<出典:スギモトトモユキHPより>
北朝鮮に拘束された日本人男性「映像クリエイター」が話題になっています。
名前は、「杉本倫孝(スギモトトモユキ)」という人物らしいです。
簡単な経歴は次のとおり。
職 業:映像クリエイター
生年月日:昭和54年2月14日生(2018年で39歳)
出 身 地 :滋賀県
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スギモトトモユキさんは日本国外務省が対北朝鮮制裁の一環として、全国民に北朝鮮への渡航自粛を要請しているにも係わらず、中国の旅行会社のツアーを利用して北朝鮮に入国し、南浦で現地当局に拘束されました。帰国は13日の予定だったそうです。
↓↓↓南浦特別市はここ。
南浦特別市は、植民地時代から平壌の外港として朝鮮北部最大の貿易港です。貿易額は釜山、仁川に次ぐ第3位でした。
韓国の釜山・仁川に次ぐ3位ということは、北朝鮮では第1位の貿易・軍事港ということになります。
遊園地や遺跡もある場所ですが、どうしてよりによって軍事施設を撮影したのでしょう。
北朝鮮で逮捕・抑留中の日本人男性は「映像クリエイター」として、北朝鮮南浦市の軍事施設を撮影した疑いをかけられていることがわかったのは、8月11日のことです。
日本政府関係者によると、「杉本倫孝(スギモトトモユキ)」という名前のこの日本人男性は、観光目的で北朝鮮に入った後、南浦市の軍事施設を撮影した疑いで逮捕されました。
現在、日本政府が抑留された日本人の安全確保を最優先的に考慮して、北朝鮮政府と交渉中です。
また、日本政府は、この男性の逮捕抑留状況と理由などについても、朝鮮総連などを通じて別に情報収集しています。
↓↓↓本人が北朝鮮で撮影したと思われる動画。バッチリ映しています。プロですね。
北朝鮮で拘束された日本人ユーチューバーってこの人?https://t.co/uwPAvQhsmq
— 野田草履P (@nodasori2525) August 11, 2018
北朝鮮のツアーというのは、行動や言動を全て監視されているものですが……。
中国の旅行会社が企画したツアーで北朝鮮に入国した様子。
西海岸の南浦(ナムポ)で軍事施設を撮影していたようです。これが事実なら、男性はスパイ容疑をかけられている可能性があります。
その場合、すぐには解放されない場合があります。
音楽ユニット「IMERUAT(イメルア)」の映像監督を担当
音楽・映像制作業を仕事にしている人です。
音楽制作活動の傍ら、ミュージックビデオやライブ映像の制作・VJなど、音楽と密接に関わる分野の映像を手がけています。
2012年からIMERUAT(イメルア)という音楽ユニットに、にサポートVJとして関わっています。また同ユニットの「Black Ocean」「Left」のミュージックビデオも監督、ライブ用映像も制作している。
↓↓↓「Black Ocean」
↓↓↓「Left」
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FF13の映像処理も担当?
↓↓↓で、このスギモトトモユキさん、FF13の映像処理の仕事をしていた経験があるらしいんですね。
<出典:電撃オンライン>
『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』から最新楽曲が披露された時の、初公開のゲーム映像が、VJのスギモトトモユキさんによってミックスされています。
※VJとはビジュアルジョッキー(visual jockey)の略で、クラブDJが複数のレコードを使いながらフロアの雰囲気を音楽を使ってリアルタイムに組み上げていくように、複数の映像を組み合わせて即興で空間を演出していく仕事をする人のこと。
↓↓↓初期のFF13の動画はこのあたりですが、この時期の映像編集を手がけていたということでしょうか。
追記:8月31日に北朝鮮から解放、というか追放されて帰国する
最近、北朝鮮から追放された日本人・杉本倫孝(スギモトトモユキ)氏が北朝鮮で軍事施設どを撮影したのが拘束の理由だったことが判明しました。
杉本氏は複数回、北朝鮮入りしていたことがあり、北朝鮮訪問期間中に撮影した映像をインターネットに配信して収入を得ていた「ユーチューバー」だったことが分かっています。
過去にも北朝鮮で撮影した映像を、インターネット配信して収入を得ていた人でした。
それにしても「映像クリエイター」という肩書きが、あくまでも自称にしか過ぎない規模の小ささで、生活を維持できる水準の活動実績がほとんど見られません。
39歳まで、この人は何をやって来たのでしょうか。
一部でこの人は公安と接点があったと言われていて、公安が雇っていたスパイじゃないか? とも言われたりしています。
公安と北朝鮮は、意外とつながりがあるそうで、この人が公安の関係者だったら、確かに五体満足で返してくれそうな話ではあります。
まとめ:なんか半島系の人の顔立ちっぽい
なぜ北朝鮮に行って、おそらくはツアーでも禁止されているはずの撮影を行ったのかはわかっていません。
2018年6月にシンガポールでアメリカのトランプ大統領と北朝鮮の金委員長との会談があったことから北朝鮮に関心が集まり、最近は北朝鮮を訪れる日本人観光客数が増加しています。
2016年と2017年は、それぞれ50人ほどの観光客が北朝鮮を訪問したが、今年は6月の時点で申し込みだけで120人を超えたそうです。
現在、日本と北朝鮮は国交がなく、経済制裁の一環として人道目的のものを除く北朝鮮籍船舶の入港禁止措置をとっており、北朝鮮との間の全ての品目の輸出入禁止等の独自の措置を実施しています。
国交がないため、外務省のHPを見てもレベル4の「退避勧告」ですらなく、2017年4月10日から継続的に「渡航を自粛してください」というメッセージしか出ていません。
1999年には日本人の元新聞記者がスパイ容疑で北朝鮮に拘束され、約2年間抑留された例があります。
自分の作品の次回作のため、仕事のために良い画像が欲しかったのでしょうか。
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