GACKTの収入源は?才能と美と愛と頭脳を魅せてファンをわし掴め

きのうに続いてGACKTさんです。

時々テレビに取り上げられ、セレブな生活が披露されていますが、その収入源は一体何だ?と長あいだ取り沙汰されています。

GACKTさんのお父さんは自衛官で、国家公務員です。一般の公務員に比べ少々割高なお給料はもらっていますが、別に裕福でもお金持ちでも上流階級でもありません。

高校生のころに両親が離婚したためお母さんに引き取られ、大学に入ってからはホストとカジノで働き、学生らしからぬ報酬を得ています。たぶんお母さんにも渡していたのでしょう。

学生時代にスポーツカーを購入できたほどのホストの稼ぎも、上京して『マリスミゼル』に加わり、売れない時代にすべて使い切っています(狂った金銭感覚が元に戻ったそうです)。

GACKTさんの本職は「ロック音楽」で、わりと狭く深くニッチな分野。

コアなファンがつきますが、市場としてはそんなに大きくはなく、好き嫌いも分かれるしで、なかなか「本業」がお茶の間の目に届きにくく、ビジュアルと毒舌が先行してしまっているところが、誤解につながっているのだと思います。

たしかに音楽でスーパーメガヒットは飛ばしていませんが、きちんと頭を使って、自分で工夫して収入を得ているようです。

あのビジュアルと知名度は大きな武器ですね。

なにより、コツコツと長期戦で事業を継続しているのがすごいです。

【参考】

GACKTは何者?生い立ちや経歴、結婚や彼女、好みのタイプについて

スポンサーリンク



本業の音楽活動で年間数億円?

ひとくちに「音楽活動」といっても、その活動内容は多岐にわたります。

ライブの売上、CDの売上、著作権印税……関連する収入でファンクラブ会費、グッズの売上があります。

GACKTさんの強みは、とにかく長年コツコツ活動を継続してきて、「ニッチでディープな固定ファン」がとにかく多いことです。

ライブ活動で年間数千万円

GACKTさんの本分は「ヴィジュアルライブ」。

アーティストの基本収入は「ライブ」の売り上げといえるでしょう、もちろんGACKTさんのライブは海外でも人気です。

ファンクラブに入っていても、チケットはなかなか手に入らないそうです。

経費も莫大になりますが、GACKTさんほどの知名度があり、固定のファンを抱えたアーティストなら、一回のライブツアーで数億の売上を出すことも可能です。

GACKTさんもこの礼楽ではなく、GACKTさんのライブの前方の席のチケットはなんと3万円。

この数が結構多く用意されていて、年間数千万円の収入を得ています。

一席3万円と聞くと、ふつうの感覚ではびっくりするのですが、ファンにとってはそんな高いお値段でもないらしく、この特別席には毎年応募が殺到し、飛ぶように売れています。

GACKTさんは、わざわざテレビに出まくらずとも、固定ファンを多く持っているので、本業でしっかり稼げるんです。

GACKTさんの基本知識(笑)として、彼は「どこかの芸能事務所に所属している雇われタレント」ではなく、自分で個人事務所を設立して、自分の仕事のマネージメントを、自分で人を雇ってやってます。

ゆえに事務所にマネジメント料を天引きされず、芸能活動の収入は全部自分のものになるので、報酬に対する自分の取り分は、他のアーティストに比べてだんぜん多いのです。

しかもGACKTさんの場合、作詞作曲をぜんぶ自分で手がけているので、印税分はすべて自分の事務所に入ってきます。

ひとつの曲でも、作詞・作曲が他の人だと、印税の何割かはその人に流れてしまい、その分ボーカルの実入りは少ないです。

GACKTさんは、歌唱料・作詞料・作曲料をすべてトリプルゲットで総取りしているんです。印税は何億と言われています。

CD印税で年間数百万円

公式HPによると、1999年のソロ活動から計算して、これまでにCDシングル48枚とアルバム19枚をリリース、男性ソロアーティストとしては、今までのシングルすべてオリコントップ10入りを保持しています(2018年10月現在)。

Gacktさんの音楽CDは、2008年後半から、通常版とファンクラブ限定版の2種類が発売されてます。

限定版にはDVDなどの特典がついていて、こちらはGACKTさんの事務所が発売している形になるので、オリコン等の公式?な売上枚数には数えられていません。

したがって、オリコンでカウントされている枚数は「通常版」のみで、例えばあるCDの枚数が10000枚前後だとしても、限定版の売上枚数も加えると、その倍くらいは売れていると思います。

ヴィジュアル系という、一般受けしにくいジャンルで活動していることを考えると、じゅうぶん売れてるといえるでしょう。

GACKTさんは自宅と事務所が同じビルで、簡易スタジオやジムもその中でほぼ完結できるので、レコーディング等の細かい作業分の雑費が発生しないのも利点があります。プライベートも守れますし。

ふつうにCDが売れれば、音楽出版社・レコード会社そしてアーティストの所属事務所の間で契約に基づいて設定された分配率に応じて、収益が分配されます。

先に述べたように、GACKTさんは可能な限り自前で曲を作っているので、もともと取り分は大きい上に、自分の事務所が販売元である「限定版」の分配率は、さらに大きいです。

しかし、シングルCD1枚1080円として、1枚につき30円くらいの印税収入なのです。

GACKTさんは「自分は曲で儲けるつもりはない」とコメントしていましたが、理由がよくわかります^^;。10万枚売れても300万円、少なすぎます。

著作権印税で年間数千万円?

現在ではCDよりも「著作権(アーティスト)印税」が大きいと思われます。

カラオケ印税やダウンロード販売によって、作者の手元に入ってくる印税です。

カラオケ印税もこれに入りますが、これ実は、歌手には印税は入らず、作曲家と作詞家にのみ入るもの。

しかしGACKTさんの場合は作曲も作詞も自分でやってるので、カラオケで誰かがGACKTさんの歌を歌えば、ちゃりんちゃりんと1曲5円くらいの印税が入ってきます。

1曲5円とは少ないですが、塵も積もれば山となるで、カラオケ印税で億の収入があるアーティストもいます。

もちろんカラオケに限らず、ファッションショーなどのBGM、テレビ番組に流れるBGM、パチンコ台に使用される楽曲など、いろいろな場面で音楽は使われます。

その度に、数円の印税が収入になるのです。

ファンクラブ会費で年間6000万円?

GACKTさんにはファンクラブがあり、入会金が1,000円(税込)、年会費が6,000円(税込)で、べつにバカ高くありません。

会員数は公表されてませんが(1~5万人とか?)、男女比はまだ女性が多いものの、年々男性も増えつあります。

しかしそれでも、会員数を1万人としても、少なくとも年間6000万円の会費収入があります(実際はもっともっと多いでしょう)。

20年前のマリスミゼル時代からのファンは、さすがに減ったようですが……。

グッズの売り上げで年間数千万円

グッズ販売というのは、とにかく強い。

ライブや舞台でも、グッズというのは大きな収入の柱です。

CDやDVDはもちろん、写真集、本、うちわやタオル、手ぬぐい、抱き枕。

意外とグッズの収入はでかいのです。

スポンサーリンク



俳優活動

テレビっていうのはとにかく影響力が大きいので、宣伝となるかわりにギャラ自体はそんなに出ません。

「芸能人格付けチェック」などのバラエティ番組でも、1回の出演料は、高くて30~40万円くらいなので、もう「GACKTの名前を宣伝する」ことで割り切って出ているのでしょう。

テレビは「出演して知名度を有効活用するツール」です。

テレビ(とにかく上杉謙信)

ぶはあっ(鼻血)

GACKTさんのなんてったって転換点は2007年のNHK大河ドラマ『風林火山』の上杉謙信役です。

この大河ドラマをきっかけに、GACKTさんの知名度が一気に上がり、GACKTさん自身も、この大河出演で俳優に目覚めたと言っています。

その後、出演本数はそれほど多くはないものの、テレビや映画に出ています。

2019年も映画『翔んで埼玉』の麻実麗役で出演。ぜったい観に行かねば。

※しかしGACKTさんも、キメッキメの2枚目キャラじゃなくて、2.11542枚目くらいを狙ってくるのがまたいいんですよねえ……・。

最近はGACKTさんの印象もずいぶんと変わり、今まであまりGACKTさんの事を知らなかった人でも、興味が出てきたりファンになったりと、逆にファンが増えているぐらいです。

逆に、『マリスミゼル』時代の昔からのファンは、多少離れてしまったようですが、逆に幅広く愛される存在になったのです。

※NHK紅白歌合戦にも5回出場しています。NHKとけっこう関わりが深いようです。

舞台(やっぱりグッズ収入が大きい)

GACKTさんが舞台をやると、脚本も演出も俳優もぜんぶ自分でやっちゃいます。

(ぜんぶ自分でできちゃうので、外部の人とあんまり組まないから、かばってくれる人いないんだろうな……。)

2010年に「眠狂四郎無頼控」、2012年から「MOONSAGA-義経秘伝-」のオリジナル舞台に、もちろん主役で出演しています。

先に述べたように、ぜんぶ自分でやってファンも確保すれば、余計な印税やプロデュース料はとられないし、グッズ収入もそのままがっぽがっぽです。

最近流行の「2.5次元俳優」さんも、舞台で販売するバッヂやうちわなどのグッズがいい収入になっています。

声優

GACKTさんはほんとに何でもできちゃうんですね。

テレビアニメ、ゲームキャラや映画の吹き替えもやっています。

そして、これらの作品が再放送されるたび、著作権印税がもれなく入ってきます。

CM

岳斗さんは今までのCM契約数も20社以上、アジア、ヨーロッパ、アメリカでも知名度が高く人気があります。


<オークションサイトよりスクリーンショット>

アメリカでは記念1ドル札の顔にも選ばれてます。

GACKTさんはたくさんの本数のCMに出ていて、WIKIで確認できるだけでも30本。

GACKTさんクラスだと、CMの出演料は数千万円に上るでしょう、1本2000万円と低めに計算しても、2000年のキリンビバレッジから通算して18年で6億円のCM収入です。

その他

最近はネットテレビのAbemaTVのMCをしたり、書籍や写真集も販売しています。

スポンサーリンク



実業家

これは申し訳ないのですが、GACKTさんは音楽だけでは大成功できなかった人です。

ビジュアル系ロックバンドでは、母集団の規模そのものがが小さいので、落ちるお金も多くない。

本当は、音楽や俳優業オンリーで世界にばーんと打ち出していきたかったんじゃないかと思うのですが、そうはならなかった(本人は「歌で儲けるつもりはない」とコメント)。

しかし、GACKTさんは実業家として、その才能をフルに使って事業を始め、世界へ打ち出す資金を自分で捻出しています。

2018年に仮想通貨にからんで収入について質問されたとき、「僕はこれまで何十年もアーティスト活動や他の事業を積み上げてきた。それがどんな風に収益を生んでいるのか逐一公表しないといけないのか?」と反論しています。

いやもうごもっともで、しかしあんまりかっこよすぎると人は余計ないかがわしさを感じてしまうものなので、こういう部分はGACKTさんの宿命なのかと。

マレーシア投資で年間数千万?

GACKTさんは2011年頃にマレーシアに移住していて、現在の拠点はクアラルンプールとフィリピン。

今、景気のいい風はアジアから吹いています。

私も5年くらい前にマレーシアに旅行に行ったことあるのですが、シンガポールに通勤する住民のためのマンションがどっかんどっかんの建設ラッシュで、完成前からすべて部屋が完売している、というものすごい好景気でした。

ジム・ロジャースをはじめとした世界的な投資家は、現在みんなアジアに注目しています。あ、与沢翼さんもね(笑)。

ですので、投資家目線で言えば、それ以前からマレーシアをはじめとした東南アジアに注目したGACKTさんの目の付け所は「とってもいい」のです。

GACKTさんは池田論さんという日本人といっしょに、『GACKT & IKEDA ASIA BRIDGE PARTNERz INC』という会社を立ち上げました。

HPは ⇒こちら

マレーシアのクアラルンプールを拠点にした会社で、事業内容は

・投資事業東南アジアでの投資

・進出支援事業東南アジアへの事業支援

当社の役割は、現地の規制や商習慣とのギャップを埋め、特有のノウハウやネットワークを蓄積し、自ら事業への出資や積極的な経営支援を行っていくことです。

とのことで、株や投資信託、不動産投資など幅広くやっていて、うまくいっているのでしょう。

マレーシアの豪邸が公開されてましたが、あちらで成功したら、あれくらいの家はすぐに建ちます。不思議ではありません。

共同での不動産経営、その他健康食品の会社経営と副業がうまくいっているようですね。

GACKTさんのマレーシアの豪邸は、1700~1800平米もあるそうです…。


※映画『翔んで埼玉』の宣伝も兼ねて、2019年1月にマレーシアの自宅をテレビ公開。

アムウェイや仮想通貨の広告塔

これはトラブルが起こってしまいましたが。

GACKTさんは、標準的な日本人以上の能力を身に付け、世界を股にかけてビジネスしています。

知名度が高いのはもちろんのこと、容姿端麗なこともあり、さまざまな事業の広告を引き受けることがあります。

アムウェイもそうですし、最近では仮想通貨もありましたよね。

スピンドルという名前の仮想通貨で、結局は価値が下落して配当は無価値同然、負債を抱えた被害者が出ました。

これはGACKTさんが詐欺に名前を使われた格好です。

狭い世間をメインに生活している日本人の感覚では、GACKTさんに深入りするには「だまされた」というよりは「勉強不足」なんじゃないのかなと思います。

このGACKTコインは、「儲けたいから」じゃなくて「Gacktさんのファンだから」購入するタイプの金融商品だったのでは。

日本人はまだまだ起業に理解がありませんから、リスクを計算せずにぜんぶ相手に責任をかぶせる傾向があります。

仮想通貨だってもちろん「自己責任」です。私はGACKTさんのファンですが、よくわからないので買いませんでした^^;。

輸出入事業で数千万円?

2019年に入り、映画『翔んで埼玉』PRのため、マレーシアから一時帰国して、日本の番組にだだだだだーっと出演しました。

その時、「一体どうしてそんなにお金持ってるの?」と誰かに聞かれると、GACKTさんは「輸出入事業とか……」とコメントしています。

何を扱っているのかまでは言及しませんでしたが、国税が「ムムっ?」と目を光らせたかもしれません。

まとめ:メガヒットはないが20年以上ヒットし続けてる上にいろいろしている

とにかくGACKTさんは「売れてない期間」がないのです。

なぜこれほどGACKTさんが老若男女問わず認知度が高いかというと、バンドでデビューして以来15年、派手なヴィジュアルとは裏腹に、マルチに幅広く長期間、地道にコツコツ実績を積み上げているのです。

それはもうたゆまぬ努力で、メガヒットはありませんが落ちぶれた時をつくらず、目標に向かってドライにコンスタントに精力的に活動していて、どんどんじわじわファン層を広げてます。

GACKTさんがお金持ちなのは、こういったこまごましたものが積み重なることで、とんでもない高額になっているからです。

私も、やはりNHK大河の上杉謙信役ハートズキューンやられたクチです。それ以来、ファンクラブには入ってないファンです。

せめてブログの記事で応援したいファンです。

やっぱりファンは、タレントさんの「努力」もちゃんと見えてるんですよ。

万が一、GACKTさんが事業に失敗して無一文になり、友人やファンにことごとく見放されるようなことになっても、またホストからはじめて、すぐにお客さんがついて1週間くらいで復活するんじゃないでしょうか。

最近スキャンダルを起こした俳優さん(山下達也さんや純烈さん)に、もれなくホスト業界から声が掛かっているので、考えれない話じゃないです。

弟分はローランド様だし、彼の新しいお店でバイトさせてくれて、きっと太い客もつけてくれるでしょう。

そこで知り合ったお金持ちのマダムに融資してもらって、あっという間にアジア投資で一発逆転するくらい、おそらくGACKTさんにとっては朝飯前。

日々研鑽を積み、長年ストイックに努力を重ねているので、それだけの実力が本人そのものに備わっている人だと思います。

複数の外国語が話せるし、きっとどこへ行っても通用します。

私もGACKTさんのことを知りたかったのでひととおり調べましたが、昨日の経歴のことを調べても、収入がどうこう考えること自体あんまり意味ないと思いました^^;。

【参考】

GACKTは何者?生い立ちや経歴、結婚や彼女、好みのタイプについて

スポンサーリンク






シェアする

フォローする