本田真凛が練習しない理由は?実力ある天才イノセントは花開かない

フィギュアスケートの本田真凛選手が、最近不調です。

お人形のようなかわいらしい顔立ちと、そのビジュアルに見劣りしない実力で、日本を代表する次のフィギュア女帝として注目されていた選手です。

2016年3月のジュニアフィギュアスケート選手権でSP、フリー、総合スコアとすべて自己ベストを更新して世界チャンピオン金メダルを獲得、高いジャンプ力、たぐいまれな表現力、浅田真央さん引退後の「ポスト真央」後継者として、おおいに注目されていたのですが……。

2022年の北京冬季オリンピックを目指すとなれば、真凛さんは20歳なので、フィギュア選手としては、いちばんいい時期です。

この頃に、調整は間に合うのでしょうか。

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本田真凛のプロフィール

何はともあれ、まずは基本的なプロフィールを。

氏  名 本田真凛(ほんだ・まりん)
生年月日 2001年8月21日(2019年で18歳)
出生地 京都府京都市伏見区
身  長 162cm
血液型 A型
家  族 父母
太一(兄)
一般人の姉
本田望結(妹)
本田紗来(妹)
※長女を除く全員がフィギュアスケーター
コーチ ラファエル・アルトゥニアン
目標とする人 荒川静香
クラブ 日本航空(JAL)

真凛さんは、5人兄妹の真ん中です。

2歳頃からスケート、アイスホッケー、水泳、体操、テニス、ピアノ、絵画教室を掛け持ちしていました。

このように、ごくごく幼い頃から複数の習い事を掛け持ちしていた人が多いため、もうフィギュアスケートというのはもう総合芸術ですね。

そのほか本田家は、子どもたちを

・右脳開発教室に通わせている

・毎朝5時起床

・朝は必ずバニラアイスを食べる

・学校に行くまでの2時間、朝早いうちにみっちり予習復習

・部屋の中にトランポリンを置いて遊ばせる

・あえて早い段階で“挫折”を経験させる

このような、愛情と厳しさに裏打ちされたユニークな教育方針を持っていたことでも話題になりました。

やはり、子供は初期投資が大事なんですね! 本当に恵まれている人です。

真凛さんは12歳の時、望結さん、紗来さんと3人で芸能事務所のオスカープロダクションに所属していて、子役として活動していた時期があります。2013年、テレビ愛知開局30周年記念ドラマ「スケート靴の約束 名古屋女子フィギュア物語」に、3人揃って出演しています。

2016年の世界ジュニア選手権や8月のアジアンオープントロフィーで優勝、その他さまざまな世界の舞台を経験し、一時期はもうアイドル並の人気でした。

現状に満足せず、さらに世界一を目指してチャレンジする真凛さんの姿勢に共感したJAL(日本航空)が、同年11月にスポンサーにつきます。

たしかにこの頃から、「まだ早い」「実力が追いついていない」「持ち上げすぎ」という声は上がっていました。

2017年の世界ジュニア選手権は2位でしたが好調な滑り出しで、平昌五輪の期待がいやおうなく高まっていたのですが……。

残念なことに、同年末の平昌五輪代表の最終選考会を兼ねるフィギュアスケート全日本選手権では、トータル7位という無残な結果に終わり、五輪出場の夢は叶いませんでした。

大きく挫折したマリンさんは、この後、関西大学高等部から青森山田高校(普通科スポーツコース)に転校、4月からは練習拠点をアメリカに移しました。

アメリカでは、浅田真央も指導を受けていて、世界中から指導を受けることを希望する選手たちが殺到する、ラファエル・アルトゥニアン氏の師事を仰いでいます。

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本田真凛は飽きやすく、執念がないから練習しない

真凛さんの練習拠点となったアメリカにおける新しいコーチである、ラファエル・アルトゥニアン氏は、真凛さんのことを

・音楽の解釈の仕方が独特

・まだ持っている能力の30%しか使っていない

・エッジのスムースさや表現の自由さも“天才”と言って良い

・滑っている姿を何度でも、いつまでも見ていたいと思わせるスケーター

と、賞賛しています。

決して、素質や才能に問題があるわけではないのですね。

真凛さんの練習量は?コーチも激怒!

実は真凛さんは、地味な練習が大の苦手。

そして、真凛さんが練習嫌いというのは有名な話です。

今年4月まで指導していたコーチ濱田美栄氏が、2017年に「練習量が足りない」「アスリートとしての粘着質さがない」と指摘していますし、真凛さん本人も「スピンの練習は嫌い」と話していました。

2017年末の平昌五輪代表の最終選考会であるフィギュアスケート全日本選手権の前、濱田美栄氏はこのように穏やかに苛立っておりました。

「昨日もむちゃくちゃ怒りました。いつも言っていることですが、なかなか懲りないので。私は近所のおばちゃんじゃなくて、コーチなので。アスリートとしては粘着質なところがなさ過ぎて、落ち込んでいるように見えても、次の日になったら忘れるタイプ。(略)

練習が合格点を付けられないので、まずはちゃんと練習してやることを覚えてほしい。人間は絶対に失敗をするのに、その後のリカバーをする練習をしないので。だから今日はたまたま冒頭の3回転ルッツが跳べたからうまくいったけれど、本当に自分が選手としてやっていこうと思うなら、失敗したときのリカバー力とか、対処は練習でしか学べない。

<日刊スポーツより>

さらに真凛さんは、人気が出てきたここ1年間はアイドル並の扱いで、3つのCMに出演し、イベントなどにも正体される機会が増加。

こういったリンク外の活動が増えたことも、練習から遠ざかる一因となってしまいました。

真凛さんは天才肌で才能豊かで純粋

妹の証言によると、真凛さんの性格は天真爛漫。

独創性が高い分、即興で練習内容を変えてしまって一貫性を欠くことにもつながっていると指摘、ここは「気分屋」とも言えます。天才の特徴の一つです。

そして普段から目立ちたがりで、本人も「ひとりで滑っているところをたくさんの人が自分だけを見てくれるというところが一番好きな人」だと話しています。

兄妹が多いせいもあるのでしょう、「目立つことが幸せ」だそうです。

そしてけっこう気分屋なところがあり、自分で言うほどに「ポジティブな性格」で、「ハッピーな気分」のときのほうが演技の内容も良いそうです。

気分が乗ってくれば観客を巻き込む力が誰よりも強くなり、大舞台に強い爆発力を巻き起こせるのでしょう。

こういうタイプは天才肌に多いです。「楽しく」スケートするのが好きで、「気分良く氷の上を滑ることができれば幸せ」という人。

何度かテレビを見ていて思ったのですが、真凛さんの雰囲気はとにかくひたすら「無邪気」で「イノセント」で「ピュア」。

真凛さんは、本当はスケートで天下取りたいわけじゃなくて、「楽しいから」やっていて、いい成績をとるのは「周りの人に注目してもらいたいから」だろうな、と思ってました。

荒川選手や浅田選手みたいな、腹黒く岩にしがみついてでもメダルを取る!!!という、ドロドログラグラ「ちくしょおおおおおおおおおお」とした執念や怨念が見えないんです。

ただただイノセントで、華やかで、綺麗なのです。

花火や閃光のように、パッと開いて消えてしまうだろうなと。

このままフィギュア界で歳とっても大成はせず、スケート業界でずーっと生き残れるタイプじゃないなと思います。

本当に才能豊かな天才肌の人は、基本的に執着をしないのです。

本来は超一流で実力はあるのに、「一段落ちるイメージ」が強く、なんか大成できない。

2017年まで「ただ楽しくスケートしているだけ」で、10代半ばであれだけの人気が出たし、CM出演でお金も手に入ったでしょうし、それなりの名誉も手にしたのですよ。

人間は、こういった難なく手に入れられるものを「夢」にはしません、簡単に手に入らないからこそ、夢なんです。

それを、真凛さんは、その豊かな才能で、あまりに簡単に早く手に入れてしまいました。

「気分良く練習していれば、勝利や注目がついてくるのは当たり前だから、普通にしてればいいや」という状態が染み付いているから、特段集中して練習しようと思わない、程度のモチベーションしか保てないんです。

まとめ:夢をかなえられるのは、みっともなくしがみつく人

現実でもよくあることですが、初めから恵まれすぎているとありがたみがないので、長期的には花開けないのです。

物事の価値を実感して、現実でそれを生かしていくには、努力や挫折があってこそ。

才能に恵まれすぎているのも、ある意味では不幸なことかもしれません。

しかし真凛さんは、才能もあるとアメリカのコーチが太鼓判を押しているのだから、努力をすれば伸びるはず。

また、幼少期のお父さんの教育方針も、「人生早めに挫折させる」という、真凛さんの才能を見越していたかのような素晴らしいもので、練習を怠らず、みっともなく金メダルに粘着さえする根性を培うことができれば、今まで述べたような「ハタチ過ぎればただの人」では終わらないはずです。

この時期の失敗を骨に刻み、心を入れ替えて練習に邁進すれば、また違った未来が開けるでしょう。

「天才だからイノセントにさらっとできちゃった」で終わらず、2022年の冬季北京オリンピックを目指して、今度はふつふつとたぎる執念をたずさえて、リンクで舞ってほしいものです。

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