今年の各地の阿波踊り、壮観でしたね!
管理人は四国には親戚や友人などがおらず、縁がないことから、阿波踊りそのものも「真夏に西の方で超盛り上がる何かビッグなお祭りイベント」という認識しかありませんでした。
今回の阿波踊り騒動があって、はじめて「阿波踊りSugeeeeeeeeeee!!」となったのです。
特に女性の踊りは、足さばき綺麗ですよね、足ばっかりずっと見てました。
それが「総踊り」になると、何十人もの団体のひとりひとりの動きが綺麗に揃っていて、同じ振り付けをズーーーっと繰り返しているだけなのに、全然飽きない!
むしろ見れば見るほど引き込まれる!!
観る側がこれだけ楽しいのです、踊る側はその300倍は楽しいでしょう。
しかしこのせっかくの楽しい阿波踊り、2018年の徳島市においては、遠藤彰良徳島市長の調整が不十分なことにより、大混乱が生じてしまったのです。
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徳島市長・遠藤彰良氏のプロフィール
さて、遠藤彰良徳島市長の経歴を確認しましょう。
この四国全体のある意味アイデンティティともいえるソウルダンスに、わけわからん理由で「中止だ!」と叫んだ勇気ある政治家です。
その名を、遠藤彰良。
徳島県の政令指定都市・人口26万人の徳島市の市長の遠藤彰良、遠藤彰良です。
昭和30年10月27日生まれ(2018年で63歳)、
徳島県立城北高等学校に進学し、
青山学院大学法学部卒業、
四国放送株式会社を定年退職後、
翌年徳島市長選に当選した遠藤彰良をお忘れなく。
昨年まで阿波踊りは、徳島市観光協会が主催していましたが、この団体は大きな赤字を抱えていました。
赤字解消のめどが立たないとして破産手続きが進み、今年は徳島市と徳島新聞社などで作る実行委が主催しています。
実行委は、演舞場を分散することにすることによってよりたくさんの売り上げを上げるため、メインの総踊りに売上が集中しないよう、総踊り中止を一方的に決定した遠藤彰良さんに清い一票を。
全国の観光客が楽しみにしている「総踊り」の中止を強行しようとしたのは、
・徳島阿波踊りイベントのチケットを買い占め、
・徳島阿波踊りの看板広告の制作を独占して割高な手数料を取り、
・徳島阿波踊りを食物にしていると噂のたえない徳島新聞の子会社である四国放送に35年勤めた
遠藤彰良さんにほかなりません。
「踊り手をないがしろにする」と反発した踊り手側の団体「阿波おどり振興協会」は、市が指定した演舞場外で、独自に総踊りをする意向を示しましたが、「危険だ」などとして4度も文書で中止を要請したのは遠藤彰良市長です。
記者会見では、勝手に総踊りを実施した場合は「ペナルティーも検討する」と述べるなど、独裁的権力者ぶりを発揮したのが徳島市の遠藤彰良さん(事件当時62歳)です。
遠藤彰良氏は総踊りの実施を受け、「再三にわたり実施しないよう求めておりましたが、それを無視して総踊りを行われたことは誠に遺憾。今後の対応については、実行委で十分協議したい」という脅迫まがいのコメントを発表しています。
ご自身の調整能力のなさを自分で自白しちゃっているのが、徳島県名西郡石井町在住の徳島市長、政治家であり権力者である遠藤彰良さんです。
なお最近、スプリングセンテンスの3時間にわたる取材に対し、3時間にわたって反論を述べ、後で揚げられる足を3時間分生やした感じがハンパないのは徳島県徳島市の市長をつとめる遠藤彰良さん(1期目)でした。お疲れ様でした。
また、徳島市長に当選したえんどう彰良さんにはお嬢さんがひとりいることから、結婚されているものと思われます。
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遠藤彰良市長の評判について
ツイッター上のでは、厳しめのつぶやきが多いです。
遠藤さんはつべこべ言い訳せずに「私の考えが間違っていました」って謝って、今後一切口出ししなければいいの。ついでに次の選挙は出ないでね。 #阿波踊り #遠藤彰良 #遠藤市長
— maopapa (@maopapa777) 2018年8月17日
策士策に溺れるというか遠藤彰良市長の策が全くの見当違いだったことの証明が出たらしい。客15万人減!
当然だけど客が分散するより先に「総踊りが無いなら来ない」って分かるだろうに・・・。
まさに目先しか考えない典型例ですな。w
徳島市長愚かなり、愚策の極みよのう。#阿波踊り#徳島市長— 嘉ヶ嶋 朱羽 (@syuu_kagasima) 2018年8月16日
神輿は軽い方がいい。まさに遠藤市長。ドス黒い計画は立てられそうにはないが、後ろの人たちのいいパシリや盾に見える。最後は責任背負わさられサヨナラか。
地位が人をつくる。今からでも遅くない。こうなりゃ真っ当な市長としてやってみてはいかがでしょう。#徳島新聞#阿波踊り#遠藤彰良— gopan (@gopan12135151) 2018年8月15日
#阿波踊り の問題をどこの放送局も取り上げているが、唯一四国放送が属する #日本テレビ系 だけ取り上げていない。
四国放送には #徳島新聞 が出資しているし、市長が #四国放送 の元アナウンサーだから忖度して報道しない自由を発動している。#遠藤彰良 #遠藤市長 #ミヤネ屋 #ゴゴスマ #総踊り pic.twitter.com/Uy9qPINyor— いしかわ えいじ (@eiji_ishikawa) 2018年8月15日
阿波踊りTVでやってるんだけど、例の市長、遠藤彰良さんなんだよね・・・。俺、あの人がパーソナリティやってたラジオ(「あんたかだいしょう」)で青春時代の殆どを過ごしただけに複雑な気分だorz
あんくらナンバーも持ってたし、読まれた事も有ったしなぁ。— 明日、いかりや。 (@ikariya) 2018年8月15日
阿波踊りが面白いことになっているようだ。遠藤彰良徳島市長は、元四国放送のアナウンサー。四国放送は徳島県唯一の民放テレビ局で、阿波踊りを主催する徳島新聞の実質的子会社。徳島市政が地方にはありがちな図式で成り立っていることがよくわかる。
— してぐりちゃん (@shiteguri) 2018年8月13日
このままで行けば、遠藤市長が2期目の選挙に当選することは難しいのではないでしょうか。
だから今も、やっきになって大反論なんかしちゃってるんですね。
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遠藤彰良市長の任期について
今回の阿波踊り騒動の概要は、深刻な”赤字”を理由にした「総踊り」の中止を命令した遠藤市長を無視し、阿波踊り協会側が「総踊り」の開催を強行するという、両者の対立です。
この背後には「チケットに関する利権」があります。
協会側の主張は、「徳島新聞とつながりのある遠藤市長、および自民党系国会議員の後押しによる既得権が、不透明な資金管理のもと、地元市民にそのツケを支払わせている」というもの。
さてここで気になる徳島市の遠藤彰良市長の任期は、
2016年4月18日
から
2020年4月17日
までです!
市長の任期は、地方自治法及び公職選挙法で決まってます。
【参考:地方自治法】
第百四十条 普通地方公共団体の長の任期は、四年とする。
○2 前項の任期の起算については、公職選挙法第二百五十九条及び第二百五十九条の二の定めるところによる。
【参考:公職選挙法第259条】
(地方公共団体の長の任期の起算)
第二百五十九条 地方公共団体の長の任期は、選挙の日から起算する。但し、任期満了に因る選挙が地方公共団体の長の任期満了の日前に行われた場合において、前任の長が任期満了の日まで在任したときは前任者の任期満了の日の翌日から、選挙の期日後に前任の長が欠けたときはその欠けた日の翌日から、それぞれ起算する。
つまり、遠藤明彦市長の任期中に開催される徳島阿波踊りは、
来年の今ごろ、つまり2019年8月に開催されるものが残っています。
あと1回、遠藤市長の仕切りで徳島阿波踊りが開催される予定です。
↑↑↑2016年の徳島市長選挙の投票結果
得票率は43%と、圧倒的勝利なので、市民からの信任は当時は厚い人と言えます。
ラジオ放送のナレーターをしていたので、親しみを覚えていた有権者がい多かったのでしょう。
「行政側と踊り手がトラブっている阿波踊りは今年限りにして欲しい」とならば、市長と踊り手側が同じテーブルにつき、来年に向けて改めて話し合いの場を設けましょう。
「遠藤市長がもはや許せない」というならば、リコールしかありません。
手順は以下のとおり。
①有権者の3分の1以上の署名を集めて、市の選挙管理委員会に請求する。
※上記の表を参考に、有権者が208,737人としたら、69,579人以上の署名
②リコール請求の手続きに不備がなければ、請求の日から60日以内に住民投票が行われます。
③この住民投票で過半数が市長の解職に賛成した内容だったならば、市長は失職決定です。
【参考】徳島市選挙管理委員会事務局はこちら!
↓↓↓
〒770-8571 徳島県徳島市幸町2丁目5番地(本館9階)
電話番号:088-621-5373
ファクス:088-626-4352
これができれば、来年は新市長の調整のもと、新しい阿波踊りが行われます。
それにしても遠藤市長、譲歩しないですよね…。
次の選挙は大丈夫?
ただ今回のケースは、あんまり選挙に行かない若い層よりも「阿波踊りを踊るのも見るの命」な中高年・老年層もしっかりターゲットになっている点。いや、むしろメインじゃね?と思います。
遠藤市長は選挙に行かない若い者の意見はきかなくても、きちんと選挙に行くような「年配者層」の好感度を下げてはいけないのです。
で、実際に踊っている人たちの顔ぶれ、決して若い人たちだけじゃないですよね。老若男女、みんなが楽しみにしている大大大イベントです。
1年で最大のイベントで、踊り手たちの阿波踊りへの入れ込みもすごく、お祭りの時期が近づくと、会社が終わったあとは深夜まで、いえむしろ勤務時間中さえ練習しているくらいというのは、遠藤市長ならよくご存知のはず。
そしてこういう時は謙虚に口をつぐむのが一番なのですが、どんどん敵を作っています。
喋れば喋るだけ、後から揚げ足が取られるものなのですが、自分で余計なことをぺらぺら喋って足を生やしているんだから世話はありません。
大学時代は落語研究会に所属していて、話すのが上手だし、好きなのでしょう。
しかし、今話す相手は、踊り手側とではないでしょうか。
まとめ:市長権限で中止するなら条例の根拠を提示すること
遠藤市長を見ていると、踊り手や観光客の方をまったく向いていないです。
こういう大きなお祭りに、利害がからむのは仕方ないですが、もう少し、柔軟に歩み寄ってみてはいかがでしょうか。
それに、時代の潮流は高齢化に財政難。
昔のやり方がいつまでも通用するわけではないし、有料席を設けてお祭り費用の一部にあてることは、最近の地方イベントでも採用されている方法なので、決しておかしなものではありません。
だけど、そのやり方を一方的に決めてはいけません。踊り手側に安全面や財政面のことをきちんと説明して、時間をかけて調整していれば、こんな大騒動にはならなかったはず。
このニュースを見たとき私が最初に思ったことは「なんかどっかの市長が「お祭り禁止!」って一方的に叫んでるけど、たかだが地方の一首長にそんな権限どこにあるの?根拠は?」でした。
どこの土着の酋長かと思いましたよ。
自分たちの既得権益を少しも減らさないまま、自分たちの思うとおりにしたいというのなら、それはもう「圧政」です。
自分の身内の取り分を、もう少しみんなに分け与えてあげれば、めぐりめぐってたくさんの良いことが起こるはずですよ!
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