前がいいのか、長じて性別が変わる場合も想定して……って、なんて先進的なんだみくりさん。
子供がどのような人生を選択しても、鷹揚に受け止めてくれそうな平匡さんとみくりさん。
いやーでも、両親がこれくらい柔軟な思考を持っているということは、子供にとって幸運ですよ。
「名前は親から子供への最初のプレゼントですから」
と、平匡さん。
そして津崎家では、お互いの名前の由来を教えあい、姓名判断の吉凶談義も交えつつ、なかなか決着がつかないまま夜は更けていくのでした……。
スポンサードリンク
今月の風見くんと百合ちゃん
さあ今月の風見くんと百合ちゃんですよーーーーー!!
腹腔鏡(ふくくうきょう)手術で、メスでお腹を開かず小さな穴を開けるという、身体に負担のかからない手術が無事に終わり、術後4日で退院できることになった百合ちゃん。
しかし、「子宮全摘」という事実は、重いです……。
看護師さんに対しては笑顔で接していても、子宮が完全になくなった自分の身体を想い、思わず涙が滲む百合ちゃん。
そこに、みくりさんからのLINE。
百合ちゃんの手術のことはプライベートな内容ということで、部外者である風見くんには話さなかったのですが、策士・風見くんの誘導にひっかかってうっかり話してしまったみくりさんでした。
しかし、いまだに風見くんからお見舞いのLINEひとつないことに、もんもんとする百合ちゃん……あーまだ好きなんだろうに、どうして別れたのよorz。
策士だけど、優しく出気づかいのある人なのに、自分が入院したと知ってもメッセージひとつよこしてくれないなんて……
と、
「もう恋人でもないし!もう退院するし!ノーメイクだし!急に来られても困るし!」
との間で、ぐるぐるぐるぐる……している間に、さすが働く女性・百合ちゃんは決断力があります!!
自分から風見くんに「みくりから私のこと聞きだしたでしょ」と、果敢にLINEするのです!!
もー百合ちゃんのこういうところ、大好きなんですヽ(*´∀`*)ノ ★
風見くん、一拍置いてちょっと考えるんですが、その時の表情がこちら。
↓↓↓
<出典:ツイッター画像より>
いったい何を企んでるんですか風見君(≧∇≦)!!
と、百合ちゃんファンがドキマギしてしまうような得体の知れなさ!!(いい意味で!)
風見くんから電話をかけ、「大丈夫ですか」と、優しく百合ちゃんを気遣います。
ここであまのじゃくなのが百合ちゃんで、「ふと困らせてやりたくなった」と、のちに動機を告白しています。
「子宮がんで、子宮を全摘したんだー」
つとめて明るく話す百合ちゃん。一瞬固まる風見くん。
この「間」に満足した百合ちゃんは、そのまま明るくまくしたてます。
「でも大丈夫!お金払って先進医療にしたから身体も楽でさー。やっぱ年くってから持つべきものはお金だね!」
「子宮だってまあもう使わないし生理だって上がってるし、正直なくてもかまわない臓器なんだよねー」
しかし風見くんは、百合ちゃんのそんな強がりを、しっかり見抜いているんですよ。
「すぐそういうこと言う。悪い癖ですよ。」
「あなたは大丈夫じゃないときも笑って大丈夫って言うでしょう。だから心配です」
風見くんのこのやさしさに、ついに百合ちゃんは泣いてしまいます。
声は震え、涙がぽろぽろ、吹き出しはガタガタ。
風見くんはお見舞いに行っていいかと聞きますが、入院中の百合ちゃんはこれを断ります。
すかさず風見くん、
じゃあ退院後デートしましょうか
と提案。よく言った風見くん!!
復縁キタ――♪ o(゚∀゚o) (o゚∀゚o) (o゚∀゚)o キタ――♪
と、小躍りしたのもつかの間、
「……もうデートじゃないか」(別れた仲だから)
と、全国200万百合ちゃんファンの歓喜に、みずから水をさす風見くん……。
な、なぜだ……なぜそこで引くんだ……引くな、押せ、覆いかぶされ!!(´;ω;`)
ここで百合ちゃんの病院の消灯時間が来て、久しぶりのふたりの会話はタイムアップ。
「退院したら連絡ください」
という言葉を残し、風見くんは通話を切ります。
百合ちゃん、受けて立ってくれ!!
まとめ:デートでは風見くんに思い切り甘えてよ百合ちゃん
逃げ恥最新刊⑩、発売です!!
いやもーね、平匡さんとみくりさんも一大事だけど、百合ちゃんと風見くんが見てらんないのよ!!(机ドン)
ふたりともいい年なのに、何ですか、このふた昔まえの少女漫画をほうふつとさせる純情さは!!
うーん、年齢による体力や考え方の違いはあったようですが、お互いがお互いを気遣える、いい間柄なのにねえ……。
スポンサーリンク |
スポンサーリンク |
コメント
ここは北見さんがいいとこ見せてくれることを期待ちうです。家族がエリートだからすねた感じだとするとお医者さん一家か弁護士さんとか有能でチョイブスイお父様と綺麗な母と姉有能でブスイ兄環境とかだと起こりうるスネな次男展開。兄は弟のスマートさを弟は兄の有能さと姉と母の美しさにいじけるという。いえそういう人を何人か知ってるからふと思ったわけではないですよ。全体的に周囲からはうらやましがられる家庭だったりしてたり。ふぅ。津波先生に北見さんを目覚めさせてもらいたいです。←妄想癖ですが