盗作疑惑の美人銭湯絵師・勝海麻衣に学ぶ「有名になる方法」を解説

あなたは「何者かになりたい」ですか?

誰でも一度は思うことですよね、「何かすごい人になりたい」「才能を発揮したい」「出世したい」と考えます。

そのために努力すること、継続すること、自分を信じること、前向きであること、周囲を大切にすること……などなどなど、「考え方」や「心構え」に関する自己啓発本は多いです。

そんな精神論的ゴタクはたくさんだ!!

「実際に何をどうしたらいいのか」が、なかなか凡人の視界には入ってきません。

大抵の人は、才能そのものを磨くことに終始して、そのまま埋もれていってしまいます。

何者かになりたい……つまり自分の才能を広く世に知らしめるためには、今の時代、何をどうすればいいか?一体何が必要なのか?

この方法論を、最近炎上した銭湯絵師見習い・勝海麻衣さんをサンプルに解説して行きたいと思います。

【参考】

勝海麻衣(銭湯絵師見習い)の盗作パクリ作品!元モデルは経歴詐称も

湯島ちょこは銭湯アイドル 経歴や月収、漫画作品や絵の画像について

佐野研二郎は現在復活!東京五輪のパクリデザイナー新しい地図担当

花田優一の靴職人の実力や評判は?タレントなのか画家なのか




自分で出来ることは先に済ませておこう

「有名になりたい」と思うのなら、まずは己を磨きましょう、具体的にはスタイルと身だしなみを。

現代はビジュアルがすべて。芸能界では見た目が10割です。

テレビに出たいのなら、映像映えする人の勝ち。体型維持ごときでくじけているようでは、有名人になんてなれません。

そしてもちろん基本的なマナーも大切。きちんと挨拶できることだけでもだいぶ違います。

芸能事務所で業界のマナーや基礎知識などをいろいろ教えてはくれるでしょうが、周囲には「人を見る目」に肥えた、権力持っている人がたくさんいます。

だんだん垢抜けていけばいいのですから、まずはそういった人に悪い印象を与えないよう、外見と礼儀の印象をよくするように努めましょう。

芸能事務所に所属しよう

世の中はあなたが思っている以上に、新しい才能や刺激のある人材に飢えています。

そういう人材(カネになる才能を持っている人)がどこかに転がっていないかなーと、常にあちこち探しているのが芸能事務所。

東京だけでなく地方都市にも、芸能事務所は意外とたくさん存在しています。

どれだけ業界内に顔が利くのかは、その事務所にも得手不得手がありますが、まずはアタックしてみなければわかりません。

連絡をとって面接を受け、とにかく籍を置きましょう。熱意を超えたハングリー精神を見せることが何より大事。

とにかくあなたが求めて行動を起こさなければ、チャンスは与えられません。

勝海麻衣さんは武蔵野美術大学在学中に、芸能事務所に所属しつつ、大学や東京都内のイベントに、ファッションモデルとして参加しています。

この人も基本の努力(モデルの方の)はやってるんです。

最低ラインのステップはクリアしています。

芸能事務所に所属していれば、イベントなどの仕事をしてもらえるし、いろいろな助言もしてもらえます。

本業を磨こう

勝海麻衣さんは芸術とモデルの両方をこなしていますが、うーん、結局はどちらのスキルで売り出したかったのですかね?

インスタグラムを見る限り、モデルやタレントになりたかったと推測できます。

ゆくゆくは女優志望だったのか、ちょっと芸能界に入って玉の輿を狙っていたのか……少なくとも就職対策だったことは推測できます。

夢を見つつも、事務所のアドバイスに従い友人やライバルたちと切磋琢磨しつつ、モデルとしてのスキルを磨き、世の中に提示できるだけの経験と実績を、現実的に地道に積んでいきましょう。

マスコミ用の第2スキルをつけ足そう

ここまでやって、やっとスタートラインです。

この位置から、その他大勢のエキストラから頭一つ抜き出るには、どうしたらいいか?

答えは、マスコミやメディアに注目されるためのフェイクスキルを肩書きに加えることです。

マスコミや広告代理店が「あれ?この子面白いな?」と、履歴書を見て釣り上げてもらうためのフックをあらかじめ戦略的に仕込んでおきましょう。

勝海さんの場合、大学の専攻は「空間デザイン」で、絵画そのものをやっていたのかどーかはちょっと怪しいところですが、素人にそんな芸術の細かいところなんてわかりません。

本業のイメージとギャップが大きいほど効果高し!!ギャップ萌えを狙え!!

やっぱりなにか、基本的な経歴や学歴、もしくは趣味と関連づけてひねり出すのが良いでしょうね。

勝海麻衣さんの場合は、手ぬぐい首にかけて軍手はめて、全身ペンキだらけになりながら、廃れつつある日本の伝統・銭湯の壁画を描く「銭湯絵師見習い」という、誰もが「ええっ?」と思うような属性を自分に付与していました。

こんな美人芸大生が銭湯絵師見習い?何それ?と、誰もが好感を抱いて注目しましたよね。

超ブルーオーシャンのジャンルを選択した勝海さんの、完全な戦略勝ちです。

世間は、こういったギャップに弱いんですよ。

繰り返しますが世の中は、あなたが思っている以上に、新しい才能や刺激のある人材に常に飢えています。

世の中に注目されたいのなら、自分から話題性を提供する心構えを。

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周囲の人を巻き込もう

どんなか細いツテでもツタでもツルでもコネでも、引っ張れるものは引っ張りましょう。

人と人のつながりは意外とずるずるとつながっていて、たどっていけばその先に、意外な新天地が開けるはず。

勇気を出して、身近な人に自分の欲望を打ち明けるべきです。

勝海東一郎(医者)

勝海麻衣さんの父親であり、外科医です。

埼玉県にある「勝海外科」という開業医で、院長さんやってます。

勝海外科(かつみげか)

診療科目:外科、内科、胃腸科、呼吸器科、整形外科、皮膚科

住所 〒351-0115 埼玉県和光市新倉1-11-1

電話 048-464-2685

HP http://katsumigeka.or.jp/index.html

「モデル」として売り出すため具体的にどういう売り出し方をしよう?となった時に、所属事務所と相談し、勝海麻衣さんの学歴から、「マスコミ用に何か絵をかくスキルでアピールしよう」という流れにいなったかと思われます。

※追記:『TOKYO SENTO Festival 2020』に向けて仕込まれたタレントさんだったようです。

父親にも相談したのでしょう。

父親「お父さんの知り合いに銭湯業界のエラい人がいるから、その人に頼み込んで銭湯絵師なんてどうだろう?」

芸能事務所「COOL!!」

勝海東一郎さんと町田忍さんとは医者と患者の関わりだったようですが、そこから「うちの娘のプロモーションをしてくれないか」と持ちかけました。

父親は娘が可愛いというし、まあ、親バカだったんでしょうね。

その話がそのまま、丸山清人さんに流れ、勝海麻衣さんが弟子になって、湯島ちょこさんが追い出された、というわけです。

この流れを考えると、何かしらのお金が絡んでいるのでは?と感じざるを得ません。

町田忍(銭湯業界のドン)

やっぱりお医者さんの顔は広いですね。

日本銭湯文化協会理事であり、元警察官という異色の銭湯業界のドンと呼ばれる男性が引っかかりました。

銭湯愛や写真家としても有名で、多くのTV番組に出演し、銭湯好きじゃなくとも名前を聞いたり顔を見たことがあると思います。

以前から発言が批判されることも多く、有名バラエティー番組に出演した際、「ペンキ絵師は自分も含めて、丸山清人と中島盛夫の3人だけ」と紹介し、本来であれば名前を挙げなくてはいけない田中みずきさんを排除しました。

勝海麻衣さんの父親と懇意にしており、プロモーションを頼まれた際、さっそく丸山清人さんに依頼し、弟子入りの手ぐすねを引いてあげています。

そして、今回の盗作騒動では「アレンジしているから盗作ではない」と異例の擁護で大炎上です。

ここ大事です。

これから進出する業界で影響力と権力を持っているドンをまっ先に押さえること。

これができれば前途は洋洋!

業界トップを押さえておけば、ライバルを含めた邪魔な存在は、静かに自動的に排除し、潰してくれます。

どんな大富豪でも健康は自分でコントロールできないため、医者には頭が上がりません。

勝海さんの場合、ターゲットの健康(つまり生命)を握っている医者が自分の父親であったことがスーパーラッキー。

やっぱ医者って、強いですよねえええええええええ……。

しかし町田氏は現在、葛飾浴場組合会が主催するイベントに勝海麻衣さんへ出演オファーをしたところシカトされたことが話題になっています。

その際、葛飾浴場組合長は「町田氏は勝海麻衣さんの擁護を控えるように」と予防線を張っていました。かなり怒ってます。

つまりこれは、銭湯業界からも勝海麻衣さんと町田忍さんのつながりが示唆されているようなものですよね。

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才能や存在を潰された人たち

それでは、ライバルには表舞台から消えてもらいましょう。

湯島ちょこ(銭湯アイドル兼銭湯絵師)

銭湯好きな漫画家のアイドルという、なかなかな珍しい肩書きを持っている方です。

本人いわく、ペンキ絵を若い世代にも知ってもらいたい、技術や記録を後世に残したい、ということで、丸山清人さんの職場に見学に来ていました。

通っているうちに、とっても美人だからなのか、それとも筋が良いと認められたのか、丸山清人さんから「弟子になるか?」言われて弟子入りしました。

その後、勝海麻衣さんの盗作騒動で銭湯絵師というものが大きく取り沙汰されて、思うことがあったのでしょう。

丸山清人さんと勝海麻衣さんに、とても傷付けられた過去を告白しています。

湯島ちょこさんが丸山清人さんに弟子入りした後、結局は

「周りから反対された。弟子入りは冗談ってことで」

と言われてしまし、弟子入りは取り消しに……。

この時点で結構なことを言われても納得した湯島ちょこさんでしたが、直後に丸山清人さんは勝海麻衣さんを弟子入りさせているんです。

そして、丸山清人さんから

「町田さんに勝海麻衣さんを弟子にするように頼まれたから、今まで教えてたことはなかったことにしてね!」

と言われてしまいます。

さらにその後、勝海麻衣さんから、

キャラがかぶって迷惑してるから謝罪してほしい

とも言われたとtwitterで告発。

それ、湯島さんの責任なの^^;??

現在でも、丸山清人さんの弟子は勝海麻衣さんただ1人ということになっているので、怒りがおさまらない様子です。

田中みずき(銭湯絵師)

日本ペンキ絵師3人のうちの1人です。

ほかの2人よりもかなりメディアの露出もあり、知名度もある女性だと言えます。

もともと、会社員とペンキ絵師を両立させながら学んできましたが、2013年に独立してペンキ絵師一本で仕事するようになりました。

大学院生の時に、中島盛夫さんに弟子入りし、ずっとペンキ絵師の仕事をし続けてきました。

しかし、どうやら勝海麻衣さん推しの町田忍さんに非常に嫌われている様子で、日本ペンキ絵師3人の中に田中みずきさんの名前を挙げないなど露骨な態度をとられています。

つまり、田中みずきさんを潰して、勝海麻衣さんをのし上げようとしている空気が今回の騒動の裏側にはあるような気がします。

中島盛夫(銭湯絵師)

日本に残っているペンキ絵師3人のうちの1人です。

丸山清人さんの兄弟弟子で、同じ会社に勤めていました。

丸山清人さんとは、2018年まで一緒に絵の製作をするなどして交流を深めていました。

そしてこの時、もう1人の製作に関わっている人がいて、当時丸山清人さんの弟子として有名になりつつあった勝海麻衣さんです。

日本ペンキ絵師3人のうちの1人である田中みずきさんは、元弟子です。

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丸山清人(銭湯絵師)

御年83歳のペンキ絵師。

日本に残っているペンキ絵師は、丸山清人さん含めて3人しかいません。

現在、銭湯絵師として銭湯だけではなく、個人宅のお風呂にもペイントしたり、イベント活動など年齢以上に行動しています。

勝海麻衣さんは、銭湯業界のドン・町田忍氏の紹介により、丸山清人さんの弟子として公表されていました。

丸山さんも東京下町の昔気質の職人、義理と人情といったしがらみには逆らえなかったのでしょう。

しかしその後、勝海麻衣さんが盗作騒動の渦中の人物になります。

そして、銭湯アイドルであり、丸山さんの本当の弟子だった湯島ちょこさんが「もともとは自分が弟子だったのになかったことにされた」というツイートを投稿。

丸山清人さんは「勝海麻衣さんの父親に頼まれた町田忍さんに言われて、湯島ちょこさんにペンキ絵の知識を伝えたことはなかったことにします」と一方的に伝えられたと湯島ちょこさんから非難されました。

勝海麻衣さんを弟子にするからあとはよろしく!と手のひら返したとSNS上で大批判されていますが、ある意味板挟みになってしまった人物です。

↓↓↓邪魔な登場人物をけちらして黙殺して、こうった絵をパチリできればもうこっちのもの!!!

素晴らしいです!

医者の娘の美人モデル芸術家が、東京下町の古い銭湯の中で、日本の伝統を守るべく、こんな素朴なおじいちゃんに弟子入りしてペンキ塗ってるんですよ、なんていじらしいのでしょう!!

あとは芸能事務所が「うちのモデルにこんな面白いのがおりますよダンナ★」と各方面に売り込んでくれますので、興味を示した広告代理店が釣れるのを待つばかりです!!

もしかしたら、広告代理店のアドバイスやレクチャー、コンサルティングのようなものもあったかもしれませんね(笑)。

とにかく、こうやって「メディアがとびつく素材」が出来上がりました。

みんなよく頑張った、感動した!

あとは勝海麻衣さんを持ち上げて、みんなで儲けましょう!!

猫将軍(天才の壁)

しかし彼らは、ここぞという時に痛恨のミスを犯しました。

有象無象が束になってもかなわないのが本物の才能というもの。

一味がパクった虎の絵を描いた猫将軍さんは、大人気イラストレーターでありキャラクターデザイナー。

歌手の氷室京介のアルバムジャケットデザインを手がけたことがあります。

2004年に若手アーティスト発掘プロジェクトで通過、2006年には大阪で個展を開いてからは海外でも活動するように。

勝海麻衣さんがライブペインティングで描かれた虎の絵が、猫将軍さんが2012年に描いた虎に酷似していることを真っ先にtwitterで投稿しました。

なぜわかったのかというと、自分の絵の構図は通常のデッサンとは違い、狂った部分があり、その点が猫将軍さんの絵の個性。

今回の勝海麻衣さんの絵の構図は、丸写しと言っても過言ではないくらいに似ています。

直接、勝海麻衣さんから謝罪メールを受け取りましたが、あくまで盗作ではないスタンスを貫く勝海麻衣さんに怒り心頭状態です。




まとめ:先に才能あってこその人脈

非常に手際がよく、あざやかです。

所属事務所の入れ知恵アイデア、医師である父親のコネ、業界のドン、銭湯絵師見習い、広告代理店、そして晴れ舞台であるライブペイントへ……。

勝海麻衣さんもそれなりに軌道に乗っていたと思うんですよ、ちゃんと絵の勉強をして一世一代のお披露目イベントであんなパクリなんかやらかさなければ。

猫将軍さんほどの才能はなくても本業をきちんと磨いていれば、売り出し方はそれなりにあります。

実際的には、アーティスト・タレント気取りで賞をもらったり、モデル活動してる人は、枕営業が多いものです。

音楽系も美術系も書道系も、ジャンル問わずです。

その業界で影響力を持っている推薦者みたいな人に気に入られれば、けっこう簡単に芸術家になれてしまうし、賞も取りやすくなります。

現実と「何者かになった自分」とのギャップを埋めるため手っ取り早い手段が、コネ、カネ、枕。

だから、コミュ力なんですよ。

コネを作るのもカネを渡すつながりも、そして極論すれば、枕もコミュ力のうちといえばコミュ力のうち。

たいていの音楽家は音楽教室の先生やピアノ教師になるし、たいていの美術大学卒業生は零細っぽいデザイン会社に入るとか、ちょっとデザインに関係した仕事に就くけど、結局はぱっとしません。

これが、多くのまじめに音楽や美術やってきた学生の「その後」です。

アイドル的に芸術家活動や、身ぎれいにしてメディアに出てくる人達は、はっきりいって枕系。

もちろん全てがこんな状態とは言いませんし、きちんと運営されている賞タイトルもあるのでしょうが、残念ながら美術・音楽・伝統芸能系と幅広い分野においてはこれが現実。

力のある先生に媚びて政治家に推してもらって、その他大勢から抜け出して好きなことだけやって生きていくなら、賞をとって芸術家としてハクをつけるやり方が王道です。

こういう賞を一回とればそれが元となり、他の賞もとりやすくなります、サノケンさんがいい例です。

※つーか多摩美大では、目の前にコネのカタマリが教鞭とってるわけでが、飲み会の席を設けてサノケン氏にアクセスしている学生さんたちは、果たしでどれくらいいるのでしょう?

どこの業界にも御用芸術家みたいなのばかりで、一回とった賞の実績で判断したり、自分たちで勝手に権威のための権威を作ってます。名誉のタネとメシのタネ。

こういう世界にくい込むのが、「何者かになる」ためのゴールデンパターン。

まあ、サラリーマンの世界でも似たような部分はありますよね。

ほんとうにいいものを見つけよう、発掘しよう評価しようとする人もいなければ、そういう目のある人は、きらびやかな表舞台にはおりません。

勝海麻衣さんは父親のコネがあったので身を汚さずに済みましたが、経歴がこれ以上ないほど汚れてしまいました。

当ブログでは、現実世界における努力と並行しつつ(←ここ大事)、早いうちにインスタグラムを始めることをおすすめしています。

グランプリはコネの人に持っていかれるかもしれませんが、履歴書にインスタのアドレスを記載しておけば、本当に才能を発掘している審査員やその周辺の関係者など、思いがけないところから声がかかるかもしれません。

しかし、何をやるにしても、まず中心となる作品をきちんと仕上げましょう(ほんとここきちんとやってる人少ないです)。

【参考】

勝海麻衣(銭湯絵師見習い)の盗作パクリ作品!元モデルは経歴詐称も

湯島ちょこは銭湯アイドル 経歴や月収、漫画作品や絵の画像について

佐野研二郎は現在復活!東京五輪のパクリデザイナー新しい地図担当

花田優一の靴職人の実力や評判は?タレントなのか画家なのか

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