今やお顔を見ない日はない、マツコデラックスさん。
私は一時期テレビを見ない時期ががりましたが、ふたたびテレビに戻ってきたのも彼のおかげ。
ふと耳に入ってきたコメントの鋭さや的確さ、そして暖かさに夢中になりました。
ずっとこの人のコメントを聞いていたい、と思っているのですが、マツコさんにはマツコさんなりの事情がある様子。
10年以上も独走状態で突っ走ってきたのですから、少しはお休みしていただきたいのですが、根強いのが休養を通り越して「引退」という噂。
マツコさん自身も「自分の進退を決めなければ」的なことを何度かコメントしています。
その他には働きすぎが心配で、あの食べっぷりでは、絶対将来危険だと思います。
マツコさんの簡単な経歴
まずは、簡単な経歴をご紹介。
生年月日 1972年10月26日(2019年で47歳)
出 身 千葉県千葉市稲毛(現・稲毛区稲毛)
職 業 コラムニスト、エッセイスト
活動期間 2002年 ~
マツコさんは子供時代から、自分が男性同性愛者(ゲイ)である事を自覚していて、幼なじみの従兄弟に性的な魅力を感じた経験を告白しています。
高校では元SMAPメンバーの木村拓哉と一年間だけ同級生だったことは、最近知られるようになりました。
2002年発売の著書『アタシがマツコ・デラックス!』では、美容学校を卒業後、美容師、パン工場、ガテン系などの職を転々としていたことを明かしています。
そして、編集者時代の記事を読んでいた小説家の中村うさぎがホストをつとめる対談集『人生張ってます』のゲストに抜擢!
『マツコ・デラックス』の芸名と、個性的なビジュアルやトークスキルが注目されたことが、世に出るきっかけとなりました。
さらに中村うさぎさんから「(文章を)書くべき人間」と称され、その文才が高く評価された2000年頃から、女装家というユニークなスタイルで、タレント活動とコラムなどの執筆活動を開始。
マツコさんの暖かい人柄は貧乏から?
マツコさんはもちろん、よくタッグを組んでいる有吉さんも、モノを贅沢に粗末に扱わない、「人としての基本がきちんとできている」という印象を受けますね。
どんなに辛口でちょっと下品なコメントがあっても、品と温かみがあって、聞いていて本当におもしろいし心地よいです。
どうしたらこのような、日本国民がほれぼれするトークができるのでしょうか。
マツコさんは自分の貧乏時代を、以下のように回想しています。
「いよいよ生活費がなくなって、家にあるCDやビデオを全部売りに行って。リュックサックで自転車で真っ黒な服を着て行ったら、クマに見えたみたいで……オカマの友だちに目撃されて、『ボリショイ』ってあだ名が付いた」と明かした。
マツコさんのお父さんの職業は、建設会社のサラリーマンでしたが、堅実な性格ためか、洗濯機や掃除機が故障しても、修理をして使っていました。
過去の番組でも、自宅には、ポリ袋(レジ袋)は、「2年間ゴミ捨てられるくらいとってある」と豪語。
ドラッグストアの黒や青の中が見えない袋は、ごみを捨てる時に重宝だと話し、破れた袋はテープを貼ってまで活用しているという。
ちょっと使っただけの割り箸は、洗って干してまた使うという倹約家ぶり。貧乏だった経験や、育ってきた環境からか倹約家というより「もったいない病」をこじらせているようです。
マツコさんの人気の秘密
マツコさんの人気の秘密は意見が正確であること、毒舌であっても人を傷つけず発言するところです。
そして笑いもあって、聞いていて嫌な思いをする人はまずいないからではないでしょうか。
その証拠に、月曜日から金曜日までレギュラー番組があり、平日だけでも見ない日はないことになります。
これは視聴者からの評判も良く、視聴率もいいため、テレビ関係者がマツコさんをガンガン起用しているためです。
また、ご自身の番組で一般人と触れ合う機会があるとき、いつも礼儀正しく「芸能人だから」というオーラは一切なく、同じ目線で話していることも多く、人としての優しさを感じさせる一面もあります。
若い頃に自分が苦労したことと、そのためものを大切に扱うことが、現在の上品な物腰につながっているのだと思います。
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マツコさんが引退を考える原因・動機について
最近、引退について話題になったきっかけとなっているのが『週刊実話』の記事によるものです。
マツコ・デラックスさんが芸能界を引退するという話の中では「芸能人をやめて実業家になる」と周囲に語っているとの話が掲載されていたため。
この記事がネタ元となり、ネット上で話題になりながら拡散されているというのが現状のようで……本人は特にコメントしていないため、あくまで「噂」。
否定もしてないんですよね、特に。
あんまり、芸能界に執着していなさそうなのも不安ですね……。
実はマツコさんは、歯の矯正をしています。
矯正の時期はテレビで活躍するようになってからで、テレビを見ている人が不快にならないようにと裏側から矯正する徹底ぶり。
プロ意識が高いです。
テレビ各局も、視聴率がとれるマツコさんの出演枠を確保しようと、番組には彼の喜びそうな企画を考えに考え抜いています。
そのため、引退する原因として考えられるのは「視聴者が飽きたとき」ではないでしょうか。
移住について
「目標貯金額が10億円突破したら、タイで永住生活をする」「芸能界にそこまで固執していない」などと、過去に発言したことがあります。
10億円という金額は、マツコさんのTV出演回数やCM本数を考えたら、じゅうぶんにありえる話だと思います。
お給料の問題?
マツコさんは事務所に所属していますが、人数が少ないため取り分が多いそうです。
過去にも体調不良で入院した経験があるのですが、お金の面で不満があることは聞いたことがないですね。
もし不満があるとしたら、忙しさやスケジュールではないでしょうか。
平日にほぼ毎日レギュラー出演していて、CMにも多く出演していることから、かなり貯金があると思われます。
ハメを外すことはあるでしょうが、浪費とかしなさそうですものね。
そのため仮に引退するとしたら、お金絡みで揉めることは少ないのではないかと思います。
また、あまり贅沢するようなタイプではなく、いつ自分に何があってもいいように貯金はしていて、自分のために使うよりかは、親や仲のいい友人など人のために使うのが好きらしいです。
実業家に転身?
引退後はトヨタの名誉コンサルタントを務めるのではないかと言われています。
トヨタ自動車の豊田章男とマツコさんは10年来の仲という事実も、噂に信ぴょう性を持たせる原因となっています。
タレント業と実業家ではどちらが稼げるかはわからないですが、こちらもあくまで「噂」。
おそらく豊田章男と親交がある、トヨタのCMに出ていることから噂が出たのかもしれません。
ですが、以前ちょこっと話していた美容グッズのプロデュース等は、個人的に見てみたいです。こっちのほうが噂の信ぴょう性としては、高いんじゃないかな。
確かにトヨタの社長さんとは仲良しだけど、芸能人やめてTOYOTAに入る可能性は低そうです。
マツコさんは自分を冷静に分析してそうだから、辞めるなら普通に引退すると思います。
マツコさんは1人暮らしで友達も少なく(ミッツさんなど)、休日は家から出ることはほとんどないそうです。
そのため、テレビ収録で人と話すのが楽しいと語っていたこともありましたっけ。
まとめ:マツコさんいなくなったらテレビ終了
2019年3月27日、マツコさんは東京都内の「キリンファイア新CM発表会」に出席しました。
会見でマツコさんは、同年代のイチロー(45)について、
「私たちの仕事は明確に『これは商品価値としてダメだ』って、自分で気付かなきゃいけない。引き際がきれいな方が、格好いいと思う。『まだいるのか、あの、おかま』と言われないうちに」
とコメント。
さすが……という言葉しか出てきません。
どこぞのテレビにしがみついている老害…失礼、大御所に爪の垢を煎じて飲ませて差し上げたいほどです。
マツコさんには、引き際の美意識がありますよね。
以前も「引退する時は、干された時よ」と、一貫してこのようなコメントをしています。
しかしながら、まだまだまだまだ商品価値は衰えていないどころか、磨かれるばかりで、それはマツコさん自身がいちばんよく理解しているはず。
ほんと異色タレントで、太ってて、ゲイの女装家で、でも清潔感あるしメイクうまいし飽きない。
私は今日もマツコさんのコメントが聞けて、幸せです。
引退なんて言わずに、マイペースで頑張ってください!
これだけ人気があるのだから、仕事に責任感を持っているマツコさんは、当分引退しないでしょう(結論)。
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