ウエンツ瑛士さんが、10月からロンドンに演劇留学することを発表しました!
理由は、以前からの夢であったことと、このままでは芸能界で生き残れないという危機感の両方が背景にありました。
確かに顔だけがいいお笑い芸人なんて、年齢を重ねると干されて行ってしまいます。
管理人はウエンツ瑛士さんはあんまり先のことを考えてない人なんじゃないか?と思っていたので、ちょっと見直しました。
これから年齢を重ねていってからかも役者を続けていくなら、今、直ちに勉強する必要があると決断したのですね。
ハーフなので、外見と実力のギャップの苦悩もあったのでしょう。
さてここで問題なのは、ウエンツ瑛士さんといえば、英語ができない!!!
これは有名な話で、どう好意的に見てもウエンツ瑛士さんの英語力はゼロでした。
これから勉強することは当然のこととして、今のこの状態で入学できるロンドンの演劇学校って、あるんでしょうか?
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第一候補はロンドンスクールオブミュージカルシアター
それが……あったんですよ、入学時に英語力の試験がない演劇学校が。
その名も「ロンドンスクールオブミュージカルシアター」。
HPはこちら⇒「https://www.lsmt.co.uk/」
英語力の証明は必要ではありませんが、授業についていける高いレベルの英語力が必要です。
留学生を受け入れている学校で、年齢制限は18~35歳未満まで。ウエンツさんはギリギリでしたね。
本国の生徒と同様に入学時にオーディションが2次まであるので、既にオーディションは合格したということでしょう。
スタッフとの事前打ち合わせでカリキュラムを作成し、病気以外の理由で休むことは認められません。
各学生それぞれの異なるニーズに合わせ、より個人的なアプローチで、個性を伸ばす方針。歌唱力、演技力、ダンスをみっちり仕込んでくれます。定期的に学生たちが学内で小舞台を上演するカリキュラムがあります。
プライベートレッスンもあり、朝から晩までみっちり舞台スキルを仕込んでくれ、卒業時は本物の舞台で学生たちのミュージカルを上演できます。すごいなあ。
毎年9月に受け入れがスタートし、留学期間は1年間。
2019年9月のコースの料金は合計15,750ポンド。
学費は日本円で約230万円。これ以外にロンドンの生活費がかかります。
……いえあのですね、「英語力の証明は必要ない」というのは、裏を返せば「授業についていけるだけの英語力があるのは当然でしょう?」という意味だと思うのですが……。大丈夫なのかな。
第2候補はユニバーシティーオブウェストロンドンの音楽学部
こちらは1887 年に創立された、イギリス国内で最も大きな音楽教育機関のひとつです。
パフォーマンス、作曲、楽曲、舞台芸術、音楽マネジメントなど幅広いコースが展開されています。音楽業界で活躍する専門家が指導し、近年、タイムズ紙のランキングでは、卒業生の雇用率がナンバー1であると評価されています。
この中に「ミュージカル演劇コース」というものがあり、ウエンツさんがこの学校に入学するとしたら、このコースを選択するでしょう。
劇場内での実際の動きと、知識の双方に基づいて取り組むことを奨励しており、パフォーマンス専門家の世界にしっかり参入するため、必要なさまざまなスキルをアクター・シンガー・トレーニングでさらに発展させてくれるようカリキュラムが組まれています。
留学期間は3年間(毎年9月~)なので、ウエンツさんの「1年半」とはちょっと違うのではないかなーと思うのですが、とてもいい学校です。
留学生の1年のコース代金は11,500ポンドで、日本円で約170万円くらい。学生寮があります。
この学校は事前に英語力の認定基準があり、IELTS(アイエルツ)という英語熟練度を測る英語検定のスコアによって判断されます。学部や入学時期によってばらつきがあるのですが、最低でも「6」程度のスコアが必要なようです。
これはTOEICでいうと740~820、英検で言うと準1級です。相当高い水準が必要とされるんですね。
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英国俳優の7つの魅力
調べてみて驚いたのですが、イギリスにおいて俳優や女優になるための学校というのは、もちろん「アーティスト養成学校」ではあるのですが、同じくらい「職業訓練プログラムの一環」という側面が強いのです。
イギリスは失業率が高い時期が長く続いたため、こういう演劇学校は「教育」というより「国民に技能を持たせる訓練校」という意識が強いです。
ゆえにアメリカとちがい、イギリスでは俳優業は「芸術家を育てる」というより「職人を育てる」カリキュラム。
イギリスの俳優は地味ではあるのですが、落ち着いていて、感情的にブレないイメージがあります。
そんなイギリスが目指す「理想の名優像」とはどんなものなのでしょうか?
1・ぬくもりと寛容
冷たさよりも温もり、自己中心的な振る舞いより寛容さを持つよう育成されます。
2・他者への敬意
お互いに成長していくために、お互いが他者の居場所を認めあいます。紳士ですねー!
3・情熱
演劇界には挫折など当たり前。エネルギーを持ち続けられる熱量が必要です。
4・柔軟性
日本のことわざにあるように「七転び八起き」の精神が激しい競争を生き残るためには最も重要です。
5・危険な香り
観衆は常に「意外性」「驚き」驚きを求めている。だから予測不能な部分セクシーさが求められます。
6・存在感
過去ではなく、そのとき、そのとき周囲に認知させる圧倒的な存在感を発していること。
7・カリスマ
こうした要素を兼ね備えて初めて観衆を惹きつけるカリスマ性を身につけることができます。
1年半後には、キングスイングリッシュをマスターし、これらの要素をすべて兼ね備え、英国俳優として完成したウエンツ瑛士さんとテレビや舞台で会えるはずです!
まとめ
2019年のお正月に「英語が通用しない」と、仲の良いタレントさんに電話がかかってきたそうですが、大丈夫ですか?
ウエンツさんは、留学期間を「1年半」と発表していました。
留学が2018年10月から授業が始まるので、帰国は、2020年3月です。
卒業しても、数ヶ月はイギリスの舞台で経験を積むのかもしれません。
おそらく今、ウエンツ瑛士さんは死ぬ気で英語を勉強していることでしょう。
もともと努力家で頭が良かったのですから、短期間で基本をマスターするくらいはわけはないはず。
2020年が楽しみです!
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