貴乃花の退職届提出時期に前後して、横野レイコという女性レポーターの名前が頻繁に出てきました。
あまりに相撲協会を擁護するような発言が多いため、「協会寄り」のレポーターだと弁護士さんや学者、落語家などさまざまな人に指摘されています。
実はずっと以前から、いろんな界のいろんな人たちに、横野=貴乃花アンチと共通認識されていたようです。
いちリポーターなのに、そこまでアンチ化って異常に思えますが、いったいどういう人なのでしょう?
気になったので調べてみました。
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相撲界のことで30年以上生活している人
まずは何より基本情報を。
本 名:横野 麗子
出 身 地:大阪府大阪市
生年月日:1962年5月12日(2018年で56歳)
所属事務所:office. Mi-Ma
職 歴:契約アナウンサー → レポーター
肩 書:㈱相撲コンシェルジュ代表取締役
フジテレビ相撲専属レポーター
フジテレビ専属ということで「とくダネ!」「バイキング」「グッディ!」など多くの情報番組、報道番組に出演しています。
相撲業界30年のキャリアをうたうように、相撲報道で独自のポジションを築き上げてきました。
昨年の日馬富士の事件以降は、相撲業界報道番組に出る機会が激増していますが、あからさまに「貴乃花批判」を続けているのが気になります。
何かつけて貴乃花批判を繰り返す横野レイコさんに、視聴者もいくらなんでも不自然だと感じはじめているようです。
誤報・炎上一覧
日馬富士事件で根拠を提示せず一方的に印象操作発言
2017年11月16日放送のある番組で、日馬富士事件で使われた凶器がビール瓶やデンモクだけでなく、元横綱がアイスピックを手にしたという話も出ている…
という話題の時に、横野さんは、「それに関してはですねー 貴ノ岩関がアイスピックを持ったという話も一部ではあるんですよ」と発言。
↓↓↓0:38頃から
この記事に、ツイッター民は「アイスピック横野」とあだ名し、怒りまくっています。
貴乃花の印象操作
貴乃花の退職騒動で、「有形無形の圧力を受けた」と貴乃花が発言しました。
その人物は具体的には言わないと断っている中で、横野レイコリポーターは「貴乃花親方は思い込みが激しく突っ走ってしまう節がある」「空気でそのように思い込んでいる部分がある」と、貴乃花が悪く、協会側を擁護する発言をしました。
司会者の坂上忍から「名前は言いませんが…って明確に言ってますよ!」と発言を批判された。
わざとですかねえ。
貴乃花部屋ひっこし時の誤情報を生放送でコメント
2018年10月3日、フジテレビの情報番組『バイキング』に出演した横野さんは、旧貴乃花部屋の消滅にともなう、力士たちの千賀ノ浦部屋への引越のニュースの中で、女将である花田景子が同部屋に不在で、弟子たちの旅立ちに立ち会わなかったと話しました。
さらに、番組司会者から元親方夫妻は意志疎通・連携が出来ていなかったのかと質問されると「取れてないんじゃないかなと、私はこれを見て思いました」とコメントし、貴乃花親方夫妻の不仲さえ示唆したのです。
しかし、ほかの複数のメディアは「女将は部屋にいた」と報じており、貴乃花親方の代理人弁護士は『景子さんは午前中から部屋にいて、引っ越しを手伝っていた』と訂正情報を出しました。
これを受けて番組関係者や、横野さんの発言をもとに記事を配信したデイリースポーツも公式サイト上で訂正・謝罪しています。
しかし、当の横野は翌日放送の同じ番組にも出演したが、自分の誤情報吹聴について触れることはありませんでした。⇒参考1 ⇒参考2
貴乃花洗脳騒動も横野レイコが火付け役?
このような、最近の印象操作報道だけでも行き過ぎではないかと思いますが、1998年頃、貴乃花が横綱の時に九州の整体師に洗脳されているという大きな報道がありました。
さまざまなプレッシャーがあったのでしょう、メンタル面を整えるために頼りにしていた人物だったようですが、あまりに整体師に傾倒している様子だったので、周囲は心配していました。
貴乃花の父である二子山親方(当時)は「この世界で何かに洗脳されていると噂が広まったら、二度と復活はできない、貴乃花は相撲協会の理事長にもなれる男だ。だから今、膿を出さないといけない」と、二子山親方に頼まれて洗脳報道をしたと横野レイコさんは主張しています。
二子山親方の発言がなかったら、貴乃花が洗脳されているという噂にはならず、みんな兄弟喧嘩だとしか思いませんでした。
しかし家政婦さんの証言では、貴乃花がひとり立ちしようとしていた時期だったのに、 横野レイコさんが「このことは世間に公表したほうが、光ちゃんの目が覚める」と言って大々的に報道したのだそうです。
もうすこしやりようがあったのではないでしょうか。
もう若貴兄弟の仲は元に戻らないかもしれません。
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花田紀子さんと30年来の因縁
横野レイコさんは、若貴兄弟がが子供の頃からの付き合いで、一時期は二子山部屋のスポークスマン同然でした。
しかし、1998年の貴乃花洗脳騒動の時に、2人に亀裂が入ります。
さきほど家政婦さんの証言を掲載しましたが、これを紀子さんの視点から見ると次のようになります。
貴乃花が九州の整体師に頻繁に会いに行っていたとき、二子山親方の単独インタビューを取りたいと、フジテレビの相撲レポーターが来ました。
紀子さんは、お茶を出して、そのままその場を出てしまったそうです。
そうしたら、インタビューする人が話の流れの中で「洗脳されていますね」と、二子山親方から言質を引き出し、二子山親方が「そうですね」と考えなしに肯定してしまったというのです。
翌日のテレビ放送を見たら、大体的に「洗脳」と報道されていました。
このインタビュアーが横野レイコさんだったのです。
藤田紀子さんは、横野レイコさんが誘導するような質問で煽ったせいで洗脳騒動が始まったと認識しているのです。
若貴兄弟の実母である藤田紀子さんとも懇意していましたが、2001年の医師との不倫疑惑・離婚により、ふたりに決定的な距離ができてしまいます。
藤田紀子さんは、貴ノ花と離婚することによって角界から追放される形になり、相撲取材を主戦場にしていた横野さんと紀子さんは、離れる形になりました。
その頃から、紀子さんは横野さんに苦手意識を持つようになったようです。
貴乃花が理事長選に落選した折、藤田紀子さんと横田レイコさんは連日報道番組に出演して言いました。
それなのに、2人が共演することは一度もありません。
実は、紀子さんが横野さんを共演NGにしていて、「彼女が出るなら私は出ない!」と頑ななようです。
横田さん不在の番組で、紀子さんが横田さんを批判することもありました。
貴乃花離婚で苦言を呈す
2018年10月25日に、貴乃花と景子夫人が離婚していたことが、11月25日に報道されました。
それを受けて横野レイコはフジテレビ系「バイキング」で次のようにコメント。
愛弟子の初優勝の翌日ですよ。今日のバイキングも、こういうことがなければ貴景勝関(の特集)でやるつもりだったので、ちょっと残念だなという気がします。
MCの坂上さんが横野レイコさんの貴乃花へのヘイトコメントを途中で牽制していましたが、やはり公平な観点で物事を見ることができない人のようです。
横野レイコは白鵬+相撲協会びいき
横野さんは著書の表紙にも白鵬からコメントをもらうほど、白鵬と懇意にしています。
また、相撲リポーターという立場上、協会から反感を抱かれるようなコメントをしにくいという点も理解できます。
横野レイコさんは「㈱相撲コンシェルジュ」という会社の代表取締役ですが、HPなど、外部からどのような会社なのか確認できる情報を一切公開しておりません。
おそらく、節税対策なのでしょう。
この会社は大相撲に特化した企画会社で、相撲協会が大事な顧客。
相撲協会の下請けのような会社なので、相撲協会執行部との関係を維持・忖度することがとても重要になってきます。
まるで相撲協会の御用聞きのようなコメントをテレビで連発しているのは、見ていて苦痛です。
まとめ
人それぞれに立場というものがあるので、完全に中立でいるというのは難しいでしょう。
特に横田さんは相撲界のことをメシのタネとしているので、別に協会よりでも構わないのですが、自分の想像で語ることが多いように見受けられるのは、ジャーナリストとしてどうなんだろうと思います。
相撲界を盛り上げる貴乃花は大いに評価するけれども、その秩序に波風を立てて叛旗を翻すかのような「暴挙」に出た貴乃花はキライなのかもしれませんね。
最近はテレビでみませんが、適当にしゃべっていたら盛り過ぎて収拾つかなくなったようです。
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