↑↑↑４０手前の頃と思われるさくらさん（左）。右は清水ミチコさん。何かのキャンペーンの写真か。
今も昔も男性も女性も、漫画家さんって顔出しをしませんね。
作品が主役で、作者は脇役、という考え方があるのでしょうか。
作品のイメージを考えて、という理由もあるのでしょう。
なかなか謎が多い漫画家という職業についたさくらももこさんも、あまり顔写真は残っていません。
実際は、どんな容姿だったのでしょう？
調べてみると、一件見つかりました。
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さくらももこさん、「おさつどきっ！」のＣＭに出演していた
「UHA味覚糖」という会社のＣＭです。
「おさつどきっ！」は、パッケージを変えて味を変え、バリエーションを増やし、現在も販売されているロングセラー商品です。
この女性、さくらももこさん本人です！
さくらももこさんは1965年生まれで、このCMは1987年頃に放映されました。
22歳頃のさくらももこさんですよ！
「ちびまる子ちゃん」の連載が1986年8月だったので、連載開始からわずか１年でＣＭ出演したんですね！
ＣＭ出演に至った理由はわかりませんが、それだけ漫画の人気が高かったのかもしれません。
初期の「ちびまる子ちゃん」は確かに絵は上手とはいえないのですが、それが気にならないくらい、細かくギャグがちりばめられた密度の濃い作品です。
デビュー間もなくで勢いのある初期の作風は、言葉のセンスが抜群に良い「良質の毒」が随所に散りばめられていました。
さくらももこさんご本人も、漫画のちびまる子ちゃんをそのまま人物にしたような、マイペースでユニークな人柄だったとのことで、そのキャラクターを買われたのではないでしょうか。
確かに印象に残る、味のある声や演技だと思いませんか？
さくらももこさんが顔を表に出さない理由
作家として、とても幸せな人生を歩んだ人だと思います。
超有名なのに意外と知られていない「さくらももこ」の顔 pic.twitter.com/xX91g7I8GN
— netgeek (@netgeek_0915) 2018年8月27日
私は小学〜高校と清水の三保(世界遺産の『羽衣の松』のある所)で過ごしたから、本当に地元の誇りだった…
名前は誰でも知ってるだろうけど、本人の顔も初めて知った！
53歳…！早過ぎる！#さくらももこ#ちびまる子ちゃん pic.twitter.com/sTvDLD0enH
— vals sutcliffe@劇場大好きDDだけど綾巴が一番好き (@valssutcliffe1) 2018年8月28日
さくらももこが死去で最近の顔写真がないNG理由！離婚後の家族の現在は？ https://t.co/qm4f9GwwzG pic.twitter.com/H4t662GCDs
— ドラマ (@bun_dorama) 2018年8月27日
意外と知られていない「さくらももこ」の顔 pic.twitter.com/2FkOXsyfun
— netgeek (@netgeek_0915) 2018年7月22日
さくらももこさんが顔を出さないことには明確な理由がありました。
「顔を第３者に知られることは本人には煩わしく、かといってどこかで出逢った第３者から声をかけられても挨拶しないことは相手を傷つける」
という主義から、これまで一切のメディアに顔を出してはいないそうです。
また、「自分の作品の評価を、作品以外の部分が左右する事態がとても嫌だ」ともどこかで語っていました。
長男にも母親がさくらももこであることは長く秘匿していたそうですが、これはエッセイにもそういうエピソードがありましたっけ。
出版社からさくらさんの自宅にファックスが送られてくるのですが、その宛先を長男が見て、「ねえ、ママが『さくらももこ』なの？」って聞いてくるシーンがありました。
それをごまかすのに必死なさくらさんの様子が、また読者の笑いを誘うのです。
すっごく真面目な人だったんですねえ……。
こういうやりとりも、もう生まれなくなってしまったんですねえ……。
やっぱりさみしいです。
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