実力派俳優・ムロツヨシさん。
私はこの俳優さんを、「銀魂」で知りました。
「銀魂2」ムロツヨシが平賀源外役で続投「ギリギリのところを攻めております」(コメントあり) #映画銀魂 #ムロツヨシ https://t.co/r5l7RcgJAR pic.twitter.com/p8LOWQqZMM
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) May 22, 2018
ほんと銀魂偉大だよね、こんないい俳優さんふつうにテレビ見てたら、なかなか意識できなかったです(みんな美男美女過ぎて区別つかない)。
ギャグ映画に体当たりで挑む美男美女こそ真の俳優。
本日は、銀魂で平賀源外役を好演した、ムロツヨシさんですが、実はこの俳優さん、本名非公開なんです。
その理由がまあ、壮絶な生い立ちで……。
ムロツヨシのプロフィール
本名 | 非公開 |
---|---|
生年月日 | 1976年1月23日(2019年で43歳) |
出生地 | 神奈川県横浜市港北区菊名 |
身長 | 168 cm |
血液型 | A型 |
職業 | 俳優、演出家 |
ジャンル | 映画、テレビドラマ、舞台 |
ムロツヨシさんは現在43才。
芸能事務所「ASH&Dコーポレーション」に所属している、超売れっ子俳優です。
数学が得意だったので東京理科大に入学するも、当時ファンだった深津絵里さんの出演していた演劇の舞台「陽だまりの樹」を観に行って感銘を受け、わずか3週間で退学、役者を目指してしまいます。
理系のハイスペックな大学にせっかく入学したのに、それを思い切って辞める決断力が、今の成功にあるのかもしれません。
俳優養成所に入り舞台俳優を目指して様々な活動していきますが、なかなか芽が出ず、20歳から3年間は、横浜市中央卸売市場の鮮魚店のバイトで生計を立てていました。
当時、ムロツヨシさんの周囲の卸売市場の周囲の人々は口を揃えてこう言います。
ムロは誰からも好かれた。
マジメで、マグロの運搬などキツイ作業でも黙々とこなし、明るいヤツ。
とにかく何か手伝ってあげたいと思わせるほど、いいヤツだった。
転機は2005年で「サマータイムマシン・ブルース」出演してから、映画やドラマに徐々に出るようになります。
織田裕二さん主演の「踊る大捜査線」シリーズに出演していた(役名・倉橋大助)のは、意外に知られていません。
本広監督への売り込みアピールすごくて、笑い話になったほどですが、苦労してるためハングリー精神強かったのでしょう。
コミカルなイメージの役者さんですが、当時はさまざまな役をこなし、それが話題を呼んだドラマの演技の礎になりました。
長い下積みを経て、29歳で映画デビュー。
そして35歳のときに福田雄一監督に抜擢されて、コミカルなイメージが定着していきました(福田監督の奥さんがとにかくエラいっ!)。
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【参考】福田雄一の嫁と息子と作品は?コメディ界の東横綱、銀魂3企画中
特に山田孝之さん主演の「勇者ヨシヒコ」では、独特の風貌と喋り方や、仏役の佐藤二郎さんとの掛け合いが絶妙でした。
その後も映画、ドラマ、舞台、バラエティーなど様々なジャンルで活躍しつづけ、誰でも知っている好感度がある俳優さんとして、今ではすっかり有名です。
戸田恵梨香さんと夫婦役で共演した「大恋愛〜僕を忘れる君と」は、ムロツヨシさんのまた違った一面を見せ、話題を呼びました。
若年性アルツハイマー病になった妻役の戸田恵梨香さんを献身的に支える夫の役は、コミカルな役だけでなく、幅の広いさわやかな演技をお茶の間に見せたのです。
ムロさんの理想の女性像は?
人気者のムロツヨシさんですが、現在花の独身で、恋人や結婚相手が気になるところです。
リリー・フランキーさんとのトーク番組で好みのタイプの女性を聞かれると、
・まず手料理をしてくれる女性、
・お酒の付き合いを許してくれる女性、
・ワンピースが似合う女性
……だそうです……(ハードルたけー)。
手料理して欲しいと言うことは、結婚願望があるのでしょうね。
お酒の付き合いについては、お酒好きで芸能人のお友達の多い彼らしい答えです。
ワンピースについては特にこだわりがあるようで、街でワンピースを着た女性を見つけると、ついつい観察してしまうそうです。
しかし、以前何かの番組で「結婚願望が全くない!」と言いきってましたが、最近は変わったのでしょうか。
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ムロツヨシさんの壮絶な生い立ち
今では人気者ムロツヨシさんですが、どのような生い立ちで育ったのでしょうか?
彼が4才の頃、両親が離婚(①回目)し、母親は家出しました。
ムロさんが覚えているのは、母の唇が赤い口紅だったこと。
残された姉と2人、親権をとった大工の父と共に暮らしますが、父親は女の人の元に行ってしまい、父方の親せきの家(横浜市中央卸売市場に勤めていた祖父母)で暮らすようになります。
親権ってなんでしょうね……^^;。
親のいない生活がしばらく続きましたが、また他の子供のいる女性と再婚して、遊びに行った中学生のムロさんに、いきなり「新しく兄弟ができた」と伝えたそうです。
けなげに「ある日突然、お母さんと兄弟ができた!」と笑いながら話すムロさん。
なんとなんと、ムロさんと姉と祖父母が生活しているアパートの、カベ一枚隔てた隣の部屋に、父親とその新しい家族が生活を始めたのです。
ムロさんはあいかわらず祖父母といっしょ。
……どういった心理状態だったんでしょうか。
しかし父親、結局その女性とも上手くいかず、離婚(②回目)。
ムロツヨシさんとお姉さんを育ててくれた親せきは、父親のあまりの放蕩に激怒し、関係が悪化していきます。
ついには姉弟2人にどちらで暮らすか、選択を求められ、結局は父親と絶縁となったのです。
反抗期を迎えて少々グレてしまった姉を見て、これ以上、祖父母に負担をかけられないと、ムロさん自身の反抗期はなかったと言います。
しかし後のインタビュウーで、ムロツヨシさんは
父親に対して恨みのような感情は全く無く、あのような家庭環境だから人を笑わせるような役者を志したのだから、父親には感謝している
というようなことを話しています。
どんな菩薩や(´;ω;`)。
彼のそんな生い立ちが、とぼけた笑いの中にも、どことなく哀愁を生み出しているのかもしれません。
「ムロツヨシ」というのは芸名で、本名を公表していません。
理由は変わった名前なので親兄弟が特定されやすく、迷惑をかけるかもしれないからだそうです。
自分の立ち位置を考えた、親族への配慮だと考えられます。
特に幼い時に居なくなった母親は、すでに別な家族ができていて、自分の本名が知れ渡ったら母親が気まずい思いをするかもしれないとの心遣いとのこと。
とかく芸能人だからといって何でも調べ上げる傾向にありますが、親族はそっとしてほしい場合もあるということを伝えるメッセージと理解すべきでしょう。
ムロツヨシさんは最近のドラマでも「今日から俺は‼」で、某学園ドラマの○○先生をパロディ化した役で出演して、存在感を相変わらず際立たせていました。
戸田恵梨香さんとのドラマの誠実な役もよかったですが、やっぱり本来の喜劇俳優の姿の方が本領発揮で、生き生きして見えます。
今回も佐藤二郎さんとの絡みが絶妙で、さすが福田監督と息がぴったりした感じが見受けられます。
7月からテレビ東京でムロツヨシさん主役の新ドラマも始まるので、どのようなムロツヨシワールドを見せてくれるのか楽しみな人も多いと思います。
内容とちょっとだけ話すと、広告代理店で働く普通のサラリーマンをムロツヨシさんが演じて、どういう訳かヤクザの舎弟にとなってドタバタするコメディータッチのドラマらしいです。
どんな演技をみせてくれるのか期待して見てみましょう。
戸田恵梨香さんとの関係は?
少し前によく話題になっていたのが、女優の戸田恵梨香さん(30歳)との仲。
2018年末に配信したインスタライブがきっかけでした。
たいへん人気の高かったドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)の作中のように、仲睦まじい様子が披露され、ファンの反響を呼びました。
ムロさんと戸田恵梨香が一緒に、まるで入籍したかのようにカメラに指輪を見せる手の動き(※指輪はなし)。
↓↓↓
ムロツヨシと戸田恵梨香のインスタライブ超やばいじゃん………やばい…… pic.twitter.com/FsulguGEjU
— シオリ (@__rosemode) December 29, 2018
2人の距離はとても近く、終始イチャイチャしたこの雰囲気。
ムロさんも「この距離感ごぶさた」と、たいへん嬉しそう。
戸田恵梨香さんは「ムロさんと私のお芝居の流派が似ているので、すごくやりやすくて、違和感なくお互い丁寧に話をし合って作り上げていくことができた」と、撮影を振り返っています。
そんな2人の関係性は、「めっちゃ仲良い感じ」です。
ムロツヨシさんにプレゼントを渡すためにニコニコ楽しそうに走る戸田恵梨香さんです…… pic.twitter.com/GCV191j6rJ
— まりな (@ettyhy___m) January 24, 2019
戸田恵梨香さんは「あげまん女優」としても知られており、彼女と付き合った男性はのきなみ大ブレイクしています。
たとえば松山ケンイチ、村上信五(関ジャニ)、綾野剛、勝地涼、加瀬亮、成田凌など。
もちろん戸田さん効果はムロさんにも発動しており、テレビ朝日が社運を賭けるドラマ『24』、さらに2020年放映のNHK大河ドラマににも、主役級で出演が内定しているとか。
本格的なお付き合いにつながるのでしょうか。
まとめ:はやく家族つくってほしい
バラエティ番組で話す様子を見て、人の懐に入る才能を見てすごいな、と思ってたけど、こういう境遇だったと聞くと、寂しかったのでしょうね。
人の気をひくのも上手くなるよな、と切なくなります。
このような複雑な生い立ちにもめげずに努力し、実力が認められたムロさん。
明るい人ですが、ちょっと影を感じるところがまた魅力的。
友人思いで、「銀魂」で共演した新井浩文さんが逮捕された時も、「ムロ会」を開催して仲間を集め、彼をどうにか助けられないかと相談していました。
小泉孝太郎さんと個人的にすごく仲が良いのも、共感できる部分があるのかもしれません。
あそこも離婚で父親が親権取ったけど、とうぜん政治活動が優先で、ある意味放置され気味だったのでは?
そんな彼に、はやく家族ができて欲しいですね。
きっと、演技にもさらに幅が出てくるでしょう。
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