温帯低気圧に変わった台風20号が縦断した西日本では多くの被害がでています。
兵庫県淡路島の北部にある北淡震災記念公園では、現在は温帯低気圧に変わった台風20号の暴風により風車が根元からごっそりと倒れてしまいました。
ネット上では、「この手抜き工事を請け負ったメーカーはどこだ?」と話題になっています。
【台風20号】兵庫・淡路島で風車倒壊、近畿地方で激しい風と雨https://t.co/lkvJa2Skgc
高さ約37mの風力発電用の風車が根元から倒れた。近くの建物の屋根も吹き飛んでおり、台風20号の暴風によるとみられる。 pic.twitter.com/mNVbDVbzd5
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年8月24日
台風の影響で倒壊したと思われる淡路島の風力発電用風車だけれど、こんな土台では倒れて当然だと思うw pic.twitter.com/xPWQ0koebc
— 紫弩中佐 (@Commander_cyd) 2018年8月24日
うわ~ 淡路島の風車の倒壊、基礎の根巻きから上だけ、鉄筋がすっぽ抜けている。周囲の鉄筋も細いし中央に入っていない。これは基礎工事の欠陥かな。アマチュアだってこんなずさんな工事はしないのでは。 pic.twitter.com/GrpHqCkSnW
— han01a (@han01a) 2018年8月24日
基礎工事が浅いことが、素人目にもわかりますね……。
風車自体は三菱重工業の製品ですが、工事の設計・施工は「きんでん」という会社が事前調査・計画・基本設計を担当しています。
↓↓↓HPはこちら
http://www.kinden.co.jp/business/denki/denki02.html
関西電力グループのひとつみたいです。
↓↓↓北淡町震災記念公園風力発電システム(兵庫)と書かれています。
経営の基本方針は
「電力会社から受注した配電工事を施工し電力の安定供給の一翼を担うという、電気工事の公共性に鑑み設立された会社である」
とあります。
資本金264億円、香港、シンガポール、上海、エジプトにまで拠点がある大企業です。
1944年(昭和19年)8月に近畿電気工事株式会社(略称は近電工)として設立。電気設備・計装設備・情報通信設備・空調衛生設備・内装設備・土木設備などの事業を営む総合設備工事会社。
実際に工事をした会社はさらに下請けの別会社で、おそらくこの「きんでん」の設計ものと、施工しただけと考えられます。
いくらなんでも「大丈夫か?」と首をひねったのではないかと思いますが……。
それにしてもずさんですね。
責任を追及されるのは、実際に施工した下請け会社ではなく、きんでんになるはずですが……。淡路市との契約、どうなってるんでしょうね。
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