若干15歳の演技経験のない少年が、いきなり映画の主役に抜てきされて話題になっています。
この子供ともいえるモデルを抜擢したのが大森立嗣監督。
大森立嗣といえば、ついこの間、樹木希林さんが茶道の先生として出演した『日日是好日』 を撮影した監督じゃないですか!
大森監督が次回作『タロウのバカ』の主演に選んだ少年が、「YOSHI」という、日本人と香港人のハーフの少年です。
どんな男の子なのでしょう?調べてみました!
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YOSHIの経歴・プロフィール
まずは、基本的なプロフィールを確認しましょう。
本 名:佐々木 ヨシズミ
生年月日:2003年2月26日(2018年で15歳)
学 校:中学校に通っている(学校名は不明)
国 籍:香港人の父と日本人の母のハーフ
※父はオカムラのインテリアデザイナー、母は繊維メーカー勤務出 身:広島県
高 校:通信制
居 住 地 :東京都内(代官山がお気に入りとのこと)
得意科目:家庭科
語学力 :英語が少しできる
座右の銘:今、この瞬間を生きろ
今後の目標:自分のブランドを持つこと。
※有名なだけではなく、意味のあるモデル兼デザイナーになること。
中学1年生の時、ちょっと付き合った女の子がいたらしいですが、3ヶ月で別れたとのこと。
現在、恋人はいないとのことです。
ファッションに目覚めたきっかけはミニ四駆仲間のファッション。
かれらが「Rick Owens(リック オウエンス)」や「ヨウジ ヤマモト」を着ていて、素直に「かっこいいな」と思ってから、ファッションにのめり込むようになりました。
YOSHIはファッションに目覚め、写真に撮ってそれをインスタグラムにアップしており、フォロワー数はなんと約42万人。
ひときわ異彩を放つファッションセンスから、代官山や表参道などのストリートで注目を集め、インフルエンサーになりました。
2年ほど前から、すでにファッショニスタとして注目されていた存在だったのです。
インスタグラムを見ると、ちょっと服に着られている感がなきにしもあらずですが、精一杯背伸びしている様子が微笑ましいと思います。
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気になるのが、東京都南区青山にある「オフホワイト」というブランドの開店イベントにも招待された時のインスタ。
このイベントでYOSHIは、ルイ・ヴィトンのメンズ・アーティスティック・ディレクターを務める、ヴァージル・アブローと知り合っています。
このショップ、香港が1号店らしいので、おそらくお父さんのツテがあるのでしょう。
この写真がきっかけで、
・「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™)」
・「アンブッシュ®(AMBUSH®)」
のコラボレーションでヴィジュアルモデルを務め、昨年は
・「ヘルムート・ラング(HELMUT LANG)」
のキャンペーンヴィジュアルに起用されるなど、ファッション業界で活動の場を広げています。
学校では真面目にふつうの服装をしているそうです。
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大森監督の『タロウのバカ』とはどんな映画?
『タロウのばか』は、すでに9月中旬からクランクインし、現在撮影中です。
大森監督はYOSHIのことを、
「300人の中から選んだ少年だが、1000人に会っても出会えなかったかも知れない逸材。今までこんな子どもを見たことがない。決して物分かりのいい、しつけのできた行儀のいい子どもではないが、だからこそ、彼は今この世界で闘っている。僕はココにいると叫んでいる。僕は振り向かない、振り向くのはあなたたちだと言っているようだ。彼の純粋なまなざし、未完成な体で駆け回る姿、叫び、笑い、涙する姿がこの映画に命を注ぎ込む。彼の純度がスクリーンを通してやがて観客に感動を呼び込むと確信している」
と、大絶賛しています。
この『タロウのバカ』という映画のあらすじが、
「一度も学校に行ったことがない少年、タロウの物語で、過激でセンセーショナルな問題作」
というもので、大森監督にとってYOSHIのイメージにぴったりだったのでしょう。
この映画は、脚本も大森監督が担当しており、以前から温めていた構想でしたが、イメージに合う主役の少年が見つけられなかったので、そのままになっていたとか。
完成されていない未熟さを、うまく役にはめ込めることができれば、映画は成功するのでしょう。
YOSHIさんは、なかなか物怖じしない性格のようですが、「なかなか過激な内容だったので、家族には反対された」とコメントしています。
しかし「興味本位」「不安よりも楽しみ」と、自分の感覚に従って出演を決めた度胸の良さは、やはり大陸の血が半分入っているからでしょうか。
「素のままでいい」と監督に太鼓判を押された出世魚の注目株、映画でどういう演技をしてくれるのか、とても楽しみです!
『タロウのバカ』は、2019年公開です。
まとめ:目立つが勝ち
インスタで注目を集めようとたくさんの人が努力している中、自分のセンスに忠実に、そして現代の武器であるSNSを最大限駆使して、世間の荒波に打って出たYOSHI。
世に出るチャンスをつかむには、
・他人と同じセンスに染まらない
・自分の将来を明確にビジョンする
・チャンスには乗る
・親のコネはとりあえず使っておく
なのかなあと思いました。
他人と同じことをしていてもはじまらないってことですね。
13歳からこういった攻めのインスタを始めたYOSHIの将来が楽しみです!
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