戦場ジャーナリストの安田純平さんが2015年にシリアに入国後に行方不明となっていましたが、2018年8月に妻のMyuさんが初めてテレビに出て、「一刻も早く帰ってきてほしい」と日本政府に救出を求めていました。
この時に、本名ではなく、芸名で出たことに批判が集まりました。
安田さんは結局帰ってくることができましたが、妻のMyuさんとはどういった人なのでしょうか?
基本的なプロフィールはこちら。
本 名:安田 由美(旧姓:松村)
芸 名:「Myu」または「安田深結」
生年月日:1969年7月29日 (2018年で49歳)
出 身:鹿児島県
家 族:夫(安田純平)、子供なし
職 業:スピリチュアル・ヒーリングシンガー、MC、女優
肩 書:島根県遣島使、出雲観光大使
安田純平さんより5歳年上の姉さん女房です。
【参考】
安田純平は韓国人?パスポートや折り鶴に違和感、二重国籍か?
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MYUさんは何をしている人?
Myuさんは歌を歌い作詞も手がけ、自分自身で取材して歌の世界を作っていくジャーナリスト的なヒーリングシンガーです。
歌手としてのトレーニングは、
・マイケルジャクソンのボイストレーナーセス・リッグス氏
・スティービーワンダーのボイストレーナー、フローレンス・リッグス氏
・エアロスミスのボイストレーナー、マークバクスター氏
などなど、世界のトップアーティストのボイストレーナーから直接指導されています。
少なくとも、素人同然のスキルを周囲に撒き散らす人ではありません。
Myuさんは1998年、29歳の時に大阪の「ヴォーカルクイーンコンサート」で優勝し、上京しています。
そこからしばらくは歌手としての活動が続きます。
2001年、尾崎亜美の25周年ライブ出演
2002年、尾崎亜美のプロデュースでCDデビュー
2004年、レコード会社との契約終了
2009年、安田純平さんと結婚。
2011年、 第一興商主催「全日本カラオケグランプリ」で準グランプリ受賞。
TBS系列「新春スペシャル!全日本カラオケグランプリ」で全国放送される。
なんと、安田純平さんとの結婚は、Myuさんからの猛烈アタックによるものだったようです。積極的ですね。
この頃までは歌手として活動していたようですが、2013年以降からスピリチュアル色が入ってきます。
以下、Youtubeのプロフィール欄からの抜粋です。
心に響く歌を目指すメッセージソングを歌うヒーリングシンガー。 作詞も手掛け、自分自身で取材し歌の世界を作っている。
世界各国の言葉で歌うアメージンググレースや、作家・山尾三省の詩や、イラクの子どもたちの詩を基に自身が作詞した「青い空と白い鳩」を歌い、NHKラジオ深夜便などで流れる。
世界各地の聖地、ハワイやニューヨークのグランド・ゼロを訪ね歌唱。
アジアでの国交樹立式典、ASAEANなどアジアを結ぶイベントや神社やお寺などでも歌唱。
出雲大社天皇陛下誕生を祝う式典で歌唱。
2013年(44歳)
・60年に一度の出雲大社「平成の大遷宮」奉祝歌唱。
・出雲大社・平成の大遷宮記念事業・オリジナル・ミュージカル『クシナダとスサノオ』にて アマテラス役を熱演。
2014年(45歳)
・出雲大社神楽殿にて「平成の大遷宮」奉祝歌唱と出雲大社権宮司千家国麿様典子様のご結婚奉祝を歌唱。
・万九千神社135年ぶりの「正遷宮」で歌唱。(第一部Myu歌唱 第二部 浅野温子さん神話読み語り)
2015年(46歳)
・出雲大社拝殿にて「平成の大遷宮」の奉祝歌唱を行い、3年連続奉祝歌唱。
・霧島神宮御本殿御造営300年奉祝歌唱と神話よみがたり。
2016年(47歳)
・氷川神社徳川吉宗公御社殿御造営300年記念にて奉祝歌唱、神話読みがたり。
・この年、暴れん坊将軍にて徳川吉宗公役の松平健さんと共演しています。
2017年(48歳)
・世界遺産登録の宗像大社にて奉祝歌唱。
その他、季刊誌「WAGO(和合)」の中で「神々の輪」というタイトルの連載を持っていて、各神社仏閣や有識者を取材しています。
日本全国の神社仏閣を行脚し、歌を奉納している人で、この世界ではけっこう有名らしいです。
季刊誌「WAGO(和合)」は、神社ラブ、天皇陛下ラブな(精神的にですが)右寄りポジションの雑誌ですので、日本に対して辛辣なコメントが多い安田純平さんとはちょっとイメージが合わないですね。
Myuさんは戦場フリージャーナリスト転身後の安田純平さんと結婚しています。
そういう人と結婚する時にいろいろ覚悟はしていたのでしょうが、安田純平さんの一番古いツイート(2012年12月)は、すでに中東情勢一色です。
Myuさんの活動内容は、安田さんと結婚して以降、どんどんスピリチュアル色に染まってます。
こういう人と一緒にいるのは、やはり精神的に負担だったのでしょうか。
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出雲大社のスピリチュアル親善大使
島根県遣島使・出雲観光大使としても活躍するMyuさんは、自分が実際に取材したり旅行して見た、出雲大社のさまざまな魅力を語った本を出版しています。
出雲大社&近郊の神社の魅力はもちろん、隠れた名所まで紹介する、出雲をこよなく愛するMyuさんによる「幸せになる」ためのガイドブックです。
↓↓↓ワニブックスから出版されています。
この本には、なんと安倍昭恵総理夫人とのスペシャル対談まで収録されています。
「縁を結んで日本を豊かに!」というタイトルで、安倍昭恵夫人もスピリチュアル好きなことはけっこう知られています。
Myuさん自身も、出雲大社のご利益のひとつである「縁結び」に基づいて、「恋愛コーディネーター」も担っているとか。
なんでも、さきほど挙げた季刊誌「WAGO」の連載で、安倍昭恵夫人と知り合ったそうなんです。
雑誌や著作って、世界が広がるんですねえ。
他にもMyuさんは、ヒカルランドから出版された「古代出雲本」という本に、特別寄稿をしています。
※残念ながら、詳細は特定できませんでした。
安倍昭恵夫人が、自分の居酒屋をオープンしたというのは有名な話ですね。
この本の出版をきっかけに、発売記念の関係者の打ち上げをこの安倍昭恵夫人の居酒屋で行っており、Myuさんとは知己の間柄になったようです。
まとめ:ちょっと既視感が……
動画を見ましたが、長いあいだ歌手として活動されてきた実績があるため、歌は上手だと感じました。
動画を見るとちょっと演出過剰だし、「ヒーリング」とはちょっと違うかな?という感じでしたが、歌の実力は確かですし、Myuさんなりの信念に基づいて、誠実に活動している方だと思います。
ただ、夫の安田さんがシリアに拘束されている最中も、フェイスブックで何一つそのことに触れられていません。もう割り切るしかないと思ったのでしょうか。
安田さんがいなくなってから1年間、フェイスブックは更新停止でしたが、気持ちを切り替え、もう神に祈るしかない心境だったのかもしれませんね。
少し前に取り上げたこちらの人たちなのですが、彼女たちの行動パターン、このMyuさんをお手本にしているような気がします。
Myuさんは特に出雲大社が好きのようですが、こちらの人たちはターゲットを壱岐市に定めています。
本の出版をきっかけに人脈を広げていったこと、安倍昭恵夫人とつながりがあること、ヒカルランド出版社、自治体の観光大使に任命されていること、特定の場や神社をメインに活動していること……。
スピリチュアル界で成功するための、最近流行のモデルコースなのでしょうか。
【参考】
安田純平は韓国人?パスポートや折り鶴に違和感、二重国籍か?
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