草場一壽はスピリチュアル宗教?経歴や作品の購入方法、SNSまとめ

草場一壽さんという芸術家をご存知ですか?

世界で初めて陶器を焼いて絵を描く「陶彩画」という技法を確立し、数年前、私の目を釘付けにした芸術家さんです。

私も何がきっかけかは忘れましたが、偶然草場氏のHPにたどりつき、圧倒的に美麗な作品群に度肝を抜かれ、その後しばらくは、氏のHPに釘付けになっていました。

もうちょっと活動の幅を広げて、大きくマスコミに取り上げられても良さそうな人なのですが、本人の性格ゆえかこだわりゆえか、今のところ地道に個展を開催する活動のみ。

本当にもったいなくて、生きているうちに作品を売りたいのなら、売り方をもう少し考えて欲しいな、と思ってます。

もどかしいので、地味な応援も込めて、草場一壽さんのことをご紹介します。

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草場一壽のプロフィール

なにはともあれ、まずはプロフィールを。

氏  名 草場一壽(くさば・かずひさ)
生年月日 1960年5月9日
(2019年で59歳)
出 身 地 佐賀県武雄市
出身大学 日本大学芸術学部演劇科(中退)
著名な実績 陶板画
フェイスブック 草場一壽フェイスブック
ツイッター 草場一壽ツイッター
オンラインショップ 草場一壽工房ミュージアムショップ
公式HP 草場一壽公式HP
個展のご案内 草場一壽スケジュール
工  房 草場一壽工房
アメブロ 草場一壽アメブロ

草場さんは隣の有田町と同様に、有田焼の地である佐賀県武雄市に生まれました。

小さな頃から動物や自然など、「いのち」の営みに興味を抱きながら成長しました。

子供の頃から絵を描くのは好きでしたし、お母さんが近所の子供たちに絵を教えていたため、草場氏も一緒にお母さんからえを教わっていたことになります。

中学高校ではバスケと美術部を掛け持ち、先生に美術の才能をみとめられ、大学の美術学科を勧められて大学進学時に上京、日本大学の芸術学部に進学します。

当時は舞台芸術などに憧れていて、美術科でなく演劇科に入学。

しかし周囲には個性豊かな学生がたくさんいて、自信をなくし、中退。

アルバイトや放浪の旅などを経て、佐賀武雄に帰ったのが26歳のときでした。

世の中はバブルで作るだけモノが売れるので、有田の焼き物も大量生産。

1987年の27歳の時、それに疑問と危機感を感じたのが、陶彩画のきっかけ。

しかし、ただ有田焼を再興するのではなく、「400年の伝統を生かしつつ新しい芸術を創造する」という思いから、「焼物の絵画」というアイデアを持っていました。

しかしこの珍しいアイデアは、作品を作らせてもらうためたくさんの窯元の門を叩いても、「あまりに無謀な挑戦」だと一蹴され、ことごと門前払いに。

しかし、世界的な陶芸家である葉山有樹氏の理解を得て、「陶彩画」の研究に入ります。

3年間の試行錯誤の末、1990年30歳頃に、絵付けと焼成を繰り返すというまったくオリジナルの新技法を確立。

それ以降、「陶彩画」は草場氏オリジナルの芸術として、日本全国各地で個展を開催して多くの人の目に触れ、鑑賞する人の心を揺さぶり続けています。

草場一壽の「陶彩画」とは

↓↓↓作品がどれほど素晴らしいかは論より証拠。こちらを見てください。

一枚、一枚の鱗がキラキラと七色に輝き、特に写真の昇り龍には上昇しようというエネルギーを感じる力がみなぎっているのが、ネット越しにも伝わってきます。

草場氏の作品は、龍、観音、天女、神仏、女神、植物など多岐にわたりますが、とりわけ龍が多いです。

なんでも26歳の時、龍が居間で10分ほど泳ぐ姿を見たからというのが理由で、そこからは何も見ずに、想像力で龍を描くようになったそうです。

「陶彩画」は、草場氏の完全なオリジナルな芸術です。

今までの有田焼の手法を踏襲しつつ、独自の発想と工法を用いた「焼き物の絵画」。

彩画は、白い陶板をキャンパスにして、釉薬(うわぐすり)で絵付けするのですが、一度絵付けをしては焼成し、さらに上から違う色で絵付けをしては焼成し、と、十数回にも及ぶ窯入れを繰り返しながら、絵を描いていきます。

正確さと根気強さ、窯の温度調整から時間配分まで、完成までは一切、気を抜くことのできない緊張の連続。

焼き物の世界は、窯に作品を入れたあとは「火に託す」という、人間の力が及ばない世界です。

窯の火の中で出来上がった作品は、失敗作も多いですが、ときとして作者のイメージをはるかに凌駕し、まばゆいばかりの光を放ちます。

写真によく目を凝らせばわかるように、すべて平面ではなく、若干3Dなのです。

NHKなどテレビでどんどん取り上げてくれてもよさそうなのに、独自の手法が素晴らしすぎて、あまり評価されてないのかなあ。

草場さんをあんまりほめると、絵画業界のお偉方&お年寄り方のご機嫌が悪くなるから異端扱いされているのかもしれませんね、もったいないなあ……。

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草場一壽は宗教スピリチュアリスト?

草場一壽さん、フェイスブックを掘って掘って掘っていくと、そこそこ思想が見えてくるのですが、考え方としては、仏教がベースになっているようです。

もちろんスピリチュアルにも理解がありますが、最近のうわついたものではなく、昔ながらの伝統的なものを好んでいる様子。

こういってはなんですが、古臭くやぼったいとさえ言える、アタマ固めのオーソドックス系統の人で、昨今の軽薄なスピリチュアルとはひと味違います。

融通きかない人なのかなあ?と思うくらいに真面目に社会や世の中のこと、人生や生命、青少年の育成課題、人権問題、環境問題について高い関心を持っている方です。

なんでも草場氏のおじさんが語学の天才と言われた古賀武夫という人で、6か国語を操り、世界を駆け回って天下国家を論じる姿に子供の頃から接してきたらしく、物の見方や価値観がやはりすこし違うのでしょう。

この叔父さんのアジアを中心にした支援活動には、草場氏も何度か同行させてもらっていて、『知識というツールを使って自己表現すること』『相手への観察力、洞察力、想像力を身に着けることが大事』という考えに、強い影響を受けています。

物の見方・考え方が真っ直ぐで純粋すぎて、スレッカラシの私の目から見れば草場氏の文章は若干ポエミィ(すみませんorz)に感じるほど。

ちょっと地に足がついてないんじゃないかなーと思いますが、エセスピ界隈の親和性は高そうだなあという点が若干気になるものの(笑)、芸術家はこれくらい浮世離れしているものなのでしょう。

陶彩画制作のかたわら絵本作家として、「いのち」を伝える活動も続けています。

子ども達にどうやって「いのち」を伝えるか…その活動の一環として、数冊の絵本を出版しています。

現在、本を数冊読んでます。感想はまたのちほど。

なお、草場氏のお父さんは亡くなっており、佐賀県の実家のお母さんを大事にしているそうです。

草場一壽の作品はどこで買えるの?

まず個展です。

東京、京都、名古屋を中心に、けっこう精力的に個展・展覧会を開催しているので、そこに通って実際に作品を見るのが理想的。

古典スケジュールはこちらからどうぞ。⇒草場一壽全国巡回展

次にHP通販。

草場一寿HPでは、フォトカードやポストカードなどの通販をしています。

1枚600円から気軽に購入できるポストカードから、100万円を超える陶彩画の原画まで幅広い品ぞろえが揃ってます。

お手頃価格のものは売れ足が速く、販売終了の商品が多いです。

↓↓↓アマゾンでも若干種類のポストカードを扱っています。

そしてやっぱり、工房。

陶彩画の原画を購入するなら、やっぱり草場氏の工房に直接足を運びたいものです。

美術館のみで公開している草場氏の初期作品や、大作「弥勒菩薩」、さらに未発表の龍の作品などが多数展示されてます。

完全予約制なので、ご注意を。

↓↓↓連絡先はこちら。

〒849-2302 佐賀県武雄市山内町鳥海10088-2
TEL:0954-45-3450
FAX:0954-45-3761
Mail:contact@kusaba-kazuhisa.com

※土曜・日曜のメール対応は、翌営業日となります。

※工房のHPはこちら ⇒ 『草場一壽工房』

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HAPPYちゃんとの関係は?

さて、2018年10月に長崎県壱岐市を舞台に展開された悲劇「縄文祭」を主催した、HAPPYちゃんこと竹越紗智さんと、草場氏はちょっとだけ関係があります。

Happyちゃん(竹越紗智さん)は、壱岐月読神社の「御神体」を奉納していますが、この「鏡」を作成したのが、草場氏なのです。

また、壱岐市内におけるHappyちゃん(竹越紗智さん)所有のゲストハウス『月の器』内にも作品があります。

【参考】
happy(竹腰紗智)は宗教?!壱岐市観光大使が肩書き利用でボロ儲け!

happy(竹腰紗智)の新興宗教!壱岐月読神社の御神体を入れ替えた?

happyちゃんというのは、今はロサンゼルスにダンス留学中ですが、一時期「引き寄せパワーブロガー」として有名になった、引き寄せスピリチュアル業界の人です。

おいおいおいおいと思っていたのですが、草場氏の以下のフェイスブックの記述を読んで安心しました。

好きなことだけ・・・ワクワクすることだけやっていれば幸せになれる。というスピリチャル難民が増えてきたと最近感じています。快楽主義者?

(略)

「幸福」の追求は、苦の道を行くところにあります。この不条理の中でしか生きていけないのが私たちです。

苦しみを拒んで、耐える事も学ばず、ただ今日を楽しむだけの先には虚無という穴が待ち受けています。

それは苦しみよりも何倍も辛いもの。今、苦しみの中にあっても、決して人はそこに留まってはいません。

自分では気がつかないうちに、心や魂は磨かれているのです。

どんなときも「ありがとう」と言えるのが人間。おかげさまの人生です。

<2019年3月2日のフェイスブックより>

ああ多分、当時はHAPPYさんのこと、よくわかってなかったんだろうなあ……^^;。

草場氏のフェイスブックを掘っていって読む限り、このあたりの思慮の浅いスピリチュアリストと相容れる要素はないでしょう。

もともと、草場氏と竹腰さんとの接点は、竹越さんの友人の旺季志ずか氏と一緒に個展に行ったのがきっかけ。

そこに、旺季志ずか氏の知り合い(というのも非常に微妙ですが)である、総理大臣夫人の安倍昭恵さんがいたんですよね。※というか、安倍昭恵氏がいる時を狙って個展に行った。

草場氏はまず

・総理大臣夫人の権力パワーに中てられてしまったこと、

・そのハロー効果を竹越紗智さんがうまく使ったことと、

・安くはない自分の作品に、ぽんとお金を出してくれたお客さんを大事にした

のでしょう。

竹腰さんも、当時はもっともらしいことを草場さんに話していたのだと考えています。

お口直しに、草場さんのすばらしい作品をご覧下さい。

↓↓↓ツイッターに掲載がなく、あまりに美しくてあきらめられない作品をフェイスブックから転載させていただきました。

スピ業界で昨今流行している『龍』な方々が、非常に好きそうな……。

これは芸術ですよー、スピリチュアル業界とのタイアップは、もったいないです。

まとめ:原画を飾れる壁がない(涙)

草場一壽さん、ホントに調べるのが難しいんですよ。

なんたってご自身のツイッターのツイートが4つしかないですよ、口下手な人なんですねえええええええ。

そのあたり支持者からアドバイスが入ったのか、アメブロを2018年11月から始めているのですが、ブログ記事もまだ2つしかないんですよ、なにこの絵に描いたような職人気質な人。

いちばん活発なのがフェイスブックなんですが、こちらは人が変わったように饒舌で頻繁に長文が更新されており(笑)、これはスタッフかお弟子さんのどなたかが更新しているのでしょうか。

フェイスブックという媒体が合っているのかもしれません、SNSは集中して利用したほうが効果的かもですね。

草場さんは、両親や先祖の話はよくされているのですが、自分の家族の話がまったく出てこないし、フェイスブックにも「独身で身軽」みたいな書き込みがあるので、2018年時点では独身のようです。

もう少しナマのコメントを前面に出すことで、作品の売れ行きも違ってくるんじゃないでしょうか。

個展は頻繁に開催している模様ですが、HPで見られる作品に魅了された、個展まで足を運べない全国津々浦々の潜在ファン層の獲得機会を、ことごとく逸失していると思います。

もうちょっとお手軽に、画集とか出版してくれないですかね?買いますよ私。

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