高橋正巳(WeWorkアイスバーグ)の経歴は?シェアビジネスの次なる挑戦

9月29日の「マツコ会議」で、高橋正巳さんが紹介されます!

高橋正巳さん……あれ、どこかで聞いたことありませんか?

そうです、アメリカ企業のウーバー・テクノロジーズが運営する、自動車配車ウェブサイトおよび配車アプリを開発した「Uber」の、日本法人の執行役員社長です。

最近「Uber」を退社し、これまたニューヨークに本社を置き、世界22カ国283カ所以上でコミュニティ型ワークスペースを提供する「WeWork(ウィーワーク)」に移籍、ゼネラルマネージャーになってました。

そして今回、東京の原宿に最先端のシェアフィスをオープンしていたのです!

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高橋正巳さんの経歴は?

生年月日はわかりませんが、名前に「巳」の字があることから、年齢的に1977頃かな?と考えます。そう仮定したら、現在40歳くらいです。

小学生の頃は父親の都合でイギリスやスイス、中学はニューヨークで過ごしたという国際的な経験をもつ方です。

シカゴ大学に進学した当時は、アメリカではスタンダードに高給を稼げる弁護士を志望していました。

しかし、在学中の「9.11テロ事件」でものすごいショックを受け、自分の国際経験を活かして何か世の中のためになることをやりたいと強く思うようになり、弁護士ではない道を選択。

高橋正巳さんは早速国連の職員などに面会し、社会貢献活動の現状を聞きました。

すごい行動力です。

返ってきた結果をまとめると、共通の悩みが、

  • 組織が非効率
  • アイデアを実現するために時間がかかる

ということだと分析しました。

「だから、まずはビジネスの世界に入って、スピード感や決断力を身に付けてから社会に活かそうと思いました」

キャリアのスタートがソニーだった理由はこのためでした。

米シカゴ大学を卒業後、2003年ソニーに入社。

マーケティングとブランディングの担当者として、「ブラビア」ブランドを全世界で立ち上げるプロジェクトに参画していました。

その後、2007年にはパリに異動してフランス国内のテレビ事業プロダクトマネージャーを務め、

2011年にソニーに籍を置きながら、欧州の名門ビジネススクールであるINSEAD(インシアード)でのMBA取得の勉強中に、3.11の大震災の知らせでした。

この時、高橋さんは福島に来てボランティアに参加しています。

「日本をもっと元気にしたい。」

「でも、日本には明るいニュースも希望を抱けるようなロールモデルも少ない。かつては特別な存在だったソニーにも大ヒットがない……。」

こんな思いを抱えつつ、サンフランシスコでM&A案件を担当してソニーを舞台に何かできないかとアイデアを絞っていたときに「Uber」に出会ったのです。

2014年にはグローバル大企業・ソニーから転身してベンチャー企業「Uber」入社し、日本法人の執行役員社長に就任。

世界を席巻している配車サービス「Uber」を、日本で広める仕事に着手しました。

「日本には、シェアリングエコノミーやオンデマンドのビジネスが少ない。

次の時代は、社会の超効率化が間違いなく進むので、Uberがそのパイオニアになるはずだ。」

しかし、結果だけ見ると、ウーバーの日本市場攻略は行き詰まり、方向転換を余儀なくされました。

理由は、日本の規制当局はライドシェア解禁に対して慎重だったこと。

高橋さんは3年間、ライドシェアサービスの日本での普及を目指し、本社のチームが法律の専門家とともに、規制当局と日々交渉を行いましたが、日本では規制緩和は進まず、タクシー業界からの厳しい反対を受けてしまったのです。

2016年決算で28億ドルの損失を計上し、ウーバーの方針はタクシー会社を味方につける方向転換を余儀なくされました。

この時、高橋さんはウーバーを辞職し、2017年11月に「WeWork」に移籍しています。

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オフィスのシェアビジネスへ

「ウィウオーク(WeWork)」も、やはりアメリカ外資のシェアオフィスの会社です。

最近の言葉では「コ・ワーキング」と呼ばれるワーキングスタイルをとる人向けのサービスを提供しています。

ウーバーと同様、同じシェア事業という共通点もありますが、実はウーバーもウィウオークもソフトバンクが出資しています。

ということは、孫正義会長つながりなのでしょうか。

遅々として進まないライドシェア事業に見切りをつけたのか、高橋正巳さんはオフィスシェアビジネスに乗り換えたのです。

起業家マインドを持つ人たちがここに集まり、イノベーションンを起こす場にしてもらいたい

と、コミニュティやアイデア、コラボーションを生むハブ的な役割を担いたいと期待を込めています。

2018年8月、高橋さんは早速、「ウィウオーク(WeWork)」の日本では6つ目の拠点「WeWork Iceberg (アイスバーグ)」を東京の原宿にオープンしています。

ターゲットは、クリエイター、アーティスト、起業家などで、同社は原宿という地域カルチャーとの化学反応を起こし、会員同士の情報交換・コミニュケーションにより新しいイノベーションが生まれる環境を創造することを目標としています。

定員は700人。

チームの人数に合わせた独立した部屋を契約した「プライベートオフィス会員」のみ対象となりますが、ペット通勤も可という点が、驚きです。

日本国内ではここ原宿のほかに、六本木、新橋、丸の内、銀座、日比谷に店舗があり、近く乃木坂もオープンする予定です。

高橋正巳さんは結婚してるの?

Uberに移籍する2014年時点の情報ですが、この人生の転換期の時期に、高梨さんは“自分探し”と称して週末に何度か西海岸を旅行しています。

着替えとカメラだけを持って、目的地を決めずに車でハイウェイをひたすら走ったとのことですので、このような旅行をするということは、まだ独身ではないでしょうか。

まとめ

高橋正巳さんのは、おそらく9.11のときから変わらずに

  • 組織を効率的にすること
  • アイデアを実現しやすくすること

なのですね。

ウーバーでは日本の役所主義の壁に阻まれましたが、すこし目先をを変えて「オフィスコミュニティ」に目をつけました。

人脈づくりやコラボレーションの相手を探す場としては申し分ない環境といえそうです。

WeWorkの活動は、若くして起業する人や、柔軟な発想で組織を動かす人がアイデアを実現しやすくする環境を提供する事業なので、高橋さんのやりたかったことにより近いでしょう。

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