ジャニーズ事務所の闇 タッキーは残酷なメリー体制を打ち砕けるか

2019年1月17日、ジャニーズの滝沢秀明さんが「ジャニーズアイランド」の新社長に就任しました。

主に若手の発掘・育成を手がけるとされていますが、それ加えて、「すでに育ち切ってしまったグループ」への対処や処遇も含まれています。

ジャニーズアイドルとしての自覚が足りていないと思しき例もあり、「体育会系のしつけ人」として名高い滝沢秀明さん。

数年前からジャニーズ事務所の弱体化が指摘されていて、メリー喜多川体制の求心力の低下が著しいです。

SMAP事件以降、所属タレントを統制することができず、スキャンダルを抑えきることができておらず、有望なタレント離れが止まりません。

滝沢さんは、ジャニーズ事務所の危機を立て直すことができるのでしょうか?

最近のジャニーズ事務所の弱体化をあらわす事件をまとめてみました。

【参考】
ジャニーズ事務所崩壊の始まり!人材飽和でリストラ待ったなし

ジャニー喜多川の少年愛の原因は?経歴や生い立ちに危険な秘密があるの?

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『SMAP』解散(2016.1)

ジャニーズ帝国の危機は、ここから始まりました。

発端は「SMAPの育ての親」といわれる女性マネジャー・飯島氏と副社長のメリー喜多川氏との確執です。

この騒動は飯島氏と、木村拓哉を除くメンバー4人が独立を画策して頓挫したもので、元の鞘に収まるのは絶望的になり、メリー喜多川氏は事務所を裏切らなかった木村拓哉のみをあからさまに特別扱い。

1月にSMAP解散にかかるメンバーの声明文発表があり、これは中居さんら4人を処分なしにする「事務所側の温情」とのことだったんですけど、あれはもはや実質的な『さらし者』。

2月に飯島氏が退社してしまい、それ以降SMAPの運営はメリー喜多川氏に一任されることになりました。

飯島氏がいなくなると4人はジャニーズ社内で冷遇され、「飯島氏と4人のメンバーは絶対に芸能界で仕事をさせないと」激怒して暴走したメリー喜多川氏の裏工作もあり、4人の立場はどんどん弱くなっていきます。

タレント育成専門で経営には決して口を出さなかったジャニー喜多川氏がとうとう仲裁に入ったものの、SMAPは思うように活動ができず、2016年末に解散。

あのお葬式のようなSMAP×SMAP最終回は、視聴者の印象を悪くし、SMAPファンの怨念を買ってしまいました。

タレントを家族として扱い、守ることについては間違いなく芸能界一のジャニーズ事務所ですが、いまやブラック企業、人権無視という良くないイメージが定着。

この事件でメリー喜多川氏が所属タレントの運命そのものを握り、誰も逆らうことを許さない絶大な権力を持っているという、絶望的な支配構造が世の中にさらされました。

メリー喜多川氏は権力に執着する「老害」扱いされ、組織の活力を失わせ、若返りが行われない弊害を生み、企業の成長を阻害する深刻な事態をもたらす存在であると認識されてしまったのです。

木村拓也さんはソロ路線に転校しましたが、いまいちパッとしませんし、事務所を対処した3人は、どうにか芸能活動を続けています。

『TOKIO』の山口達也~未成年者と飲酒・強制わいせつ事件で解雇(2018.6)

SMAPの解散をきっかけに、メリー喜多川氏及びその実施の藤島ジュリー氏の求心力が事務所内で低下しはじめました。

山口達也さんは2016年夏に離婚していますが、この頃から「酒癖が悪い」という噂が漏れてしまってます。

そして2018年4月の強制わいせつ事件です。

2月に自宅マンションで、女子高校生に飲酒をすすめ無理やりキスしたなどの疑いで、警視庁が書類送検。

山口達也さんは事実関係を大筋で認めましたが、CMや出演番組はのきなみ放送中止され、あまりにイメージからかけ離れた事件に、ファンはショックを受けました。

ジャニーズ事務所内では9番目の年長者でしたが、性的な不祥事はアイドルとして最大のタブー。

反省の言葉を繰り返しつつ「もし待ってくれている場所が、私の席がそこにあるのであれば」とTOKIOとして活動を再開させたいと懇願しましたが、芸能界の各方面や事務所内、メンバー内からも厳しい叱咤はやみませんでした。

無期限謹慎を経て、TOKIOメンバーに辞表を託してついに脱退、ジャニーズ事務所と契約解除してしまいます。

賠償債務のため5億円の豪邸(3億円の抵当権つき)を売却、夏から心療ケアを主とする病院に入院。

ハワイに居る元奥さんから招かれているのが救いですが、状態が安定しないようで、現在も療養中です。

元メンバーの城島さんしかお見舞いに行っていないという寂しさですが、最近は少し回復の兆候がみえてきている様子です。

『NEWS』の小山慶一郎~未成年者と飲酒で謹慎処分(2018.6)

山口達也さんの事件でちょっと隠れてしまいましたが、未成年女子との飲酒騒動で報道番組を降板した小山慶一郎さん。

この数ヶ月前から、女性30人を集めて旅館を貸し切りにして乱痴騒ぎの夜遊びをしていたとか、女性タレントと同棲しているなどのうわさがありましたが、これをジャニーズ事務所は事前に止められないのです。

ついに未成年者とのホームパーティーを開催し、そこで同席した女性を小山さんが指名し、飲酒を強要していたことが発覚、彼女が未成年だったことも明るみになり、小山さんは活動自粛に追い込まれます。

今はなんでも録音される時代で、音声までがネットに流出してしまったのです。

芸能界では、年齢を偽っての飲み会参加はあまり珍しいことではないですが、それを分かった上でこの騒動は、自覚が足りなかったとしか言えません。

20日間の活動自粛となった小山さんには擁護の声も多かったものの、8年以上も出演していた「news every.」からは降板。

現在は活動再開がかないましたが、ジャニーズの出世コースから外れたと言われています。

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『関ジャニ∞』の渋谷すばる~自主退職(2018.7)

渋谷すばるさんは、「自身の音楽を追求したい」との理由から、ジャニーズ事務所をみずから退所しています。

理由は「優等生タイプ」を好むメリー喜多川氏と藤島ジュリー氏との確執で、「やんちゃぼーず」タイプの渋谷さんとはどうしてもそりが合わなかったようです。

渋谷さんはタトゥー疑惑のうわさがあり、アーティスト気質で扱いづらいタイプ。

「音楽を追求するために海外を拠点に生活していくため、事務所を辞めたい」と申し入れし、さいわいにもイメージ回復にやっきになっている事務所側と利害が一致したことで、円満退社することができました。

現在は日本とロサンゼルスを往復しながら、芸能活動とは別に新事業を起こす準備中とのことです。

『King&Prince』の岩橋玄樹~パニック障害で一時活動休止(2018.10)

『キンプリ』は2018年5月にデビューし、デビュー曲が70万枚を超えるヒットを飛ばした将来有望のグループ。

しかし小さい頃からパニック障害をわずらっていたメンバーの岩橋玄樹さんにとっては、デビューしてからはジャニーズJr.時代と比べて環境が大きく変化することになりました。

「アイドルとしての自分しか見せられない」ことにプレッシャーを感じ、半年もたたないうちに心身のバランスを崩し、一時的な活動休止を発表。

仕事を調整して治療を継続しながらでも芸能活動を続けられるので状況ですが、病を抱えた状態で活動を続けるよりも、一時休養してしっかり病気に向き合い、心身の健康を取り戻すという判断でした。

芸能事務所というのは、所属タレントのメンタルケアも仕事のひとつです。

新人とはいえ、あのジャニーズ事務所から満を持してデビューしたグループのメンバー休業は、「ジャニーズが弱体化している証拠」と噂されました。

『Sexy Zone』の松島聡~パニック障害で一時活動休止(2018.11)

松島聡さんも、パニック障害のため一時活動休止を発表。

King&Princeの岩橋玄樹さんに続き、1カ月間に2人のジャニーズタレントがパニック障害によって離脱したことになります。

いずれも若手グループの人気メンバーで、ほぼ時期が重なっただけに、長いジャニーズの歴史の中で異例の事態で、ファンはもちろん世間への衝撃も大きかったです。

『Love-tune』解散~契約書問題(2018.11)

2016年5月に結成され、まだ「ジュニア」であるものの人気は高く、2018年3月には単独で横浜アリーナを満席にし、大成功を収めたグループ。

次世代のジャニーズを担う若手グループとして将来を期待された存在だったはずなのに、最近では露出がほとんどなくなったと思っていた矢先の解散。

理由は、ジャニーズ事務所とグループとの契約書問題だったようです。

これは契約書なしで活動させている所属タレントの待遇の見直しの一環として、事務所とジャニーズジュニアが初めて契約書を取り交わすための説明会が2018年1月に開催されました。

ジャニーズ事務所は、この時期にジュニアのお給料もアップさせています。

しかし「契約をしてもしなくても、給料や仕事の状態は何も変わらない」というもので、じゃあ何のための契約なの?という説明内容。

ほかにも複数のグループが呼ばれましたが、Love-tuneメンバーだけが契約書のサインを保留し、持ち帰りました。

それを「叛意」と見てとったのかその後、Love-tuneに対する待遇が一変、仕事が激減し、テレビや舞台への出演もほとんどなくなってしまいます。

もともとLove-tuneは、SMAPと同じ飯島マネージャー派のグループで、現メリー体制下では不利な立場でした。

2018年中に仕事を与えず数ヶ月間干したのは、元SMAPメンバーのマネージメントをしていた飯島さんの合流の動きを封じ込めるのが目的だったと言われてます。

株式会社CULEN(元SMAPの3人が所属する、飯島氏の芸能事務所)に合流するかどうかが注目されていますが、このままでは本当にクーデターを起こされそうです。

まとめ:滝沢秀明さんはこの状態を打破できるか

2016年にSMAPが解散してから、ジャニーズ事務所内部に変化が起きました。

ジャニーズ事務所には現在、デビュー組が約100人。ジュニアが約300人。

こういった状況下では、自分の待遇に不満があっても引退するか、我慢するかの選択しかありません。

自分の代わりは、すぐ近くにいくらでもいるからです。

もともとジャニーズ事務所は一世代に1組をトップポジションに据えて、順番に新陳代謝をめぐらせる、50人程度のアットホームな事務所でした。

それが90年代以降は徐々に複数になり、今や「ジャニーズJr.」だけでも500人以上、ユニットも10組以上が存在する大所帯になっていまってます。

ジャニー喜多川氏の高齢化もかさなり、彼が直接指導・コミニュケーションをとれるアイドルが極端に少なくなり、タレントの状態を把握しきれなくなったのも、事務所弱体化の一要因です。

社内闘争の末に敏腕マネージャー・飯島氏を追い出したまではよかったものの、タレントの管理やケアの手腕においては藤島ジュリー氏は飯島氏の代わりにはならないことがよくわかります。

メリー喜多川氏の経営手腕はもちろん一流であることに変わりありませんが、今までのやり方は、さすがにもう古くなってしまったのではないでしょうか。

報われないタレントも気の毒ですし、このようにファンの期待を裏切り続ける結果が続いています。

これほどまでに混沌とし、先行きの見えないジャニーズ事務所の現状に切り込んでいく滝沢新社長にたいするファンの期待は、並大抵のものではありません。

ジャニーズアイドルの魅力は「妖しさ」と「危うさ」であり、その不透明で不安定な部分を妄想し心配し、自分は真の理解者でありたいと願うのがジャニーズファンの特徴ですが、かれらの懇願にも等しい期待に、滝沢さんはどこまで応えることができるでしょうか。

ジャニーズ事務所はいろいろな噂がありますが、それでも改革を表明し、実際に断行している数少ない企業なので、とても注目しています。

【参考】
ジャニーズ事務所崩壊の始まり!人材飽和でリストラ待ったなし

ジャニー喜多川の少年愛の原因は?経歴や生い立ちに危険な秘密があるの?

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