どーもこんにちは。
このあいだ札幌ビール園にふらっと行ってみたところ、すっかり羊肉のとりこになってしまいました。
めちゃんこおいしかったですよ羊肉!
ずっと前にストイックなダイエットをしたことと、その後も心身の健康を考えて、実はここ10年、肉食はあまりしなくなってたんです。
できる範囲でですがベジタリアンを意識してました。 誰かといっしょの食事をするときは別として、普段の食事はできるだけ肉食を減らしていたんです。
なので、しばらく肉の味を忘れてたんですね。
ブタさんとかウシさんとかトリさんとか、とんと食べてません。 あ、トリさんだけはたまーに食べてたけど。セブンの揚げ鶏をときどき。そんくらい。お刺身はよく食べてます。
んで、このあいだライラックホールに行った時のジンギスカンは、ほんと久しぶりの肉食だったんです。
10年間、穀物と野菜と海藻とお魚、たまの乳製品のみの、実に清らかな食卓ったんですけどね…。
その10年の禁をあっさり破る札幌ビール園のジンギスカンの恐ろしさ。
というわけで、本日はライラックホールのおとなりのホール、「ガーデングリル」に行ってきました。
【参考】
札幌ビール園のジンギスカンランチはライラックホール(もみこみ肉)!
札幌ビール園 上品で心地よい空間・ガーデングリル
天気がピーカンだったので、歩いていくのも辛いので乗り物つかいたいなーと思って、JRにしてみました。JR苗穂駅で降ります。札幌駅からひと駅で170円なり。
苗穂駅で降りてから、アリオ方面に向かって10分ほど歩きます。途中、踏切待ちがありますが、運悪く引っかかってしまったら15分くらいかかるかなあ^^;。
でも、確かに札幌駅から徒歩(20分)で歩くよりは早いです。
札幌ビール園の南側から入る形になります。途中でアリオの施設の内部を通る形になりますね。アリオを通り抜ければ、そこは札幌ビール園でした。
↑これが今回のターゲット、ガーデングリルです。とても上品なたたずまいです。
すごく上品なレストランなんです。田舎者の私はビビりました。
すごくお天気のいい日だったので、日光で写真が白くなっています。お昼どきともなると暑いくらいでした。あーーーービーーーール飲ーみーたーいーーーーーー。(←フラグが立ちました)
…あまりにおハイソなエントランスのたたずまいに、田舎者の私は思わず回れ右しそうになりました。え、ここ、ランチ営業しているようなお店なんですか((;´д`))?予約なしで入っていいの?
扉をくぐるとそこは別世界。今回のターゲットの選定を後悔した一瞬です。ものすごい場違い感が純情無垢な私を苛みます。
外国人の二人連れのお客さんがちょっと先に入って行きました。札幌ビール園は、博物館が併設されてます。この博物館に、外国人客がとても多く訪れているのです。
順番待ちの席。重厚感が半端ないです。ビール園の中でもガーデングリルは、いちばん高級感があふれるホールのよう。
入口をちょっと振り返って撮りました。青白くなってますが、日中の太陽光の照り返しが、逆にとてもさわやかです。ピーカンな太陽光の真下からこのホールに入ると、別世界です。
心地よく落ち着いていて、ジンギスカン食べるぞーという意欲が静かにもり上がります。
写真がすごいことになってますが、ほんとにいい天気だったんです。
こっちが本当のガーデングリル内の様子^^;。青白くありません。
天井が高く空間にゆとりがあって静かで、まるで「高級レストラン」のような雰囲気。ライラックホールのように気さくにワイワイガヤガヤヒャッハーする空間とはまた別のようです。
スタイリッシュでモダンな内装なので、デート向きでしょうか。
景色が良く見えるようにする配慮なのか、奥側の席は床が高くなって見晴らしが良くなるように計算されてます。
窓際の席は低くなっていて、こういう景色を間近で眺めながらDOジンギスカンできるようになってます。 さて、メニュー運ばれてきましたよー。
ライラックホールのランチセットは1100円からでしたが、ガーデングリルも同じ価格帯からあります。ただしパスタセットです。ジンギスカンランチは1620円から。
私は今度こそランチセットを注文しました。
札幌ビール園の限定ビール サッポロファイブスター
で、前回のライラックホールでは緊張してテンパってたので注文できなかったのですが、札幌ビール園に来たらやっぱり、
ビールですよね!!!!!
ジンギスカンはツマ、ビールがメインという人までいるくらい「ビールうめえwwww」と評判の札幌ビール園のビール。
ほかの場所で飲み比べもやってますので、そこで出されていない種類のものを頼んでみました。「サッポロファイブスター」です。
ここサッポロビール園でしか飲めない限定のビールだそーです。
で、後で気づいちゃったんですけどね。ちょっと公式HPから引用。
またやっちゃったよ。
札幌ビール園の中でも「ガーデングリル限定」ってのが他にあるのに、ほかのホールでも飲めるビール注文しちゃいました…。
だってさ、家を出るときは昼間からビールを飲む予定はなかったんですよ。
でも天気いいし窓からの眺めも最高だし芝生は綺麗だし雰囲気もゆったりしていて、サーブしてくれるウェイターさんはしっかり教育されていてイケメンだしで、ここまできたら下調べなしのアドリブでビールを注文する流れになるじゃないですか…。
※でも他のテーブルのお客さんは、全員ビール飲んでました。「平日の昼間からビール、これ札幌ビール園のデフォルト設定」です!! 北海道民ばんざい!!
ちょっとここが今回の後悔が残ったところです。まあいいや、また行くし。
そんな数日後の苦悩など露知らず、この時の私はイケメンウェイターさんが運んできてくれたビールのさわやかな姿にうっとりしておりました。
グラスにも「sapporo fivestar」ってプリントされてて、ファイブスター用の専用グラスなんですよ!うわー優遇されてますねファイブスター!いただきまーす!!
……………
………
……
信じられないことにビールがうめえ!!!!!
え?え?なにこれ?ちょwちょっと待ってwww
これビール? これがビールなの?? ビールおいしいよ?
実はいままでビールっておいしいと思ったことなかったのになんで?
これがビールっていうドリンクの実力なの??ww
おいしい!まろやかでやわらかくて苦くなくて冷たさがざりざりしてなくてするっと飲めてのどごしきめ細やかで冷たくてしゃわしゃわしてて泡もやわらかくてクリームみたいでおいしいいいいいいいいいいよ?!
どうしてこうなった?どうしてそうなった?どうしてビールがまずいといままで決めつけていた??
いままで職場の打ち上げで飲んできたあのビールの味気なさは一体何??
そうか、職場の外飲むビールってこんなにおいしかったんですね!
わかったぞ!仕事がビールをまずくしていたんだ!!
↑これ、サッポロファイブスターをふたくちほど飲んだ時点で稲妻のようなインスピレーションが流れ込んできて悟った世界の真理です。ファイブスターすげえ。たった数秒でひとりの人間を進化させました。
「労働は人間の誤ち」という認識をあらためて噛み締めたころ、ランチの前菜が運ばれてきました。
ガーデングリルの目玉 グレインフェッドラム
ランチに前菜…やはりガーデングリルはライラックホールとは一線を画しています。
左からピクルスっぽい漬物、卵焼き、ポテト。どれもおいしかったです。
さて本日のメイン、フレインフェッドラムがきましたよ!スープもあります。
ガーデングリルのジンギスカンランチでは、グレインフェッド(穀物肥育)で育てた羊さんのお肉が出てきます。
栄養価の高い穀物飼料により肥育されたもので、ジューシーなお肉になります。
ひとめみただけで柔らかそうなお肉だとわかります。
通常の羊さんは牧草を食べて育っているので赤身が多く、あっさりした味わいが特徴で、無駄な脂肪分がありません。このためヘルシー志向といえますね。
盛り付けもオサレな野菜がつきます。
無煙鍋なので、煙がほとんど出ません。
写真切れてしまったますが、ボタン一つで熱量の調節ができるので、操作しやすくて便利でした。ガスではなくて電気鍋のようです。
ガーデングリルの紙エプロンはシックなブラック。無縁鍋なので、ほとんど汚れませんでした。
はい!さっそく!肉!!投入っ!!
くるぞくるぞくるぞくるぞくるぞおいしいお肉がくーるーぞーーーーー!!
いやもうですね、こんなごちそう目の前にして写真撮るなんてできません!!
ここからスネークは完全にお仕事を忘れます、お願いお肉に集中させてボス(>人<;)!!(ぶち) ←通信機を遮断した音
ほんとお肉がやわらかくておーいーしーいーのー!!
お肉のぷりぷりな柔らかさ、伝わるかなあ。
タレもいいんですよね。なんだろ、札幌ビール園の秘伝の何かなんでしょうか。
今回も「気づいたら目の前に空鍋が!」くらいの勢いであっという間に完食。
我ながらきれいにたべちゃいました。もうお箸が止まらないんです。おいしくておいしくて、あっという間にたべてしまいます。
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まとめ
今回も札幌ビール園のジンギスカンの魔力の源を探るどころかからめとられてばかり。
いや間違いなくおいしかったです…必ず近いうちまた行きます。ガーデングリルでしか飲めないビールのために!!
ガーデングリルは個室もあるので、家族連れや商談にも使えると思います。
ホール名:ガーデングリル
行った時期:5月下旬の平日ランチ
ランチタイム:11:30~15:00
混雑具合:空いていた
滞在時間:1時間ほど
予算(ランチ):1000~3000円くらい
用 途:デート・セミナー・ビジネス向きと思われます
特記事項:一人で行っても変な顔されなかった
ジンギスカンってぶっちゃけ焼肉なのですが、落ち着いていてモダンで心地よい雰囲気にここまでよく馴染むんですね…正直言って驚きました。
洗練された空間でも大丈夫なんですねえ焼肉。
すき焼き店ともまた違いますね、空間設計をここまで仕上げたオーナーさんやスタッフさんのジンギスカン愛を感じます。
ランチならTシャツにジーンズ、スニーカーでもぜんぜんおっけー。
ディナーはちょっとわかんないけど、そんなにぴりぴりしなくてもいいんじゃないでしょうか。北海道だしさ。
エントランスホールの暖炉。いい雰囲気出してます。
こんな「上質レストラン」風のガーデングリルですが、ランチは気さくに気兼ねなく入店できます。
途中でも書きましたが、私はビールが苦手でした。
歓迎会・送別会・観楓会・その他あらゆる季節行事…そこにもれなく出てくる「ビール」がまったくおいしくなくて、最初の1杯しか注文しませんでした。
だってまったく味気ないから。
苦くてお腹にたまるだけの粗雑な飲み物を、若いからってがばがば飲まされました。
「仕事のあとのビールがうまい!」って言う人の気持ちがまったくわからなかった。
たぶん、うわべだけの人間関係、誰も好きになれない仕事、上役の体面をたてることが基準の空間…そんなすべてが抑圧される環境となって、居酒屋さんの食べ物・飲み物をおいしくしてなかったんだなあと思うんです。
でもここに来て「あれビールって実はおいしい飲み物?」「環境がよければとってもおいしいじゃんビール」「合わない仕事をするってビールがおいしくなくなることなのね」と気づくことができました。
リラックスした雰囲気の中、お肉をとてもおいしくいただけました! 超絶オススメです!!
できれば
プライベートで来るか、
好きな仕事にジョブチェンジしてから来た方が、
500倍美味しいと思いますよ!!
【他のホールにも行ってきました★】
札幌ビール園のジンギスカンランチはライラックホール(もみこみ肉)!
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