モンゴル互助会とは何?メンバーは誰?貴ノ岩がんばれ超がんばれ!!

貴乃花親方が、福岡の縁日の屋台で、綿あめを巻いていましたね。

昨年まで「貴乃花部屋」が宿舎を置いていた福岡県田川市の「炭坑節まつり」に参加していましたが、やはりここでも相撲協会の器の小ささがいかんなく発揮されました。

元貴乃花親方と現役親方・力士が絡むかたちでのインタビュー取材を行なったマスコミは「即刻退場とする」という注意喚起があり、事実上の報道規制がひかれていました。

自由の身になった貴乃花に、協会批判を展開されることを恐れてのことだと思われます。

頑固で融通がきかなくて協調性がないのに志だけは立派で、非常に扱いにくい人ではありましたが、貴乃花と貴ノ岩を結果的に相撲界の外に追いやったモンゴル互助会を、私は到底許すことができません。

今回は、モンゴル互助会は何か?について調べてみました。

【参考】
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モンゴル互助会のメンバーは?

昔は一大勢力であったハワイ勢の力士よりも、現在はモンゴル勢の人数が多くなっています。

十両以上の力士は現在70人、そのうち約16%を占める11人がモンゴル出身(2018.11月場所予想番付)。

もともとは、角界の人材不足が招いた事態でした。

元大関・旭國の大島親方がモンゴルまで行って、6人の新弟子をスカウトしてきたことがすべての始まりです。

結成時は6人

1992年に旭鷲山、旭天鵬、旭天山、旭天鵬、旭雪山、旭獅子ら6人のモンゴル人力士が、初めて日本の相撲界にやってきました(後半の3人はモンゴルに帰国)。

異国の地で、日本語もわからまいまま来日し、特殊な生活になかなかなじめず、さぞ辛くて心細かったでしょう、モンゴル大使館に脱走したこともありました。

この最初の6人の頑張りがあったからこその、若貴兄弟が引退してからの日本相撲界の隆盛でした。

初代会長・旭鷲山(ウランバートル出身:~2006年)

最初の6人のうち一人で、モンゴル人力士の草分け的存在です。

「技のデパート・モンゴル支店」と言われた力士(「本店」は舞の海だそうです(笑))で、関取にはなれませんでしたが十両に陥落することもなく、絶妙なさじ加減で幕内で大活躍。

モンゴル人力士達からは「アニキ」と呼ばれ慕われており、モンゴル互助会の基礎を築きましたが、後年、朝青龍とは確執ができました。

引退後は日本に帰化せず、モンゴルに戻って実業家として活躍しています。

「我々は八百長相撲について理解できる民族」「(モンゴル相撲では)地元力士に勝った上位力士には負けてあげればよかったのにと思う」などとコメントしており、八百長を容認する価値観を持っているようです。

日馬富士暴行事件では日馬富士を完全擁護、日馬富士の代わりに請求金額を支払うとまで発言して非難をあびました。




2代目会長・朝青龍(ウランバートル出身:~2010年)

いろいろお行儀の悪かった暴れん坊横綱で、高砂部屋出身。

とにかく強い力士で、あっという間に番付を駆け上がり、「モンゴル互助会」の実権を旭鷲山から奪取してしまいました。

強さに文句はありませんでしたが、同時にかなり嫌われており、あんまり悪気はなく純粋な性格がかえって事態を悪くしていました。

泥酔して暴走族のリーダーに対する傷害事件を起こしたことで強制引退。

日馬富士とはとても仲が良く、日馬富士の貴ノ岩暴行事件では、「失礼な発言をした貴ノ岩にも非がある、日馬富士がビール瓶で暴行を加えるはずがない、日馬富士だけを悪く書き立てるマスコミはおかしい」とコメントしています。

この人自身は八百長をする必要はありませんでしたが、ほかの力士の星のやりとりについては、容認していたのでしょう。

朝青龍の強さがあんまり突出していたためか、モンゴル互助会も、まだ今のように悪質ではありませんでした。

3代目会長・白鵬(ウランバートル出身:2010~)

朝青龍の後を引き継いだ、現在の互助会会長です。宮城野部屋。

朝青龍と仲がよいため会長の座を譲り受け、この人の代から互助会が悪質になりました。

やはり番付がすべての相撲界において、番付に準じて会長・副会長の肩書きが付くようです。

本人も「絶対王者」と呼ばれるくらいの実力者で、数々の記録をも塗り替え、権力基盤は磐石です。

日馬富士暴行事件の現場にいて、その暴行を止めず、後日「貴乃花巡業部長のもとでは冬巡業に参加できない」などと、巡業ボイコットを宣言するなど、貴ノ岩の師匠である貴乃花親方に反乱するようなことを宣言。

その増長ぶりは甚だしく、日本の相撲も舐められたものだと思わされます。

暴行事件において貴ノ岩を呼び出したのは白鵬だったので、むしろ主役は白鵬です。

白鵬は実力のある貴ノ岩を恐れていて、番付順位が上がってきて八百長互助会に誘われた貴ノ岩がそれを拒否、「互助会の掟を破るとこうなる」とばかりにリンチに遭ったのが真相です。

副会長:日馬富士(~2017)

暴行事件の主犯(つーか当事者)。伊勢ケ濱部屋。

モンゴル互助会の「礼儀」に従わない、モンゴル人の同胞よりも日本人の師匠を選んだ貴ノ岩が大嫌いだったようです。

祖国・モンゴルの教育事業に投資しており、祖国からの援護射撃によって、結果的に貴ノ岩の基礎を取り下げさせました。

前頭・貴ノ岩に直接謝罪し、慰謝料や治療費など数百万円を支払う計画だそうです。ふーん随分奮発しましたねー。

副会長・鶴竜

4代目会長はこの人ですかね。井筒部屋。

いまいち人望はない様子です。

その他の互助会会員(2018.11現在)

【関脇】

逸ノ城(アルハンガイ出身):湊部屋

【前頭】

千代翔馬(ウランバートル出身):九重部屋

【十両】

大翔鵬(ウランバートル出身):追手風部屋

旭秀鵬(ウランバートル出身):友綱部屋

東 龍(ゴビアルタイ出身):玉ノ井部屋

水戸龍(ウランバートル出身):錦戸部屋

互助会とは一定の距離を保っていると思われる力士(ガチンコ派)

【前頭】

貴ノ岩(ウランバートル出身):千賀ノ浦部屋

玉 鷲(ウランバートル出身):片男波部屋

荒 鷲(ホブド出身):峰崎部屋

※この辺は独断と偏見がありますが、モンゴル互助会内部も「ガチンコ派」と「八百長派」で分かれていました。

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モンゴル互助会とは

モンゴル互助会とは一言で言えば、

(現在においては)相撲界での地位をなるべく安泰なものにするための、モンゴル人力士同士による「星の回し合い」のための談合組織

といわれています。

正式に存在している組織ではなく、あくまでモンゴル人力士たちの内輪の集まりで、その実態は実のところ良くはわかっておりません。

モンゴル互助会は親睦会の体をとっていますが、基本的には「自動入会」システムで、モンゴル出身力士は、入門と同時に一員になります。

最初は同郷の者どうしでささやかに飲み会を催す集まりだったのですが、モンゴル人力士の人数が増え、幕内に人数が占める割合が増えるうちに、徐々に変質していきました。

主に東京の錦糸町をメインに、モンゴル力士が集まって飲み食いがてら、「星の回し合い」にまつわる話をしていると噂されています。

現在のモンゴル互助会は、白鵬をトップとし、外国人である自分たちが相撲界での地位をなるべく安泰なものにするため、その手段として星の回し合いはおろか、日本人力士に対する怪我させ役の刺客を誰にするかを話しているという疑いは、ここ10年以上、ずっと囁かれ続けています。

モンゴルも、年功序列の考え方が強い国民性を持っています。

相撲界におけるモンゴル人力士の「礼儀」とは、

「目上の人との取組は八百長すること、相手が困っていたら八百長すること」

です。

幕内にモンゴル力士が増えれば増えるほど、モンゴル互助会の影響力は強くなっていき、日本人力士が全く優勝できない期間が10年(2003~2016)もあり、これは白鵬の全盛時代と重なっています。

八百長を検証できそうな動画はあらかた削除されていましたので、かわりにこちらをどうぞ。

↓↓↓この動画はようつべサイトに飛びます。


↓↓↓もちろん審判も買収済み。

貴乃花親方は、こんなモンゴル互助会を警戒していましたし、管理人も白鵬が出てきたあたりで胸糞悪くて相撲を観るのをやめました。もう10年以上経つのか・・・。魁皇も好きでした。

このままでは、相撲界といった閉鎖的な世界のさらに内側で、「外国人による勝ち星のやり取りによって番付全体が左右される」という異常な習慣が常態化してしまいかねません。

特に最近は連続してモンゴル出身の横綱が出ているので、角界に対して発言力や影響力が非常に強い、もはや「モンゴルマフィア」とまで形容できる一大勢力になってしまったのです。

横綱というスターが出れば、各場所の観客は大入りですし、懸賞金の何割かが協会に入るし、何百億円もの補助金など、とにかく相撲界が潤います。

カネにキン○マ握られた八角理事長なんか、もう白鵬の言いなりです。ズブズブです。

暴行事件後は、貴乃花親方が示談に応じなかったため、相撲協会が大騒ぎしたのです。

貴乃花親方が示談に応じるまでは、警察もきちんと捜査し、立件する義務があります。示談に応じてしまったらグズグズにされ、八百長もそのまま黙認されてしまうから、貴乃花親方はあそこまで頑を張り通しました。

示談に応じない、被害届を取り下げない限り、貴乃花の負けなかったので、だから相撲協会は必死で貴乃花に「有形無形の圧力」をかけ続けたのです。

貴乃花親方は、第3代モンゴル互助会会長・白鵬と、彼らがもたらすカネに目がくらんだ八角理事長に対抗しようとしましたが、無残にも敗れてしまいました。

まあ、日本人力士もう少ししっかりしろというのは当然ですが。




モンゴル人力士の全員が協力的とは限らない

しかし、「土俵に情を持ち込みたくない」という考えから、モンゴル互助会とは一定の距離を保っているモンゴル人力士もいることもまた事実です。

貴ノ岩はその代表で、師であり日本における父である貴乃花親方(←潔癖で真剣勝負しか絶対認めない人)から「モンゴル互助会には近づくな」と、しっかり言い含められていましたし、貴ノ岩本人も八百長試合を毛嫌いしていました。

しのごの言うよりまず「本物」を見て、物事を見る目を養いましょう。

↓↓↓怪我だらけの貴乃花が、大関・朝青龍に勝った一番。これが本物の横綱相撲です。

↓↓↓そしてこれが、貴乃花親方に師事した、貴ノ岩関の最高級の金星です!!

※この年の末に、暴行事件が起きました。

一歩間違えれば「相撲国粋主義」というスタンスの稀代の元横綱・貴乃花から唯一認められたモンゴル人力士・貴ノ岩は、その言いつけをかたくなに守っていたのです。

ゆえに第3代モンゴル互助会会長である横綱・白鵬からは、「モンゴルの礼儀を知らない奴」として、殴りたい程嫌われているのです(副会長に代わりに殴らせて傍観してましたっけテヘヘペロ★)。

そのほかのモンゴル人力士がどの程度の距離を保っているかについては、日頃の取り組みを見ながら「あ、わざと負けてるな」などと、観客の私たちが判断するしかありません。

まあその、日本人でも星の回し合いをしていた人はいましたけどね(貴闘力とか琴光喜とか)・・・。

しかし、貴乃花親方も少々厳しすぎた点はあったと思いますので、貴ノ岩も同じモンゴル人同士として、和を乱さない程度に付き合うこと自体は、別にかまわないのではないでしょうか。

まとめ:人間、最後は実力

2018年11月場所は、モンゴル互助会の会長・白鵬とその副会長・鶴竜が休場という事態になったため、実に15年ぶりにテレビで相撲中継を見ました。

力士さんの身体には負担なのでしょうが、やっぱりガチンコ勝負というのは見ていていいものです。

お人好しの日本人の観客は、品格のある、いい気合を感じられる相撲を見ることができれば、それだけで幸せな気分に浸れます、力士さんが日本人だろうが外国人であろうが関係ありません。

モンゴル互助会の「調整」とは距離を置いている力士さんにはこれからぜひぜひ番付を駆け上がってもらって、今の利権だらけのモンゴル互助会を解体し、以前の親睦会的な意味での集まりに戻して欲しいものです。

当ブログは、真剣勝負のスピリッツを持つ貴ノ岩と、もちろん千賀ノ浦部屋を熱烈に応援しています。

最後に、ツイッター上の声を掲載しておきます。

・・・・・・・・✂・・・・・・以下、管理人の独り言です・・・・・・・・・・・・・

モンゴルに日本式の学校を建てたのですか?へー立派ですね(棒)。

いまどき日本式教育を導入したモンゴル共和国の国力の弱体化は、残念ながらそう遠い未来ではないでしょう。

【参考】
貴乃花が政界進出?参議院議員に出馬して相撲協会改革シナリオは?
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千賀ノ浦親方はドラえもんな愛されキャラ!やさしい直筆が大評判

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