2018年公開映画『塁(かさね)』で、難しい設定の主人公「かさね」をみごとに演じた土屋太鳳さん。
この時点でまだ22歳だった土屋太鳳さん、すでに女優としての実力が高すぎて、共演しようとする相手が手を上げずに配役に難航したとか。
私もこの映画を観に行きましたが、劇中劇のオーディションシーンの「かもめのニーナ」の演技が、本当に上手で迫力があって、スクリーン越しなのに実際に舞台を観ているような臨場感がありました。
ここここ、こりゃー本物の女優だわ((((;゚Д゚))))、まちがいなく若手実力派女優だわ、と映画館で太鳳さんに釘付けでした。
いったいどんな女優なんだよあれは、と調べてみたら、清楚なお嬢様風のルックスなのに、全身全霊の体当たりでひたむきでガッツがあってパワフルで、人なみはずれたチャレンジ精神の持ち主という……。
「素材重視」のNHKが早くに目を付け、すでに朝ドラにも3本出演させ、順調にキャリアを積ませています。
土屋太鳳さん、いったいどういう人なのでしょうか。
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土屋太鳳の経歴・プロフィール
何はともあれ、まずプロフィールを。
本 名 | 土屋 太鳳(つちや・たお) |
---|---|
生年月日 | 1995年2月3日(2019年で24歳) |
出身地 | 東京都渋谷区 |
高 校 | 日本女子体育大学付属二階堂高等学校(芸能活動OK) |
大 学 | 日本女子体育大学体育学部運動科学科舞踊学専攻(大学6年生) |
職 業 | 女優、モデル |
習い事 | 日本舞踊、三線、篠笛、小太鼓、クラシックバレエ、ヒップホップダンス、陸上、ピアノ演奏、乗馬、スキー、バスケットボール、家事、 |
家 族 | 両親、姉1、弟1 |
事務所 | ソニーミュージックアーティスツ |
まず、習い事の数がすごいです。
3歳のころから日本舞踊とバレエを習いはじめ、高校でもアクロバティックな動きを含むダンス部に所属するなど、ストイックな努力家。
作品のためにはアルペンスキーも果敢に挑戦(カッコウの卵は誰のもの)し、驚異的な身体能力を有してます。
女性の平均は2000~3000ccとされる肺活量が、太鳳さんはなんと5210ccという数値を出しています。
燃費のいい身体を持っているのため、ロケ弁を3つも食べるとか(笑)。
このような太鳳さんの「スポ根」のルーツは、小学生の時に入部した「バディ陸上クラブ」のスパルタ教育から。
ここは、「『やればできる経験』をさせる」という方針で、世田谷区を中心に関東に7つの「スポーツ幼児園」やスポーツクラブなどを運営。
幼児園では幼児教育からサッカー、バスケット、スキーなどの大会まで、1年を通じてたくさんの種類の競技会が目白押しで、卒園式でさか上がり、三点倒立、跳び箱6段を成功できなければ卒園できないという筋金入りの「スポ根スタイル」で有名です。
連続テレビ小説「花子とアン」では本当にブレイクしたのは土屋太鳳のほうだと言われていて、主演の吉高由里子さん以上に、妹役の太鳳さんの方がギャラ高騰しました。
主役を食ってしまったんですね^^;、関係者も「妹役がとてもよかった」と意見が一致しています。
NHK朝ドラ「まれ」のヒロインに抜擢された際のオーディション最終審査では、スタッフに向かって「チャンスを下さい!」と叫んだという女優魂。
さらに、もともと「舌小帯短縮症」をわずらっていて、発声や滑舌に不安があり、声がコンプレックスを持っていました。
10歳の頃まであまり言葉を話すことができなかった、とまでコメントしているので、よほど不自由だったんでしょうね。
普通だったら訓練を重ねるか、別の道を模索しそうなものですが、なんと太鳳さんは16歳の時、女優としてやっていくために、舌の裏の舌小帯を切る手術まで受けました。
「女優として生きていく!」というなみなみならぬ決意が伝わります。
ほかにも、俳優の野村祐希さんや、浜田雅功さんの次男くんとも幼なじみです。
土屋太鳳の両親は?
太鳳さんのお父さんのことについては詳しいことはわからないのですが、渋谷で飲食店やイベント・パーティ会場をレンタルする会社を経営している社長さんらしいです。
実家も東京都世田谷区にありますので、事業はうまくいっていて、裕福な家庭のようです。
土屋さんは「私の母は宇宙人みたいなんです。言葉では説明できません」と、自分のお母さんを評したことがあります。
たぶん、とても明るくて朗らかな方なのでしょう、宇宙人まかせにしていたら土屋太鳳さんのような女優は育ちません。
実は厳しくしつけられたようで、そうでなければあのピンと伸びた美しい姿勢をかたちづくることは、ふつうの人間には無理です。
お母さんは、あとで触れる太鳳さんの交際にも口を出していたようで、太鳳さんもこまかく仕事のことを報告していますし、お母さんが仕事にNGを出すこともあるようで、業界では有名になりつつある存在です。
かなりしっかりした「ステージママ」です。
ちょっと心配なのは、売れ出してから最近、セクシー系などの「NG項目」が太鳳さん側から増えてきていて、このままでは、出演できる作品の幅が狭まってしまいそうなことです。
土屋太鳳の姉は「土屋炎伽(ほのか)」さん
太鳳さんには、3つ違いのお姉さんがいます。
<土屋太鳳インスタグラムよりスクリーンショット>
名前を炎伽(ほのか)さんといい、太鳳さんと同じく日本舞踏を習っていました。
太鳳さんにとって炎伽さんは、「ヒーローのような存在」。
明治大学応援団のバトン・チアリーディング部のOGで、スタイルが良く、石原さとみ似の美人さんです。
卒業後は芸能界に入るのではないかとの噂もありましたが、現在は富士通のアメフト部のチアリーディング部「フロンティアレッツ」に所属しています。
お姉さんも妹さんも、パンチのある名前ですね^^;。
土屋太鳳の弟は「土屋神葉(しんば)」さん
2歳下の弟・神葉(しんば)さんは子役の経験があり、2013年のジュノンスーパー・ボーイコンテストでは上位100名に残っています。
太鳳さんが男性だったらこんな感じ?という端正な顔立ちをしたイケメンで、劇団ひまわりに所属。
現在は主に声優として活躍中で、テレビアニメ「ボールルームへようこそ」で主人公の声を演じました。
これから俳優としてデビューするのでしょうか。楽しみですね。
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土屋太鳳の武器はなんてったってダンス
土屋太鳳さんは、日本女子体育大学体育学部の運動科学科舞踊学を専攻しています。
舞踏を専攻に選んだ理由も「女優の演技力に生かすことができれば」というもので、身体や表情での表現について学んでいます。
この強みのおかげで、太鳳さんは映画やドラマからオファーが尽きません。
↓↓↓冒頭で挙げた「かさね」の「かもめのニーナ」の動画は残念ながら見つかりませんでしたが、同じ作品の中のこのダンスもよく覚えています。素晴らしかった。
仕事の合間のわずかな隙間時間を利用して、筋トレやストレッチを欠かしません。
映画やテレビ番組のイベントで、その高すぎる身体能力を発揮するのは、このような日頃の努力の積み重ねの結果です。
↓↓↓世界的なシンガーソングライターであるものの、なぜか「有名になりたくない」というポリシーをもち、顔を一切見せないことで知られる変わった個性を持つ「シーア」さんのミュージックビデオに出演。
サビの部分を聴けば、どれだけ有名な楽曲かがわかるはず。これを、20歳の太鳳さんが踊りました。
このダンスの振付は、世界的な日本人ダンサーの辻本知彦氏が担当。
辻本さんはこの鬼気迫るコンテンポラリーダンスを「鳥肌が立つ」と絶賛しています。
太鳳さんは、いつでもダンスを踊れる準備を欠かさないのです。
土屋太鳳の恋人は山崎賢人⇒別れさせられ、破局
土屋太鳳さんは、20歳の誕生日を迎えた時に「恋愛解禁」を宣言しています。
しかし「まれ」で共演した柳楽優弥と山崎賢人とのキスシーンでは「経験がないのでとても緊張した」と語っていて、経験値はそんなに高くなさそうです(笑)。
初めてスクープされたのは、2016年の山崎賢人さんとの焼肉デートで、太鳳さんは彼に「尊敬の念」を抱いていましたが、それが恋心に変わったのかもしれませんね。
公の場で質問されると、太鳳さんは肯定も否定もしなかったため、お付き合いしているのはほぼ確実という認識でした。
しかし、その後ふたりはお互いの事に言及することはなく、報道された時にはすでに「別れさせられていた」と言われています。
まとめ:1にスポ根、2に強み(ダンス)、3・4に教養、5に顔でか
土屋太鳳さんはまちがいなく実力派女優で、演技力が十分備わっているので、業界内で「ゴリ押し女優」と言う人はいません。
しかし、本人は「どんなに工夫しても顔がパンパンになるしガタイがいい」「一番体重があった頃で46㎏」と、体格のコンプレックスをなかなか気にしている様子。
私は顔が大きいことは舞台映えする利点があるので、いいと思いますけどね。
顔が大ききければそれだけでテレビやスクリーンで視聴者の印象に残るので、主人公向き才能と言えると思います。
だってさ、20代の若い年頃の女優さんて、みんな美しいから、みんな同じに見えるんですよ!!
太鳳さんは美人ですが、これらの特徴のおかげで、私はすぐに他の女優さんと太鳳さんを区別することができたんですよ。
ダンスやスポーツで鍛えた全身の力強さと、顔そのものに存在感があるから、太鳳さんは今まで数々の「主演」を射止めてきたのではないでしょうか。
これはお母さんの教育のおかげで、まさに「子供を女優にするべく育てた」のでしょうね。
お父さんがイベント関係の仕事に携わっているので、芸能界に関心を持ち、影響を受けたのでしょう。
何事にも一生懸命取り組む姿が、「ものすごい頑張り屋さんだ」と業界内の評判もすこぶる良く、オファーは増える一方。
しかし、努力家の太鳳さんは、このままではパンクしてしまうのでは?と心配する声も最近は大きくなりました。
授業態度はものすごくいいと評判なのですが、日体大は卒業ルールが厳しく、実技の単位が取れないようで、2019年の目標は『大学6年生』を卒業すること。
キャンパスライフを楽しみながら、少し息をつくのもいいのでは?
卒業したら、まちがいなく仕事の依頼が雨のように降ってくるでしょう。応援しています。
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