広瀬香美さんをご存知ですか?
シンガーソングライターにして作詞家、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、ボイストレーナーという多才な人で、国内外から高く評価されています。
本日、広瀬さんの音楽教室がピンチ!というニュースが飛び込んできたので、調べてみました。
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広瀬香織美さんの経歴
まず、広瀬さんの基本的な経歴を確認。
本 名:石井 麻美
生年月日:1966年4月12日(2018年で52歳)
出 身 地 :福岡県太宰府市
最終学歴:福岡女学院中学校・高等学校(音楽科)、国立音楽大学
配 偶 者 :大沢たかお(2006年協議離婚)、その後米国人男性と再婚。
広瀬さんは「手に職を付けてもらいたい」という母親の意向で、幼少の頃より音楽の英才教育を受けました。それはそれは厳しいレッスンだったそうですが、その甲斐あって、素晴らしい才能を開花させました。
大学在学中にロサンゼルスにて、マイケル・ジャクソン、ダイアナ・ロス、ホイットニー・ヒューストンのヴォイス・トレーナーであるセス・リッグスに師事。☚すげえええええええ
その後、現在のビクターエンターテイメントにスカウトされ、デビュー。
↓↓↓1990年代のアルペンCMソングシリーズを手がけました。アラフォー世代以上では有名な曲です。若い人でも聞いたことがあるのではないでしょうか。
うわーなつかしい!大好きでした!
「冬の女王」という異名をとっている人ですが、それは冬にヒットする曲が多いことから。
他にも、安達祐実、安倍なつみ、川中美幸、郷ひろみ、猿岩石、篠原涼子、下川みくに、少年隊、タイナカサチ、はるな愛、広末涼子、ももクロ、森口博子など、数多くの有名人に楽曲を提供しています。
幼少期の英才教育って本当に大事なんですねえ(涙)。
で、広瀬さん、結婚してるんですよね。俳優の大沢たかおさんと。
↓↓↓大沢たかお…って、あ、あの「JINー仁ー」の主人公の人だ!
JIN 仁見てるー
南方仁先生こと大沢たかおがかっこよすぎてドキがムネムネしてる#仁#大沢たかお#南方仁 pic.twitter.com/RcJlV63qWt— みづき (@takahashi_8282) 2017年10月24日
知らなかったorz
広瀬香美と大沢たかおの馴れ初めは映画「ゲレンデがとけるほど恋したいでした」の主演が大沢たかおで、主題歌を歌ったのが広瀬香美だったことから。
大沢さんの方から告白し、事務所には事後報告だったそうです。大沢さん積極的だなあ。
才能は才能に惹かれるっていいますからね。
しかしおふたりはその後、離婚しています。
当時は広瀬さんの知名度の方が高く、大沢さんとは「格差婚」と言われていました。
広瀬さんの方が忙しくてすれ違いが多く、収入も広瀬さんの方が多かったし、そのうちロサンゼルスに拠点を置くようになりました。
これじゃあ結婚生活は破綻しますよね。
広瀬さんはどうも大沢さんを強く支配したそうです。かなりキッツイカカア天下で、女王様気質だったとか。
大沢さん安らげなかったんでしょうねえ…。どうしてこうなった。
ところが2000年以降を境に大沢さんが徐々に売れてきて、広瀬さんの収入は先細りになり、立場が逆転。
大沢さんの方が忙しくて家を空けるようになり、広瀬さんは慣れない家事を頑張るようになりました。
才能あふれる広瀬さんは、家事よりもやっぱり仕事をしたかったんでしょう。すれ違いが続き、とうとう離婚に至りました。二人に子供がいなかったのは……まあ、良かったのかな。
広瀬香美音楽学校
離婚後も広瀬さんは精力的に音楽活動を展開しており、ドラマ・映画・ミュージカルの音楽監督、多くのアーティストへの作品提供及びプロデュース等を手がけました。
そのほかにも日米の文化的交流の担い手となるべく、日本とアメリカの両方を音楽・文化のレベルで深く繋げていくために活動しています。
さらにヴォイストレーナーとしても、広瀬香美さんはアメリカのロサンゼルスを拠点にして創作活動をするほか、1999年には広瀬香美音楽学校を設立、2015年には広瀬香美合唱団を設立するなど、様々な試みを広げています。
今はロサンゼルスのコンピューター会社に勤めている一般人のアメリカ人男性と再婚。
……性格はキッツそうですが、確かに家庭に入るにはもったいない才能です。
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音楽学校の評判
しかし、本人に才能が有ることと、組織経営の素質や他人に教える才能があることは別の話。
広瀬香美音楽学校の評判は、正直、あまりよくありません。
・生徒の発表会で学校の講師陣に嫌がらせをされた(途中で音楽を止められた)
※出典:広瀬香美音楽学校いやがらせの実態
・授業料が高い割に講師陣のレベルが低い
・講師が居つかない。ころころ変わってやりにくい
というカラい意見がネット上では目立ちます。
広瀬香美音楽学校という名前がついている以上、広瀬さんが実権を握っているように思われている方が多いが、広瀬さんは『雇われ校長』というポジションで、別に運営会社がいて経営をしているという意見もあるとのこと。
授業料も上がってしまったとか。
現状としては、広瀬の一番弟子とも言える副校長が退職し、広瀬香美さんが直接指導するクラスの生徒がそれを不安に思い半数近く辞めてしまいました。
結婚の時のように、広瀬さんの音楽にかける情熱と、音楽をビジネスとして使う学校側とで、またすれ違いができてしまったのかもしれません。再開は難しいでしょう。
歌の音程を半オクターブ上げるだけで200万円のレッスン料を払うくらいプライドの高い人なのに、最近は落ち目でもあったので、今はすべてがうまく回らない時期なのですね。
やっぱり……経済的に苦しいんだろうなあ……。
こういう時はしばらくじっとしているのがいいのですが、
・新人の女性マネージャーにパワハラした
・8年でマネージャーが28人変わった
・ビルボードライブ(国内はもちろん世界で活躍するアーティストのライブが上演される一流のステージレストラン)でお客さんをいじりすぎて泣かせたため、「ビルボード東京」を出禁になった
このように数々の伝説を残している人がどこまでおとなしくしていられるのかは疑問です。
個人的な意見ですが、音楽家なんてこれくらい性格悪くてちょうどいいくらいだと思ってます。関わりたくはありませんが。
広瀬さんは5月まで所属していた事務所から無理やり脱退したなどで、芸名使用のトラブルが続いており、事態は泥沼の様相を呈していました。
広瀬さんは2018年5月31日をもって、すべてのアーティスト活動を休止する意向を表明しました。⇒公式ホームページ
なんか…本当に何があったんでしょうね。
これだけ才能にあふれる人が仕事をやめてしまうのは、身体に悪いと思います…。
音楽学校では広瀬さん独自のメソッドを伝えていて、かなり本格的にやっていたようです。
広瀬さん自身が高度な知識・技術・経験の持ち主なので、相当にハイレベルなのでしょう。
音楽にかける情熱が大きい分、自分の主張を絶対譲らなさそう。仕事のことで一度できた溝はふさがることなくどんどん広げてしまいそうなタイプの人だと思います。人間関係難しそうだよなこの人。
※2018.10.10追記
広瀬香美はさん8月29日、独立騒動が円満に解決したことを公式サイトで報告しました。
話し合いを重ねた結果、移籍について所属事務所が合意したとのことです。
2019年から例年通りコンサートツアーを開催する予定です。
まとめ:音楽学校は廃校に
すでに「広瀬香美音楽学校」のHPは削除されています。
広瀬さんが代表権を求めていたという「広瀬香美音楽学校」は、HPで「9月30日をもちまして、その運営を終了いたします」と廃校を発表。
広瀬さんが代表になることはありませんでした。
近年、ヒット曲がなかった広瀬さんにとって、この音楽学校の収入は大事だったはずですが、事務所移籍トラブルが尾を引いたことで収拾がつかなくなった模様です。
ともあれ、才能にあふれるあまり性格に難ありだけれども音楽に忠実な広瀬香美さんとその作品を、当ブログでは応援しています。
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